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未踏の蒼穹
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未踏の蒼穹の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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| 金星に住む人々がかつて地球にあったテラ文明の謎解きをしていく話がベースで、ここはSFとして面白かった。ただ、金星人の中の陰謀の話がかなりを占めるため登場人物が多すぎることと、その話でテラ文明の謎解きの楽しみが少しそがれるのが残念。 また、ベースになっているのがヴェリコフスキーのトンデモ宇宙論であるため、厳密にはSFとは言いがたい物語になっている。私たちのいる宇宙ではない宇宙での出来事と考えればSFと言えるのかもしれない。 | ||||
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| とっかえひっかえ出てくる登場人物の描きわけができてないとかトンデモ科学とか、そういうのはまあ毎度のことなので良しとしよう。機械に子作りさせちゃうような作者なのだし、科学的な根拠とか言い出したらSFで時間旅行もワープもできなくなってしまう。電磁気が重力を制御するとかしないとかいうのは物語において些末な問題。 一番の不満点は少年ジャンプの10話打ち切りを思わせる不条理なほどの尻切れトンボ感。後半の大失速。何か事情があったのか本人が疲れちゃったのかどっちなんでしょうね。 ストーリーは(最後までちゃんと書ききれていれば)ものすごく面白い。金星人という第三者の目を通しての人類文明批判は最後まで一貫しているし。 地球人と金星人の同起源説について「オチが読めた」という批判もあるけど、序盤で登場人物にすでに語らせているのだからこの点については謎でも何でもなく、ミステリのジャンルで言えば犯人が最初からわかっていてどうやってそこへ結びつけるかを読ませる物語。 だから、問題はそういうところじゃなくて悪役との一騎打ち以降。金星人の起源も探し物の場所も悪役の末路も、当初から予想されたネタは出尽くした。さあこっからこれらを題材に何が起きるのかとエンディングに向けてのラストスパートを期待していたら、謎解きがただただ後日談的に語られるだけ。結論はわかっているのだからそこを読みたいわけではないのに。回収できてない伏線もあるし、広げた風呂敷は何のためだったのか。途中で筆を投げたのは間違いないだろうなあ。(日本での)人気作家なのにここまで翻訳が出なかったのもわからなくはない。 ああ残念。誰か後半部分を書き直してくれないだろうか。 | ||||
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| そして図が必要 | ||||
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| 金星の人々があまりにも地球人と同じような行動や物の見方をするので、もしかと思ったらね。 政治状況の描写が多すぎてちょっとつまらない。 もう少し科学的発見や、状況の推理が多いほうが面白かったのかもしれない。 よかった点は地球で発掘された記録が電子媒体でなく紙媒体らしきことかな。 確かに「星を継ぐもの」と同じような構成だ。 地球人:金星人=穏やかな人で対するルナリアン:地球人=攻撃的な人。 | ||||
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| ●本書の主人公は地球人(テラ人)ではなく金星人である。テラ人はとうの昔に滅亡していて、金星 人がその原因を探求する物語。その過程で更なる謎が浮かび上がる。 少しずつ謎が解明される過程は、ミステリー小説のサスペンスを感じるが、その途中の無駄話しが 長すぎてダレてくる。個人的にはかなりのマイナス点を付けた。しかもオチが予想できてしまうのが 残念。 宇宙物理学や生命進化論に関する「トンデモ科学」を許容・納得できるか否かで評価が分かれるか もしれない。時間的空間的なスケールの壮大さや謎解きのサスペンス度は「星を継ぐもの」に遠く及 ばない。50~60%の出来というところか。 | ||||
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| 登場人物たちが仮説と検証を闘わせながら世界の記憶を解き明かす物語を期待したが。作者が地の文で「〇〇は実はこーゆーことでしたー」と提示するような感じがずっと。。冒険活劇的側面すら皆無。主人公、大した謎解いてないよね?少なくとも帯に謳われているような傑作ではない。作者没後も作品が読めることはうれしいが、存命中に未訳であったものは、やはりそれなりの理由があるのだと今回も痛感した。 | ||||
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