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死神永生: 三体Ⅲ
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死神永生: 三体Ⅲの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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主人公がしょーもないという一点以外は本当に良いが、主人公がしょーもなさ過ぎて個人的にはしんどかった。あんなペラペラのただの凡人をどうして主人公にしたんだ、、 | ||||
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ストーリーは壮大で面白いが、主人公が行き当たりばったりで魅力がなさ過ぎる。善良だが無能な人間が権力持ってる時に限って、大事が起きると言った人を思い出した。読み進む程に共感出来なくなっていく。 でも、多くの男性が好きなのはこういう女性なのかね? | ||||
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SF初心者なので表現が伝わりにくいところがある。特に宇宙船、宇宙都市が創造力を総動員させても難しく感じた。 内容は大満足である、映画や漫画などのメディアになった際により一弾読者を引き込むと感じた。 | ||||
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食い入るように読んだところも多かった。が、主役の程心がやらかす度にイライラします。 こいつの行動でテンションが上がるのは、序盤の「推進方法」を提案するところだけ。後は博愛主義をこじらせた無能っぷりを周りに助けてもらったり、慰めてもらったり。 しかも絶望の中、自分が宇宙に送り出した男性に会いたい、とか言いつつ現地に到着した途端、そこで出会った色男と速攻で一心同体になる始末。 この博愛ビッチの活躍を見るにつけ、葉文潔や汪淼、史强、丁儀、羅輯といった前作のキャラクター達は素晴らしかったと痛感しました。 やはり黒暗森林ラストのカタルシスがピークだったかな・・・ | ||||
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今回は、ウォールフェースプロジェクト発足時代に戻り、もう一つの奇想天外?なプロジェクト=ラダープロジェクトから話しは始まる。 前作の黒暗森林で、一応話は落ち着いたのかと思いきや、意外な展開で話は進む。時代も場所も次々に入れ替わり、中盤以降スケールがますます大きくなってくる。 やはり、この作者の話のひねり方は見事で、常に想像を一歩超えてくる。 下巻でどういう大団円を迎えるのか…。 | ||||
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な国の人が描くディストピア 面白い?腹立つわ! なんでこんな地獄を描くってそれが彼の国の現在進行形のメタファーだから そう云う地獄は己れの国に留めてね 君達の深層意識の恐怖の憧れ智子ちゃんな日本人が本気で怒るよ暴れるよ | ||||
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一言でいえば、三体IIまでの壮大過ぎる蛇足です。駄作とはいわないけど、なくてもよい作かと思いました。 著者としては広げた風呂敷と謎にどうしても自ら落とし所をつけたかったのでしょう。でもそれはこれまで散々読者の意表を突いてきたアイデアを披露してきた手前、単純な太陽あるいは太陽系そのものの破壊では飽き足らず、禁断の二次元化というアイデアを持ち出してきた、というのがわたしの印象。 三体人の具体が最後まで明かされなかったのもちと不満。もっとも本作では三体人はかなり後景に退いてしまったけどね。 | ||||
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三体1は文革の酷さと主人公葉の決断の重さが、三体2は羅の洞察が光る物語だったが、三体3は主人公がお花畑過ぎて読む気を失った。 | ||||
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超ネタバレになります。 1:羅輯がなんで荘顔と別れたのか描写不足 2:楊冬はなぜ死んだのか描写不足 3:階梯計画が意味不明 4:ラスト、雲天明は一体なにがしたかったのか。なぜ三体人は彼に小宇宙を与えたのか。 このあたりがかなり不満でした。 4についてですが、関一帆は魅力的なキャラクターだけれども、あそこで程心とくっつけるのならば 雲天明は一体何だったのかと。我ながら俗物的な読み方だとは思うのですが あれでは雲天明はピエロだし、程心が散々言っていた絶望(心の死)とはなんだったのかと思います。 程心は様々な失敗をしました。それは関一帆が言っていたとおり、すべて愛ゆえの行動でした。 僕からしてみれば、程心が様々な失敗をして、それでも許されたのはそれがあったからです。 でも、その愛は帰結しなかったんですね。程心は雲天明に会うためにプレゼントされた星にいきました。 雲天明もそこに来た。運命的かつ、ドラマチックな再開です。 だけれども、そこでちょっとしたミスで二人は引き離され、会えもしなかった。 そして最後にプレゼントの愛の巣に二人で入ったのは関一帆と程心。別に悪いとはいいませんが、なんのための物語だったの? とは感じます。 そして、ようやく真の愛を手に入れたみたいな描写があった艾AAに関しても、あの描写は一体なんだったのかと。 1についてもかなり不満です。描写が足りなすぎる。 彼は絶対に不幸になるべき人間じゃなかった。なのに、執剣者などという役目を背負わされ、何十年も地下で暮らして、罪まで着せられそうになった。ろくな人生ではないではないですか。 3の階梯計画も、正直ピンときませんでした。脳みそを送る? 三体人にとってみればメリットしかない。思考の中身を智子に覗かれないことが人類唯一のアドバンテージであり、面壁計画の主題であったはず。もし脳みそを精査・研究されて思考まで読み取れるようになったら――という危惧は当然あるはずだが、その描写は一切なし。 それに、雲天明は三体人に親を殺されたわけでも恋人を殺されたわけでもないです。つまり三体人に対して激烈な恨みなんてないわけで、つまり動機が一切ない。そんな人間が、人類のために気長な破壊工作をしてくれると期待するほうがおかしい。 正直なところ、階梯計画については後の展開のために必要だったから用意した無理のある計画としか思えませんでした。メタ的っていうのかな。 SF作品として超大作であることは認めますが、個人的には読後感がよかったとは言えない小説でした。 悪いけれど、マイナス2です。 | ||||
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主人公がコールドスリープを繰り返し、どんどん時を超えていく。 やがて宇宙に出れば、SFの伝統的な相対性理論によって時間の跳躍は加速されていく。さらに新宇宙の誕生によって時間の流れは爆発する。もはや数字だけが加速度的に増えていって実感は伴わない。 なんだかダイナミックな展開なんだけど、これ、SFに限ってはもうさんざん使い古されてるよね? アニメの「トップを狙え!!」とか、まんまこのパターン。 宇宙の終わりまで行っちゃったところが新鮮と言えば新鮮だけど、宇宙の終わり自体を描いた作品はけっこう多い。巻末にも書いてあったけど「シン・エヴァンゲリオン」もそうだよね。引き合いに出したのが庵野作品だけど、他にもアニメに限ってもいっぱい有るよね。 本作では400年過ぎたくらいから、コロニー建設を始める。 ナノテクなのか、巨大樹木に家を作ってた辺りは新鮮味あったんだけど、コロニーはガンダムでお馴染みのツール。この辺から、だんだんオリジナリティーが無くなっていく。そのくせ解説は懇切丁寧なもんだから、ちょっと辟易する。 ガンダムのコロニーって40年前のアニメだぜ? 構想はもっと古い。それを2022年の最新の小説で延々解説って…。 2次元宇宙にいたっては、もはや完全にドラえもん。 2次元のくせに外から見た目は4次元と同じってのもどうなのか。四次元の中と、三次元から低次元を見たら同じということなのかな? 解説する奴は大概「分からない」で説明放棄するし。 間に入った創作物語りを三体文明が秘密にする理由が分からない。そもそもこの時点で自分の文明は完膚なきまでに滅びてるのに他の文明をそこまで警戒する理由が分からない…。ここも長い~。二次元化は傘でガードできるんじゃ無いの? その設定は使ったっけ? 「前へ前へ」オジサンが一番SF的だったよね。でも、最終判断が出来ない女だって分かってて、なんであんな女を起すしたのか分からん。答えは分かりきってるのに…。突然、倫理感に目覚めた? 女の方も自分の保守性が世界を滅ぼしかけたという反省は一切しない。というか、相手は滅びてるんだけど…。まあ、選んだのが人類だから自分のせいじゃないって納得してるのか。こういう女知ってるわ~。 さんざん引っ張ってきた恋人と再会直前で失敗、離れた途端にぽっとでの男に運命感じてくっつく展開も意味が分からん。エンタメ的にどうなの? 外すと何かテーマ性とか出てくる? エデンって、ただの北海道じゃん…。ええんか? 宇宙創っといてあんだけって…。 時間展開的にも、のんびりお土産の鉢植え作ってる間に宇宙滅びそう。あんな世界と大宇宙は天秤にかけられんでしょ。 結局、ラストシーンの無重力状態の泡の間を泳ぐ魚の、あの絵を描きたかっただけでしょ? 短編で書けとまでは言わんけど、後半既視感ある上に談長過ぎました…。 ずっと忘れてたんだけど、結局、三体人に逢わずに終わる。二次元や四次元描くよりも、一番重要な三体人との邂逅から逃げちゃダメでしょ!! オバマが絶賛したとか、三部が一番面白いって触れ込みだったけど…完成度は最低でしょ。 | ||||
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大風呂敷を敷いて畳みきれてない。登場人物も中国人のデフォ人格かもしれないが日本人の私には共感できない奴多すぎ。明かされてない謎もスルー、掘り下げるかと思えば新章の繰り返し。突飛な発想だけの話。 | ||||
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以下は、オススメ文ではなく、読み終えた後の感想文ですので、ネタバレを含みます。黒暗森林編を読んだ方は、必ず本作上下巻を読むべきです。 黒暗森林編までは、今まで読んできた全ての小説の中で一番面白いとまで感じていただけに、本作第3部は、やや残念な気持ちになった。 その最大の理由は、本作主人公・程心、その判断力の乏しさ、身の丈にあわぬ人生観、偽善性に、共感できなかったためである。第1巻では、葉教授が文化大革命下で味わった人類に対する絶望感を非常に繊細に描き出した著者が、なぜ程心のような嫌味のあるキャラクターを完結編の主人公にすえたのか、理解に苦しむ。 今まで散々身の程知らずをしていながら、最後に自分の人生を「責任」という一言で総括できる地球純正の無神経ぶりには、不快感しかなかった。 程心は、例えば、罪悪感から何度も自死を決意し、狂気に至り、その経験から地球人類には到底理解不可能な倫理観・人生観を持つに至る、というくらいの人格変貌があれば、まだ許せたかもしれない。いっそのことイタコになってしまうくらいでなければ、あの大状況を正気で過ごすなどできないだろう。 三体というタイトルから、第3部では、三体文明ともう一つの文明が絡み、三つ巴の頭脳戦が行われる展開を期待していたが、タイトル自体に全編を貫く意味合いはなかったわけか。 個人的には三体文明の正体とファーストコンタクトをしっかりと描いてほしかったし、24世紀の文明の範囲内で、胸躍るストーリーを展開してほしかった。 前半、天明の脳だけを探査機で送るくだりは、また過去の話に戻ってしまうところにテンポの悪さを感じたし、計画が行き当たりばったりすぎでは。 最後はジーリークロニクルばりの、想像を絶するスケールの話になるが、勇み足、駆け足の印象が否めず。元々のテーマとはかけ離れすぎてしまっているため、別の作品でじっくりやるべき内容だったかと思う。 | ||||
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ネタバレあります。 後半パートの主人公である程心に最後まで共感できず…。 誰も思いつかないようなアイディアの宝庫であることに異論は無いし素晴らしいと思いますが、フィクションの小説である限りはどうしても、登場人物に好感が持てないと読後のモヤモヤが残るもんなんだなぁと実感。 自分の過失に落ち込んでみるけどちゃんと周囲から保護されるのが解ってるズルさ加減、そしてすぐに回復、何だか女の嫌な部分が目についたというか…(いや自分だったらもっとダメダメなんだけど)。 ある意味、描写が絶妙なのでしょう。 ただ、中国人女性達のキャラが(智子とAA以外は)被り過ぎててイメージの区別に困りました。 ストーリーとしては雲天明と再会してチャンチャン…とそのままオチをつけてくれたらもうそれで良かったのにという感じ。 最後の展開は、これってどうしても必要??ってなってついつい走り読み。 三体も何もかも遠い過去となり全く影響もせずって何!? そして何でこの2人なん!? ラストは“百億の昼と千億の夜”が思い出されました。 とうとう人類以外の生命体の姿は分からずじまいだったので、そこら辺含めぜひ映像化されたものを観たいです。三体人、見たいわぁ。 | ||||
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物語としては残念。読者を置いてきぼりにするし、献身的な高度な理解力が求められる。マスターベーション的な展開が多く、ついてくるやつだけついてこい、みたいな感じがある。前2部は、ワクワクしながら軽く読めたが、これは本当にSFが好きじゃないと読めない気がする。ただ、この世界観、宇宙観、時間感覚等は本当に素敵。でも、それならこんなに時間を費やさずとも、良質な詩でも十分だと思う。 | ||||
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最近の科学知識を詰め込んだ想像力を駆使した作品です。日本でいうと小松左京さん位の感じで 中国SFの進歩を感じます。 SFとしての舞台構成や知識、想像力はいいのですがシリーズを通して登場人物の行動が どうにも間抜け過ぎる気がします。いやそれはないだろうって行動が繰り返されて 読み進めるのに苦痛で中断を繰り返してます。文革のシビアさに比べて甘ちゃん過ぎです。 勝手にお花畑な発想で全戦力並べて撃破されるとか、いきなり仲間内で殺し合うとか 執剣者がボタン放り出すとかないでしょ | ||||
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作者の構想はⅡまでだったんじゃないかな?売れてるんで、引っ張ろう、の少年ジャンプ方式をⅢには感じた。ただ、暗黒森林理論からすれば、Ⅲの展開は必然なので、もっと楽しめると期待したが、感情移入できず、ダラダラつづく感でなんとか聴き終えた(オーディブル) | ||||
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展開が冬眠により、一気に変わるし、時間も過ぎすぎて、もはやなんでもとにかく終結させられるよな、と思って読み進めたら、まさかのあっけない終わり方。 ま、小説ですし、著者の自由ではありますが、最後は、お伽話の終わりかたよね。 かなり騙された感いっぱいの読後感です。 | ||||
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”読み終え、興奮と感動でいっぱい、” ”な、なんというスケールの大きさ!” 腰巻きに躍る絶賛の声! ・・・はいはい、そうですね。 と、言うしかない。 確かに訳文はコナれてきて前作に比べれば 格段の読み易さ。 でも、本巻も後半に差し掛かるまでには かなりのスタミナと時間を消費した。 年寄りにはちょっとキツい・・・。 本3部作の成功を受け 同じ著者の出版が引きも切らなくなりそうな予感がしますが・・・。 第5部アタマの《新たな敵》の件とか読んでると まだまだ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵと (愉しみな人には)お楽しみはこれからだ! てなとこですか? | ||||
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うーむ。。。SFはまったくの初心者なのですが。。。 アイディアは非常に卓越していると思いました。暗黒森林や水滴など、読んでいて思わずうわあああと叫んでしまうような場面もたくさんありました。 ただ、文学的なセンスという意味では相当疑問が残ります。登場人物に全く厚みがなくあまりにも単直(想像を絶する状況で突然少女マンガのような言動を始める主人公たち)、まるでラノベのようでしかも過剰に感傷的、いきなり同人誌レベルに成り下がるようで読んでいていたたまれず、その部分は全部削ってもいいと感じました。(実際ほとんど読み飛ばしました。) 思うに、この作品はチームで作ればもっと良いものになっていたのではないかと。作者はSFのアイディアという意味で間違いなく素晴らしい才能があるのでしょうが、文学的な部分はものすごく足を引っ張っていると思うので、実際の執筆は文学的にセンスのある人に任せてしまえばいいと思います。 そういうわけで、人物関連の場面を全部飛ばしてしまえば(それでも全く問題なく理解出来るほど、人物描写は貧弱でしかも話の筋に影響を与えていません)、ものすごい作品だと思いました。 | ||||
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3巻までのだらだらした展開からすると、色々話の展開があり、若干、SFっぽいところも多く、そこそこ、読めました。これまでで一番普通に読めた巻ですね。それでも相変わらず2回寝落ちしました。面白い本だとそんなことないのですけどねー。海外SFにそこまで求めるのは無理なんでしょうね。海外SFで面白く読めるのかと不安はあったものの、あまりにも高評価だったので、久しぶりに単行本を購入しましたが、大失敗でした。 | ||||
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