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同志少女よ、敵を撃て



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【この小説が収録されている参考書籍】
同志少女よ、敵を撃て
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)

同志少女よ、敵を撃ての評価: 4.08/5点 レビュー 575件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全428件 61~80 4/22ページ
No.368:
(5pt)

手に汗握る緊迫感のある世界が ...... 本当の敵とは ......

『同士少女よ、敵を撃て』は、2021年に『アガサクリスティー賞」、2022年に全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」を受賞し、直木賞候補にも選ばれた作品である。
 第二次世界大戦中に、母親をナチスドイツに殺された少女がソ連赤軍の女性狙撃手として成長し激動の時代に巻き込まれていく大作である。
 狙撃のシーンを含め戦場の描写に臨場感と迫力があり、読んでいるとまるで自分もその場にいるような錯覚に陥ってしまうほどである。
 人間の細かな心理描写が巧みで、主人公をはじめ登場人物たちの人間模様が見事に描き出されている。常に読む者に人間としての価値観や尊厳を問いかけてくる。
 文庫本では600ページ近くある長編であるが、読み始めると作品に引き込まれどんどん先へと読み進めたくなってしまう。
 主人公をはじめ登場人物一人一人が個性的で魅力がある。そして、女性狙撃者どうしの友情と絆に感動させられる。
 人の命を奪うだけでなく人の人生を大きく変えてしまう戦争の悲惨さ、母国を守るために殺人行為が正当化される理不尽さ、女性への差別と性暴力、愛と憎しみなど、様々なことを考えさせられる重厚な作品に仕上げられている。
 現在もウクライナとロシアの間では、戦いが続き多くの命が失われている悲惨な現状を考えると、悲しい気持ちになってしまう。
同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)より
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No.367:
(5pt)

面白かったです。

旧ソ連側に立って、第二次世界大戦をテーマにしたお話です。
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No.366:
(5pt)

戦争小説の最高傑作。

戦争を舞台にした小説は、二種類に大別されると思う。歴史的事実に依拠しているが物語の面白さに欠ける作品。そして、躍動的な物語が綴られてるが歴史的事実が欠如していて、どこかファンタジーのように感じられる作品。
本作は、歴史的事実と物語的面白さという非常に難しい両極をどちらも損なわずに書き上げた名作である。
独ソ戦、人類史上最初で最後の絶滅戦争。正義も倫理もなかった、あの究極的な戦争を、本作は、一つの狙撃小隊を通して描き通している。迫力があり、恐怖が香る刺激的な戦場の描写と、国家主義と戦争犯罪のシーンが交互に現れ、読者の心をかき乱す。
平坦で刺激不足になりがちな戦争小説で、ここまで魅力的に描き上げたのは、本作のみだろう。
あの絶滅戦争について学ぶ上でも、戦勝を学ぶ上でも、女性の生き方を学ぶ上でも、最高の作品と言える。
ぜひ一読を。
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No.365:
(5pt)

射撃の瞬間の境地。自分の内面は限りなく無に近づき、果てしない真空の中に自分だけがいるような気持ち。

本書が単行本として発表されたのが2021年11月、その3か月後の2022年2月、ロシアがウクライナに全面侵攻を開始したことで、ロシアの女性射撃手を主人公とした本書の立ち位置が必要以上にデリケートな反応を引き起こし、著者は「書かなければよかった」と何度も本気で思ったといいます。
 ところが本書を読みだすと、そんなことは全く気にならず、たまたまロシアとドイツとの熾烈な戦いという史実が舞台設定に選ばれただけであり、それがどこの戦争であろうと、戦争が引き起こす悲惨さ、自国を守るため殺人行為が正当化され評価される理不尽さ、いつ死ぬかもわからないという狂った状況下でのハイテンションな状態から発生する戦争犯罪といったものは、いつの時代においても起こりうる、ある種、普遍的なテーマでもあり、そこに魅力的なキャラクターたちが登場し、読者を惹きつけてやまない物語の牽引力により、なるほど、本書が読者から高い評価を受けベストセラーとなったことも納得の内容です。
 本書には印象的なセリフがいくつかありましたので引用し、本書の雰囲気をお伝えしたいと思います。
「射撃の瞬間の境地。自分の内面は限りなく無に近づき、果てしない真空の中に自分だけがいるような気持ち。そして獲物をしとめた瞬間の気持ち。そこからいつもの自分に帰ってくる感覚」
「自分が何を経験したのか、自分はなぜ戦ったのか、自分はいったい何を見て何を聞き、何を思い、何をしたのか、それをただ伝えるためだけに話すことができれば、私の戦争は終わります」
「丘の上に立つ人間に見える地平を見る」
「戦争を生き抜いた兵士たちは、自らの精神が強靭になったのではなく、戦場という歪んだ空間に最適化されたのだということに、より平和であるはずの日常に回帰できない事実に直面することで気づいた」
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No.364:
(5pt)

まさにはまってます。

長いけど、読む価値はある。
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No.363:
(4pt)

逃げなかった作品

今流行りの異世界モノに逃げれば、もっと楽に書けたのだろうと思うのですが、実際の時代、国、戦争について、キチンと取材をして書き切られたところに、とても好感を持ちました。
こういう努力をする作家さんが、評価されて嬉しい。
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No.362:
(5pt)

リアルで面白い

主人公の視点からの戦争の体験記がとてもリアルで面白かったです。
まるで戦争の中に入り込んだ感じでした。
また、主人公の心の揺れ動きにも感動しました。
戦争の愚かさを感じるさせる作品でもありました。
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No.361:
(5pt)

最高

めっちゃ面白いですこれ
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No.360:
(5pt)

すばらしい

通勤電車の中だけでの読書ですが、通勤が楽しみになるような見事な作品でした。
訓練学校や戦場でのリアルな描写。スナイパーの銃、照準を合わせられた敵。まるで高いところから俯瞰しているような臨場感がありました。傑作です。
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No.359:
(5pt)

ここ数年読んだ本の中ではピカイチです。

500頁を超える長編だが読み始めるとグイグイ引き込まれてしまう。
殺人マシーンに育てられていく女性狙撃手の心理描写、多数の資料を読み込んで綿密に組み立てられた
状況描写、見事ととしか言いようがない。
独ソ戦が舞台であり、書いたのが日本の作家でしかも30代というのにも驚いた。
近頃読み応えのある本に遭遇していないなあという方、是非ご一読ください。
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No.358:
(5pt)

読みやすい作品

史実に沿っているのだと思いますが、不要な蘊蓄もほとんどなく、ストレスなく読める良質な娯楽コンテンツと思います。
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No.357:
(5pt)

この作品を映像化して欲しい

歴史の教科書には描かれないナチスとソ連との凄まじい戦争の中で、女性スナイパー達の戦いと成長と友情と葛藤に思わず胸が熱くなる物語でした。
目の前に戦火の情景と少女達の心情がくっきりと浮かび上がる素晴らしい描写を、実写映像でぜひ表現してもらいたいです。
映像大手の企業の皆さま、よろしくお願いします。
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No.356:
(5pt)

敵とはなにか

最後の最後、自分の信念を弾丸に込めた主人公に拍手を。最後に自身の信念を貫き示したフリッツにも敬意を。戦争ものだけど、とても読みやすかった
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No.355:
(5pt)

圧巻

これを新人が書いてしまったというのが凄いなぁと思います。
読んでて飽きないのに、読むのにむちゃくちゃ時間がかかるこのボリューム感。
戦争モノではあるのでそちらのファンにも読ませますし(狙撃スコープのミルとかさすが元プロ)、
逆に女性が戦争で被った被害とは何なのかの面でもきっちり読ませる「戦争は女の顔をしていない」を彷彿とさせ、リベラル方面も唸らせるであろう書き様です。
また、誰か一人やどこかの団体がヒーローヒロインでも無くて(主人公除く)、戦争ならではの汚らしさや極限も描かれていながら、
さらには同期や関わる兵を多数登場させながら、
発散せずにまとめ上げてるとか、もう圧巻です。
間違いなく傑作です。

最後に。
主人公、ハッピーエンドか死んでしまうか、どちらかなぁ、前者だと良いなぁと思いながら読んでましたが、
人知れず(いや知られて)、伝説の鬼として引退して生きてるみたいですね…
アルプスの少女ハイジのおじいさん状態。ただしハイジは来ませんが。
ちょっと可哀そうでした。

なお…何も知らずに読んでて、何だか「戦争は女の顔をしていない」に似てるなぁと思ったら、著者が「戦争は女の顔をしていない」を読んで感銘を受けて本作を書いた模様ですね。
なるほど。
そういえば、「永遠の0」も「大空のサムライ」と「壬生義士伝」を足して2で割ったみたいだなぁと思ってたら、著者がそんなのを書きたかったとの事…
さらに三島由紀夫の作品にそんなん2つほど思いつくのあったな…
どうしても影響は受けるのですね…
もっとも本作は、雑な所が無く(失礼)、凄く高度なレベルで読ませる一作だと思ってますが。
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No.354:
(5pt)

良いと思います

まだ読んでません
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No.353:
(4pt)

隠されたテーマ

戦争を題材とした感動的な歴史物語。というのがこの小説に対する一定の評価のようですね。
確かにそういう側面はあります。否定はしません。
でももっとわかりやすく伝わりやすい、しかも一定の層にアピールする簡潔な表現があります。
それは「歩兵版ガールズ&パンツァー(実弾仕様)」です。
いかがでしょうか?
面白さはお墨付きのようですので興味のある方は是非読んでみてください。
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No.352:
(4pt)

女性狙撃兵の物語

ソ連(現ロシア)の女性狙撃兵を題材にした作品.
主人公はソ連軍に属しており,ナチス時代のドイツ軍と激突している.

(現在のウクライナ情勢を考えないこととした場合,)女性目線での戦争小説としては,十分に読み応えがあった.

これまで見たことがなかった時代背景や設定だったので,興味深く読み進められた.
この作品でも,戦争の理不尽さや悲惨さを痛感させられた.
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No.351:
(5pt)

少女が撃った"敵"

戦争によって、自分の生まれ育った村が全て焼かれた主人公の少女の目を通して、ソ連対ドイツの戦争が鮮明に描かれます。
そこには、善いものが悪いものを倒すという単純な物語は存在せず、複雑な関係性によって揺れ動く善悪があり、明確な"敵"が存在しません。
最後に、主人公はある答えを得ます。それが何かなのかは読む人によって揺れ動くかもしれません。私にとっては素晴らしい答えだと感じました。
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No.350:
(5pt)

タイトルと装丁で思っていたのとは全く違った。読んでよかった傑作。

タイトルが「同志少女」で装丁に美少女。本屋に良く平積みにしてあった話題作なので手にしてみたが、読む前は嫌な予感しかしなかった。
しかし、これが大きく裏切られた。作者の筆力は確かなものであり、あっという間に世界に引き込まれた。実際の戦争事実をベースとして展開されるために世界観は重厚である。が、その中で発生する様々事象はキャラクターを浮かび上がらせながらスピーディーに進行する。男女や出自による差別、戦争悲劇など多くの要素をちりばめながら、ストーリーとしては一つの太いラインを踏み外すことなく最後まで書ききっている傑作だった。非常に満足できた作品。
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No.349:
(5pt)

揺らぐ信念と命の意味を考える

主人公の置かれている状況が目まぐるしく変わる中で、敵や仲間もどんどん死んでいく。敵とは何か、自分の従うべき信念はなにかと主人公が考える様に、普段は考えない命のテーマを考えさせられた。戦争によって女性への酷い扱いが起きたり、生き残った優しい人の心までも蝕んでいってしまう。これらのことは目を背けずに知っておくべき現実なんだと感じた。
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