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アリスが語らないことは
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アリスが語らないことはの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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何気に図書館で借りて読みました。 予備知識なく読むのがよかったのかもしれません。 原題All the Beautiful Lies が、じわじわ効いてきます。 身内であってもその人のことをほとんど知らない。人は自分の都合の良いことだけを人に見せ、自分にも言い聞かせたことや、プレスリリースを本当だと思い込む。 そして、性的嗜好やパターンは繰り返される。 孤独は人を歪ませるんだなあとしみじみ思いました。 | ||||
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女性ってこういうところあるよね~と思いつつ、ちょっと女性に対して悪意あるのでは??みたいな。最後まで読ませます。ドラマにしたらと想像できる展開。読みやすいです。 | ||||
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過去と現在が交錯して、現在、良識的に見えた人物が実は、、というパターンは前2作を踏襲していますね。前2作を読んでいたので、当作品ではかなり早くから犯人?がわかりましたが、それでも興味を失うことなく最後まで緊張感をもって読み続けることが出来ました。次回作が同じパターンでもたぶん購入すると思います。 | ||||
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現在とは過去が堆積したものに過ぎない。 過去からは何人たりとも逃れられないのだ。 本作は、そんな過去と現在の関係性を巧みに活かしたミステリーである。 大学卒業間近の青年ハリーは父の訃報を知らされ、帰郷する。 実家で彼を待っていたのは継母アリス。 父よりも随分と若いこの継母に対し、ハリーはやましい感情を抱き懊悩する。 そんなハリーの葛藤と父親の死について描かれていくのが現在のパート。 一方、過去のパートでは少女時代のアリスが描かれている。 自身の母親にうんざりし常に倦怠感を身にまとっているアリスは、どうも現代パートの彼女と結びつかない。 この抑制された違和感こそが、物語の核でもあり推進力でもある。 現代と過去、それぞれのパートにおいてそうした小さな綻びや不穏さが滲み出ており、張り詰めた空気が常に漂っている。 また現代と過去が繋がりが一向に見えてこない、もどかしさも物語のリーダビリティとして見事な役割を果たす。 得体の知れない不穏さと些細な違和感。 それら点と点が繋がった時、上記したように現在は過去から逃れられないことを痛感するはずだ。 そしてミステリー要素以外にも本作には特筆に値すべき点がある。 それは、登場人物たちが抱える孤独だ。 誰もが誰かを求め結ばれたしても、いつかそれには終わりがやってくる。 そしてまた新たな誰かと出会い、といった風に幾度となく孤独から逃れようとしても、それは決して消えることなどない。 登場人物たちは皆、その事実を心の奥底で知っていたのではないか。 そう思ってしまうほどに本作の根底からは、凪のような寂寥感や諦観が感じ取れる。 孤独がもたらす寂寥感や諦観が積み重なった結果、私たちにどのような影響を及ぼすのか。 孤独と過去の重みが人を狂気に駆り立てるのか。 見事なプロットと確かな人物描写を兼ね備えた本作は、ミステリー好きなら満足すること間違いないだろう。 | ||||
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現在と過去が交互に語られる、退屈しない展開。 ぐいぐい引き込まれ、中盤あたりからは読み止めることができなかった。 私はこういう作風が好きだ。 犯人はいかにも明らか――と思っていたら、第二部からは思わぬ方向へ。……伏線は確かにあった。 ミステリであり、サスペンスであり、やや一般的ではないエロスがあっちでもこっちでも…。 最後までよかった。 『そしてミランダを殺す』と比べて遜色ないレベルだと思う。 | ||||
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