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同志少女よ、敵を撃て
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同志少女よ、敵を撃ての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 21~40 2/3ページ
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本を読み切れたことの少ない私が完読できたから面白い作品なのだろうと思う。 でも、これが本屋大賞?一年間で一位?と、この作品に与えられた評価を考えたときに、正直そこまでの作品か??と思った。 言ってしまえば、恐ろしくありきたりなストーリーだったと思う。 良く言えば王道。悪く言えばステレオタイプ。どっちかというと後者の風味を強く感じたわけではあるが。 ソ連視点っていうのは目新しく感じたが、そのほかの点に関しては巷にあふれるWW2を題材にした、それなりに売れてる作品と大差ないのではないでしょうか。 なので、評価は3。 個人的にはあんまり合わなかったって感じですかね。 | ||||
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ロシアウクライナの終わらない戦争がとても悲しく、少しでも知りたいと、中身とかよく知らずに購入をしました。 フィクションではありますが、戦争の悲惨さ、残酷さを感じるには是非読んだほうがいい一冊だと思います。 戦争は男性だけのものではありません。男性の歴史の裏で苦しむ女性、それぞれの立場からの理不尽さ、分かり合えないもどかしさ、戦争が残す傷は、爆弾による物理的なものだけではないのだなと思いました。 | ||||
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これまで目にしてきた狙撃兵の物語は、洋の東西を問わず過酷で常軌を逸していた。 一方、本作。 大戦中にソ連軍に実在していた女性狙撃部隊が題材とはいえ、やや華やかに甘ったるく描きすぎではないかと終始違和感がつきまとう。 さらに終盤のケーニヒスベルク攻防戦では「これなんてメタルギアソリッド?」 最終盤の主人公と上官の行動~関係性の変化に至っては「いやいや、そうはならんやろ...」と呆れてしまった。あまりにリアリティがなさすぎる。 サクサク読めるのはラノベ的だし、個性ある女性キャラが豊富なのもなんだかアニメ的で、そこを意識しすぎなのでは? もっと骨太な戦争小説を期待していただけに肩透かしをくらった思いだ。 あと、ムダに長いのも気になった。 | ||||
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カバーの絵が子供っぽ過ぎて小説の内容とマッチしていない。 | ||||
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戦争の中で変化していく少女の心情や、戦争の悲惨さが歴史資料と共にわかりやすく描かれている。 ただ、戦況の紹介や作戦にページを費やしているように感じ、もう少しシンプルにまとめて読みやすくなっていればなお良かった。 | ||||
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想像よりは軽めで、女性兵の描き方はややラノベかアニメぽい印象もあり、星2つ減点しました。第二次大戦のノンフィクション的なものは期待しないほうがいいと思います。 | ||||
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登場人物がほとんどすべてが女性で、まさに女性の顔をした戦争です。文章力も高く、ストーリー展開も劇手だと思います。 しかし、残念ながら「軽さ」を感じます。題材にもかかわらず、ライトノベルのように思いました。理由としては、登場人物の性格が書き分けられていない、作為的な人物設定、ステレオタイプ的な言動、セリフが軽い、劇的な構成を作りすぎる、など気になりました。たとえるなら、これはガンダムやSFの世界、リアリティーがありそうでリアリティーにかける小説のように思います。(ハリウッド映画にも通じますね) そのような小説がこのような思いテーマ、戦争と女性を扱ってよいのだろうか、とも思いました。 女の顔をした戦争ではありますが、作り物感がすることが残念です。(まあ、小説は作りものですが) | ||||
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戦争って、どちらか一方が圧倒的に悪いとかない。誰かを主人公にするときは、自分側の正当性が誇張されがちだと思うけれど、この物語はできるだけ客観的に描かれていたのかな、とは思う。時代とか状況とかで物事の価値観は変わるから、何が正しいとか判断できないし、戦争に勝ったからそれで救われるということでもない。 文章自体は読みやすいが、この感情移入のしようがなく何が正しいのかよくわからない混沌とした世界観は、正直読んでいて疲れる。今後の戦争のない世界のためには読んでおいたほうがいい類の話なのかもしれないけれど、できれば見たくないし、蓋をしておきたいような辛いお話だった。 | ||||
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おもしろいと言えばおもしろいが、子どもを撃つことや戦場でのレイプへの抵抗が(それ自体は人として自然だし、持っているべきだろうが)現代的・21世紀的で違和感がある。また、もともと優秀なスナイパーなのは分かるが、最後が「超人」的な活躍。アニメ化を意識しているのか?拷問からの脱出劇もあんなにイージーだと、なんだかなあ。 それまで緻密、リアルな描写が多かっただけに、ここも違和感。 親の仇、イエーガーが実際に対峙するとヘナチョコなのも、妙な印象。 とは言え、その辺りの細部にこだわらなければ、テンポはいいので、一気に読める。 | ||||
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レビューに期待し過ぎました。 時代考証を始めとして、史実を忠実に踏まえ、よく調べて書かれていると思います。 レトリックとしては、まるでロシア人作家の小説を翻訳したかのような雰囲気の筆致。 でも残念ながら私の期待したものではありませんでした。 | ||||
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史実を引用している割にはファンタジー色が強く、所々に強い違和感に襲われます。 二度と読まないと思う。 | ||||
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第二次世界大戦下の、独ソ戦で実在した、女性狙撃兵をテーマにした小説。読者の心を掴む力のあるデビュー作だとは思いますが、これほどまで話題になる理由がわかりません。 それは、この小説の「売り」がイマイチ理解できないからだと思います。 キャラはどこか気移りしがちで感情移入はできず、 構成については後半が尻つぼみ気味で勢いに任せがち。 テーマがいいのかといえば、これは現代的な視点でジェンダーを描いたに過ぎず、読み切っても腑に落ち切らない(ソ連軍独自の、女性兵のあり方とは結局?)。 戦闘シーンの描写は巧みですが、「売り」ではないと思います。 デビューするにはこれで十分なのかもしれませんが、これほど大きく取り上げられるべきではないような。 話題化には、マーケティング的な出版社・書店の思惑があるように思えますが、時事を踏まえるなら売るべき本は他にあるでしょう。 なお、本書を読む予定の方には、「これを読んで歴史を知った気にならないこと」「エンタメ小説を読むつもりで本を開くこと」を強く、強くおすすめいたします。 以下、余談。 Amazonで、「日本人の作者が描いた駄作」というレビューがありますが、賛同しかねます。日本人が外国をテーマに小説を書いてはいけないのでしょうか? そうおっしゃる方は、自国のことではないテーマ、かつ史実に創作が混じっているのがお嫌なのでしょうから、ノンフィクション作品のみ読めばいいのだと感じます。 | ||||
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まず、本作は史実を元にしたミリタリーフィクションの本屋大賞受賞作である。という事を念頭に読むことをお勧めします。 アクションの造作やストーリーの悲壮感、仲間との連帯、死、女性兵士目線での戦争物語。とても楽しく読ませてもらいました。 「同志少女よ、敵を撃て」も狙い済ましたタイミングで、読むと気持ちよくなれます(オチは面食らいましたが、まぁフィクションなので) ただ題材が題材なので、ドキュメンタリや軍記物として読むと違和感があるのでそこはご注意ください。“戦争は女の顔をしていない”や“ペリリュー”または“応化クロニクル”系とは違うベクトルの作品です。それだけ念頭にあれば楽しめるかと思います。 | ||||
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良く史実を研究している。時節柄現在のウクライナ状況の理解が深まった。初めの導入部は圧巻。 ただ、途中の部分はやや単調で読むスピードが落ちた。日頃は日本ではやや縁遠い1941-1945の独ソ戦が身近になり理解が深まった。 今のウクライナ問題に興味ある人には一読の価値あり。 | ||||
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入念な下調べの末に書かれた、少女を主人公にした戦争小説。 重厚で面白いと思う。 でも、ウクライナ戦争を実際に目の当たりにし、ロシア兵による組織的な戦争犯罪を目にしてしまった今は純粋に楽しめなかった。 主人公の潔癖さが現実離れしていて、3年戦争を生き抜いてきた人とは思えない。 評価の高いラストバトルが一番現実感が無くて乗れなかった。主人公の行動も、行動原理も、最後に起こる事件の結末も。 そういうどんでん返しは全く求めてない。あれじゃただの殺人者にすぎないし、主人公は裁かれるべきだと思う。 局所麻酔の万能性も理解不能で、ドラえもんの秘密道具のよう。 また、エピローグもちょっと乗り切れず。 これだけの長い話を(ラストバトルが素晴らしいと言われ)期待しながら読んできたので、ちょっと残念だった。 ウクライナ戦争さえ無ければ、もっと楽しく読めただろうし、戦争犯罪をリアルタイムで目撃したくなかった。 最終章以外、特に前半3章が非常に面白かったので星三つ。 デビュー作でこれだけの密度の渾身の作品を仕上げてらっしゃって、素直に尊敬する。 戦争の悲惨さは現実が遥かに虚構を陵駕していて、そこが恐ろしい。 | ||||
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本屋大賞受賞ということで本屋にたくさん平積みされてたから気になって買ってみた。 個人的にはちょっと合わなかったかな。あまり登場人物たちに感情移入ができなかった。なんていうか、文章がかたい?すべて説明的?あまり詳しいことはわからないから偉そうに批評はできないけど個人的には登場人物の心情がもっと自然にスッと入ってくるような小説が好きなので戦争の説明的で硬い文章が多い本書は合わなかったと感じた。 しかし世界史は好きなのでロシアの情勢とか、第二次世界大戦の様子など興味を持つ場面も多かったのでこちらは個人的に調べてみようと思う。 また、狙撃兵の描写は臨場感があり圧巻だった。ここはかなりこだわりを持って書かれたのかなと感じる。 戦争という重いテーマを扱ってはいるがそこまで気持ちが沈むこともなくすらすら読めたが逆に単調にも感じる。帯や選評には圧巻のラストやらなんやらかなり期待を持たせた推薦文が踊っていたがそこで期待値が上がりすぎていたのもある。 ラストもそこまで予想を裏切られるとか感動の涙で文が読めないとかでもなく、するっと終わった印象。これは、私が現代人よろしくスマホひとつ持っていれば無料で吸えるドーパミンを浴びすぎた故に脳が麻痺している可能性もあるのでなんとも言えない。 今の時勢と表紙、タイトル、マーケティングの点でかなり惹かれる作品だった。 | ||||
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第四章「ヴォルガの向こうに我らの土地なし」ここまでは文句なしにおもしろいです。ただし、この後が不味い。冗長、とってつけたようなミサンドリー的な主張、ご都合的な展開と解決、大賞を取った作品とはとても思えません。エピロークは良く書けていたけど、本作品の受賞が時事的な背景に後押しされたことは否定できないですね。残念でした。 | ||||
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批判される内容として、主人公にとってあまりにも都合がよく物語が進むことが挙げられる。 これに整合性をつける見方を考えてみた。 本当の主人公は、劣悪な環境で育ち、孤独の中で訓練を受け、何の戦果も挙げれずに負傷して戦場を離れる。 しかし、スナイパーとして活躍する女兵士の存在を新聞で知り彼女と一緒に戦って戦果を挙げ戦場で女を虐げた男を見返してやれたらよかったと妄想してしまう。 だんだんこの妄想から抜け出せなくなってしまい、真実と思い込み戦後、新聞記者にしゃべった内容が今作である。 嘘を話し傷ついた己の精神を守ろうとした。 こう考えると不合理な部分も腑に落ちる。 窮屈な見方で申し訳ない。 また原作者の次回作も期待したい | ||||
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武器の知識が必要。映画『スターリングラード』を見ておいた方が良いです。 | ||||
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雰囲気で読了。 「火のついたタバコを口に含んだまま、田舎のロシア娘のように微笑んで、たどたどしいドイツ語でキスをねだる」主人公は只者ではない。 ところどころにある読者の気持ちを掻き立てる描写は上手いと思った。 | ||||
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