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推理大戦



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【この小説が収録されている参考書籍】
推理大戦
推理大戦 (講談社文庫)

推理大戦の評価: 3.54/5点 レビュー 13件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

違和感を覚える後半と真相

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

『お宝を懸けた推理ゲーム』とのはじまりも,参加者のエピソードでおおよそ半分.
キャラクタ紹介は必要ですし,そのために用意された事件も悪くはなかったのですが,
読む側としては,メインはまだ先と知っているだけに,いささか焦れったくも感じます.

その中で語られる彼らの背景なども,後々の展開に大きく関わってくることはなく,
共通する特殊な能力にしても同様で,もう少しコンパクトにできたようにも思います.

ようやくとなる大会も,帯で謳われるほど,競技や世界大会という雰囲気には乏しく,
このジャンルにありがちな『繰り返し』も,個々の魅力を削いでしまっている印象です.

また,前半の紹介パートに居なかった参加者や,何より犯人の正体には違和感が強く,
トンデモを含めた理論の応酬は楽しめましたが,あとひと押しに欠けるのが残念でした.
推理大戦Amazon書評・レビュー:推理大戦より
4065244560
No.1:
(3pt)

聖遺物を巡る推理合戦。

日本で見つかった聖遺物。
それを商品に雪深い冬の北海道で開催される推理合戦。
各国の教会はそれぞれの国の特異スキルを持つ名探偵?を送り込み、聖遺物を得るための戦いが開幕する...

のだが、推理合戦開始前に参加者の一部を除き語られる、各国エージェントのスキルとそれを使った本編とは関係のない捜査。 そこに尺を取られたからか、本番の推理合戦が少々短く感じる。
もう一つ描写が甘い部分もあるし。
オチもそう来るのかとは思ったが、推理モノとして見るには...な部分もあり。

作品としては悪くはない、キャラ性も良いが、推理モノとして入ると何とも言えない感じになるかも知れないなと。

ルーツは関西だが、北海道育ちの関西弁レディ、マリアさん主役のスピンオフが出るのならば、ちょっと読んでみないとは思いますが。
推理大戦Amazon書評・レビュー:推理大戦より
4065244560

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