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同志少女よ、敵を撃て
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同志少女よ、敵を撃ての評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全428件 21~40 2/22ページ
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| NHKでの紹介番組を見て入手し、読みました。夢中になりました。意識したわけではないのにウクライナ戦争との同時性もあって、夜に読むとその後、眠れず後悔しました。大変、興味深く、ドキドキする作品でした! | ||||
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| 大号泣して読んだ。感動した。心をつかまれた | ||||
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| 元々本屋大賞受賞作ということで、この本のことは知っていましたが、海外が舞台の戦争ものということで敬遠して読んでいませんでした。今回同じ作者さんの「ブレイクショットの軌跡」を読み、大変面白かったので、オーディブルで聴きました。 今まで敬遠してたのがもったいなかったと思うほど面白かったです。 戦争題材なので、聴いていてキツイところもありましたが、時代考証なども丁寧にされている様子で、最後まで一気に聴きました。 本も面白かったですが、青木瑠璃子さんの朗読も素晴らしかったです。多くの登場人物をキチンと演じ分けていて、おかげで人間関係やキャラクター設定もすんなり頭に入ってきました。プロの声優さんの力量の凄さにも感動しました。青木さんの朗読作品を他にも聴いてみたいと思いました。 | ||||
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| 第二次大戦の中でも過酷を極めると言われた独ソ戦。そこでソ連側の狙撃兵として訓練を受け、実戦で 闘った一人の少女セラフィマの一生が描かれた力作である。作者の背景はよく知らないが、戦闘シーンの 詳細や独ソ戦の史実を実に濃密に描き切っている。セラフイマだけでなく同様に狙撃兵として育てられる 幾人かの少女、そして鬼のように厳しい教官イリーナたちの人生も深く取り上げられる。冷酷に人を射殺する ことに特化された彼女たちの生きざま、そして巻末で作者が焦点を当てる女性ゆえの悲劇。独ソ戦を舞台に 日本人作家がこれまでの作品を描き切っていることが驚異以外の何物でもない。ただ、敢えて一つ 指摘させてもらえるなら特に前半から中盤にかけて出てくる登場人物たちのセリフの「軽さ」、別言すると 過酷な戦いの中での「非現実性」である。この作品自身がそのような「軽さ」を売りにするものではない だけに、自分には非常に残念に感じた。 | ||||
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| ずっと読みたかった作品で、文庫化されてようやく購入。 期待が大きかったぶん、正直そこまでの感動はなかった。 というのも、ある程度リアリティを重視しているためか、スリリングさやドラマチックな展開がやや控えめに感じられた。 とはいえ、安易なお涙頂戴や、無駄にちょい役の背景描写にページを割くようなこともなく、全体としては読みやすかった。 ただ、そんなロシアが「日ソ中立条約」を一方的に破棄し、日本がポツダム宣言を受諾した8月15日以降も侵攻を続け、 南樺太を占領したという事実を思い出すと、少し気持ちが冷めてしまう。 それでも、戦争がいかに理不尽で悲しいものかは、改めて強く感じさせられた。 | ||||
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| セラフィマの生き様、しかと見届けた。 | ||||
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| ロシアがウクライナに侵攻した時期に発売されたこともあり、とても記憶に残っていました。 もちろん内容には今回のウクライナ侵攻は関係ありませんし、ロシアを賛美しているものでもありません。 ただ物語の舞台がロシアだというだけです。 スナイパーとなった少女が敵兵を狙撃するからこのようなタイトルなのだと思いましたが、やはりそう安易なものではなかったです。 非常に面白く読め、3日ほどで読了しました。 昨今のロシアの政治や行動に嫌悪感を覚えてしまうのは無理もありませんが、本作は別物と捉え、まだ読まれていない方は一度読んでみることをおすすめします。 | ||||
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| 途中が少し間延びのような感覚があったが、全体的にまとまっていて読んだあとには読んで良かったと思わせてくれる気持ちになった。 | ||||
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| 数年前からずーっと本屋の入り口に置かれていて、話題なのは知っていたのですが、イマイチ引きとなるトピックがなかったので読まずにいた作品です。重い腰を上げて読んでみると、めちゃくちゃ面白くてスラスラ読めました。 第2次世界大戦時の女性狙撃部隊を題材としており、狙撃描写のかっこよさ、戦場での苦悩、復讐心など様々な要素が綺麗にまとまっています。名言や印象に残るシーンも多く、読み終わった後には必ず何か残ると思います。 | ||||
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| 何が敵で何が目的なのか。常に自分にも置き換えられる。 素晴らしい作品。 | ||||
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| 主人公セラフィマの復讐譚であり成長譚なのはむろんですが、読んでから3年あまりであらめて感じるのはシスターフッドの厳しくも切ない物語だということです。 シスターフッドについては、単行本の帯でもすでに挙げられていましたが、ストーリ上の重要な横糸だと思います。 ただ、エピローグは私的には少し違和感を感じました。こういう結末でいいのかな的な。 もちろん作者の意図をどう受け取るかは個々の読者の主観です。 作品の評価を変えるものではありません。 実は、ロシアのウクライナ侵攻が始まった直後に単行本で読んだのですが、ニュースで飛び交う地名が本書の中でいくつも出てきて、妙なリアル感を覚えた記憶があります。 もう一つ私が評価するのは、文章が非常にビジュアルなことです。 情景がありありと脳裏に浮かぶのです。すごい筆力だなと思いました。 最近、コミカライズもされましたが、さもありなんです。 なお、本書にも引用されていますが岩波新書の『独ソ戦』を併読するのを勧めます。 | ||||
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| 面白かった。 今のロシアとウクライナの関係を考えると複雑な気持ちになりますが、物語は一読みの面白さだと思います。 | ||||
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| 21世紀現在。ちょうどこの物語と同じ舞台の国がかつての連合国と戦争を始めてしまった。それは一旦置いておいて、舞台は第2次世界大戦。ある目的のために狙撃手となり戦争へ行くことになった少女。この彼女の心に決めた目的。それは大事な人をも制裁するという結果に。戦争はダメだ。戦争から帰還した者でも、まともに暮らせている者はほとんどいない。英雄?それはただの一瞬だけ。全ての日本の子供達への必須教科書としてオススメしたい。 | ||||
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| これは読み進めていくと、どんどん人が死ぬ。その度にヒロインセラフィマが感じた事をつづる形式だけど、1つ1つが実に重い。殺人者として養成された女性兵士が、ぶつかる苦悩や葛藤が生々しく語られて、その濃密さには圧倒された。 女性が殺人機械として生きて行く事を、これだけ強烈に描き切った本作は、真の賞賛に値すると思った。恐らく誰の心にも響く感動作。 | ||||
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| コミックを購入し、続きを知りたくて文庫本を読みました。 この作品の本領は、第6章の終わりからエピローグだと思います。 率直に言って、発端から狙撃兵学校、スターリングラードからケーニヒスベルクに至るストーリーは月並みに感じました。 狙撃兵が登場する戦争映画から拝借したと思わせる部分も多く、戦争小説としては力不足に思えました。 しかしケーニヒスベルクの陥落からストーリーが急展開し、作者が主人公の狙撃兵をあえて少女にした意義(=題名の意義)が明らかになります。 そして『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ)に結びつけるエピローグで「戦争と女性」という作品全体のテーマがしっかり描かれます。 かりに日独で戦争と女性を描くなら「戦争の犠牲者」、米英なら「銃後の貢献」といった内容になると思われます。 しかし、実際に多くの女性が前線の兵士として従軍したソ連軍を舞台にすればこそ、男性と共に戦った「戦争の顔をした女性」が描けたと言えます。 戦後の少女たちは栄光や幸福とは縁遠いように思えます。戦争を起こし戦後にそうした環境を作ったのは男性と従軍しなかった女性です。その意味で少女たちは戦争の犠牲者です。 その一方で、主人公たちは多くのドイツ兵を射殺したという意味では、他国の女性のような一方的な被害者とも言い難い存在です。 作者は、狙撃兵だった少女たちの複雑な運命を描くことで、「戦争の顔をした女性」の悲劇と、その再生(スヴェトラーナの手紙と村の少年との交流)で物語を閉じたと言えます。 戦争小説というより、「戦争と女性」という切り口で読めば作者の意図がより良く理解できると思います。 | ||||
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| 女性狙撃主の物語と聞いたときはエンタメよりかなと思っていたが、人間として大切なことはなにか考えさせられる物語だった。戦争なので多くの死があるが、変に感動的悲劇的に表現されることなく淡々と表現されるところが良く、それ故にこんな恐ろしい戦争は早くなくなって欲しいと思った。 タイトルもこれしか考えられない。 | ||||
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| 寝食を忘れて読むことができる本です。読後感もよく最後には少し泣きそうになりました。 「独ソ戦」(大木毅 著)は、あらかじめ読むことをオススメします。事前に読んでおくと理解度が一気に上がります。 | ||||
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| ストーリーとしてはあるあるだが、描写が面白いので、飽きはなかった。 | ||||
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| 時代背景をよく知らなくても問題なく読めました。話の展開のテンポも良いです。 作者は多くの文献を読まれてこの小説を書かれたみたいです。時代考証がどこまで正しいのか、フィクションなのかわかりませんが読み進めていくうちに引き込まれていきます | ||||
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| 読了後、胸に残ったのは「撃つべき“敵”とは何か?」という問いだった。 ドイツ軍や個人の敵意を描くだけでなく、人が理性を失っていく過程そのものが、じわじわと狂気を帯びて描かれていく。そこには戦争の恐ろしさと、それが人間性をどう崩壊させるかが容赦なく刻まれていた。 セラフィマが変貌していく様子、スコアに夢中になる狙撃兵たちの姿は、決して遠い異常ではない。“成果”に酔って目的を見失う──そんな危うさは、現実にも通じると思った。 印象に残ったのは「狙撃兵は物語を持つ。そして相手の物語を理解した者が勝つ」という一節。戦場に限らず、人間関係や仕事においても応用できる深い言葉だ。相手を“理解しようとする姿勢”が、真の意味での勝利を導くのではないか。 戦場を舞台にしたフィクションでありながら、読者自身にも“自分の中にある敵”や“暴走の可能性”を問いかけてくる。 本作のタイトルは、単なる命令形ではない。 「敵とは誰か?」 「本当に撃つべきものは何か?」 この問いが、作品全体を通じて静かに響いてくる。 娯楽以上の体験をもたらしてくれる、学びと内省に満ちた一冊だった。 | ||||
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