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船に乗れ! I 合奏と協奏
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船に乗れ! I 合奏と協奏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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友人に勧められてこの人の本をいくつか読んだのですが、全て退屈で、この怒りを友人にぶつけるわけにもいかず、ここに書きます。 つまらな過ぎる! 皆さん時間を無駄にせず、もっと素敵な本を読みましょう。 | ||||
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頭の中にスピッツの「楓」が流れてきます。切ない。青春の残酷さ、裏切り、そして不可逆性。TBSさん、孤独でナイーブな瞳を持つ素敵な若者たちで是非ドラマ化を。 | ||||
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正直、ストーリー事態は最も私が苦手とする類いのものでした。 主人公が受けたある裏切りは、狭量な人間である私には耐え難いもので、その時点で、既に本を置きたくなった程です。 私が同じ目に遭えば、自殺するか、一生恨みを引き摺りながら生きる事になるだろうな、と少なくとも読んでいる時はそう考えました。 その後それによって心を不安定にした主人公が犯してしまった過ちも、許されざる行いだと思いながらも、この状況の高校生に自制が可能な事とも思えず、主人公の自虐的な語りを読んでいるのも辛いものがありました。 そして全3巻を読み終わっても何一つスッキリするところはなく、現実らしいと言えば、まぁそうなのでしょうが、私が読み始める前に求めていたものは、正直何一つ獲られなかったと感じています。 ただ、それでこの小説が嫌いになったかと言うと、そう言う訳でもありません。 主人公の持つ若者らしい驕り、現実を知り、自分という人間の矮小さを知った後の卑屈さ、どちらも身に覚えがあり、共感せざるをえない感情でした。 ヒロイン的立ち位置の少女とその友人に対して、私の中で嫌悪感は残りましたが、それも含めて楽しめた……の、かなぁ? 正直自分でもよくわかりません。 | ||||
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3巻通して読みました。内容については他のレビュアーの方々が書かれている通りで、特に付け加える点はありません。 しかし、音楽を題材とした小説で「ベーゼンドルファー Bösendorfer」を「ヴェーゼンドルファー」、「スタインウェイ Steinway」を「スタンウェイ」、「プルト Pult」を「プルート」と何度も誤記(筆者本人の誤認識でしょう)しているのは致命的と思われます(重版では直されているのでしょうか?)。気にならない方にとっては、全く気にならない点ではあるのでしょうけれども。 | ||||
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買っても損ではないと思います。 主人公がどことなく、自分に似てるように感じてくる事でしょう。 読み終わったらそんな事ねぇなぁとしみじみ思うでしょう。 詰まらなくはないです。 | ||||
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とても興味深く読みました。当初、若い人の書き方かなと危惧していましたが、著者は年配になってから高校時代を振り返っているので、大人でも十分に楽しめました。若い人たちの音楽に、つまり美しいものに賭ける姿がいいです。音楽以外に、哲学の先生の授業が出てきて、この先生の話がとてもよかった。哲学は小難しい学問ではなく、人間がものを考える時の姿勢というか、筋道の付け方がわかったような気がします。音楽を演奏する側の苦労が描かれていて、やる方は簡単ではないですね。また、才能があるかどうかの悩みもあり、その中で一曲一曲仕上げていくプロセスがよくわかりました。 | ||||
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これは本当にすごい作品です。感動して涙が出ました。ハッキリ言って芥川賞よりも面白かったです。 映画、ドラマ、アニメ、何でもいいから映像化してほしい。 それと本作品で使われていた曲のCDも出してほしいな~ とにかく読め! | ||||
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おそらく自伝に近いのだろう、そうでなければあれだけしつこく「おじいさま」などとは書けないはず。 ストーリー自体には共感もしたし興味深く読んだが、ややくどい。 VとBの日本語表記を分けて書くのは構わないが、ヴェーゼンドルファーではない、Bです。 よく「ヴィバルディ」などと知ったかぶりして書いている奴が居るが、それと同じ間違い。 津島君の恋の先行きや美人ピアノ先生の昔話などはどうでもよいので2、3巻は遠慮することにします。 | ||||
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結構面白いです。久しぶりに音楽系の本を読んで楽しめました。またいい本があれば買いたいです。 | ||||
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まさかこれほどハマって3巻を読み通すことになるとは想いませんでした。 小説の中とは違うのに、自分の青臭かったころの様々な思い出と重ね合わさり、 胸が締め付けられるような感覚で陶酔しました。 クラッシックは好きですが、家族の中で私だけ楽譜も読めません。 (私にとって)音楽専門用語の奔流で描写されている演奏のシーンも 実にリアルに、迫力を持って伝わってきました。 その音楽の中で、登場人物それぞれが抱く背景の想いにかぶさるように 盛り上がる音楽に一緒になって感激してしまいました。 読み終えてしまったことがとても残念な作品です。 | ||||
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著者はヤングアダルト向きに書いたものであるが、 読み終えた後に感じたのは、人生経験が長い人ほど共感できる作品だと思う。 挫折したり、なにかを諦めたことがある人はぜひ読んでほしい。 学業であれ恋愛であれスポーツであれ…。 とてもリアルで、2巻からは胸が苦しくなる。 それでも止まらない、期待を持って読んでしまう。ハッピーエンドであってくれと… 今まで賞を獲得した作品や名作と呼ばれる作品を読みました。 もちろん読むのが楽しかったり、先が気になったり、いい意味で裏切ってくれた作品はありました。 ただレビューを書いたのは初めてです。 多くの人に読んで欲しい。3巻全て読み終えた直後の感想でした。 | ||||
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高校生の青春小説かと思って読み始めました。 1冊目は確かに青臭く、しゃかりきな感じが出た私好みな感じでした。周りを心の中で見下すことで自分のアイデンティティを保つところとか、正に「思春期」といった感じ。 読み進めるうちに、特に3冊目は、成長の物語ではないかと。様々な経験を経て主人公の視野が広がっていくというか、「世の中には「どうしようもないこと」がある」ことや、無知の知、自らの驕りなど色んなものが見えてくるところに考えさせられました。私自身も謙虚にならねば、と(笑)。 また時間をおいて読んでみて、その時にどう感じるのか、興味を持った本でした。 | ||||
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題名を見て中身とは想像できないほど、なかなか感動したよ。 三巻購入していっきに読んでしまった。 船に乗れってどうゆうことかなって?読みながら考えていましたがまさか、そういうこととはまったく想像外の驚きでした。 唸りました(笑)音楽一家の中で才能もそれほどじゃなくてピアノからチェロを進められる主人公の葛藤が描かれていたけれど、でも羨ましいほどの環境で読者から言わせてもらえば、その中で頑張ればいいじゃんって、思いました。 唯一つ、心残りのなんかぁ?引っかかることと言えば、彼女のことです。 南ちゃんの行動は今一つ納得ができないし、いやぁ、これが普通なのでしょうか?いまどきの女子高生? でも、この読書感のわだかまりは彼女の気持が分からないことですね。 彼女からの視点で書いてもらたいなぁ(笑) | ||||
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とっても痛い青春小説。根拠のない自信にまみれていたあのころを思い出します。一冊目はちょっとめんどくさい感じもするけど、一気に読めます。高校を卒業して10年以上たった人にお勧めします。 | ||||
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音楽に関する記述が、音楽高校出身の作者さんだけに、リアルでした。 タイトルと表紙も、すてきです。 ただ、とても期待してのでやや辛口の星4つにしてしまいました。 あと、冒頭数ページが個人的な好みからいくと、もたもたしていて飽きてしまいました。 途中から筆が乗ってきてという印象を受けました。一気に3巻読みました。 音楽に限らず、なにか芸術方面を目指している高校生には、ぜひ読んでみてほしいです。 | ||||
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音楽とは一見関係ない「船に乗れ」というタイトルに、まず、惹かれた。 内容はたくさん紹介されているので省くとして、著者自身が実際に 音楽高校出身というだけあって、実にディティールがリアルに描写されている。 そしてだからこそ、説得力がある。 ただし三巻もなくても良かったかも? と思うのは私だけかもしれないが。 一番興味深かったのは、音楽を目指した少年の成功物語ではないところだ。 だからといって、悲惨な敗北感もない。ごく自然に自分で自分の限界を理解した、 ある意味、非常に大人びた少年の青春物語だ。 サクセスストーリーではないのに、読後には決して切なさが残らず、ただ、 頷いている自分に気がついた。 | ||||
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「オケ老人!」という小説の解説をこの作品の作者が書いており、自分自身もチェロを弾く、似たようにクラシック音楽を題材にした小説を上梓した、と記してあったので、この作品を読んでみました。 まず、「ノルウェイの森」に強く影響されているというのが第一印象です。多くの点で共通点がありますが、全編を通してみると、10倍に希釈してなおかつ出汁のきいていない「ノルウェイの森」のよう。 (主人公が恋する女性に何かが起きそれが読者に衝撃を与えるのも両作品の共通点だけれども、この作品の出来事はいかにも俗っぽい。) そして、音楽高校を卒業したとプロフィールに書かれている割には音楽の専門知識に欠けており、中には誤まって使われている用語がいくつもある始末。オーケストラの経験がほとんどない方がろくに取材もせずにご自身の想像だけで書いてしまわれたのでしょう。 同じ内容でもここまで冗長にする必要があったとは思えず、音楽をかじっている人間からしてみれば許しがたいほどありえない内容満載。 さすが、アマオケの練習に見学に行ったはいいけれども途中でびびって逃げ出してしまう方の書く作品かな、と思いました。 音楽が辛いなら、音楽を題材にした小説を書くべきではなかったのでしょう。音楽が主要素になっていなければ、もう少し楽しめたかもしれません。。。 | ||||
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書き出しからわずか4ページで見事に引きこまれてしまった。というより、最初の4ページ程の文章に共感すると同時に妙な違和感を覚え、何度も読み返してしまった。そして、3冊目を読み終えた後にようやく最初の書き出しの意味が分かった気がした。 2巻の表紙には「青春音楽小説」とかいてあるが、高校生や大学生といった若い世代の人達よりも、もっと年齢を重ねた大人のほうが親しみやすいかもしれない。文章には、ある種の深さと重みを感じる。そこには、若かった青春時代から数十年たった、「今の自分」の視点に立って書かれた過去について、表面的な感情や思いだけでなく、この頃には気付けなかったであろう、後悔や思いやりをもって自分自身を振り返っているようにも思える。小説だからフィクションにすぎないのだが、読んでいても、実際にあったことのように思えることがまたすごい。 全く重要ではないことだが、「分かる」という言葉を、三巻通して「判る」という表現で書かれていた。多分、一般的な「分かる」という言葉を使わなかったのは、現在の「大人」の自分から過去を振り返って、昔よりより客観的に見て「分かる」度合い、理解と物事の判断の状態が強いために、あえて「判る」という言葉を使ったのではないだろうか。私の勝手な思い込みや読解力な無いせいかもしれないが、そう思った。 第一、第二、第三と全3楽章で構成されているが、第一巻が一番読みやすく、さっぱりとした気持ちで読み終えることが出来たと思う。逆に2、3冊目になるにつれ、中身も深く重くなり、読み終わったあとも暫く放心状態だった。 音楽知識があったほうがもっと楽しく読めたと思うが、無くても全く苦にならず、音楽以外の場面でいろいろと考えさせられる本であり、何より筆者の文体に魅力を感じた。 | ||||
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本屋で働いております。 表紙やその他内容はちょっとこの年では読むのがきついかな?なんて思っていましたが あまりにも売れているので試しに1巻を購入。 止まらなくなりました。 久しぶりに感じたあのなんとも言葉にできない青春時代の歯がゆい思いを あっちの方こっちの方で感じまくりました。 若さゆえの傲慢や残酷、そして無力さ どれもみんなが感じ通ってきた歴史をまた思い起こされる作品でした。 久々に晴れやかに読み終わり面白さに読み終わった後も満足感の余韻が強い作品でした。 ありがとうございます。 | ||||
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結構引き込まれました。チェロが好きなので買ってみましたが、 あとでふりかえると☆4っつはあげすぎかなと・・?〆がいまいち であったような・・でも楽しめました。 | ||||
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