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デセプション・ポイント
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デセプション・ポイントの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全91件 81~91 5/5ページ
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「天使と悪魔」、「ダビンチ・コード」を読んだ後に読んだせいか、若干ワンパターンさを感じた。どんでん返しや最後の主人公の救出劇の辺りは少々無理があるようにも思われる。にもかかわらず、いつものスピード感溢れる展開と知的な刺激の御蔭で一気に読めた(止まらなかった)。今回は政府系機関で働く主人公が大統領の命を受けてNASAの大発見を確かめに北極まで行くという話なので宗教的な話は一切ない。アメリカ政府の情報機関のことやNASAのことなどもよく分かり興味深かった。最初のページに本書に書かれている技術は実際のものだ、と言うのが本当だとすると(本当なのだろうけれど)、やはりアメリカって日本などが太刀打ちできない凄い国だとつくづく思った。 | ||||
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ダヴィンチコード、天使と悪魔と異なり、100%楽しめます。ただし下巻のシュモク鮫に小魚の血・・・は、法医学者としてリサーチ不足を指摘しておきます。アイスボックスに入れられた小魚を傷つけても出血するはずがありません。抗血液凝固剤とかを魚の生前に投与しておくとかしないと、まして冷やされていては・・・これは人体においても同様です。でも楽しめました。 | ||||
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天使と悪魔、ダヴィンチコードの間にかかれた作品。ジェットコースタータイプの政治科学サスペンス恋愛小説といった感じで、一気に読んだ。アメリカ大統領選挙戦をベースに、NASAを得票材料としてくりひろげられる科学的陰謀。それに翻弄されながらも自己判断で切り抜ける二人の才媛女性、レイチェルとガブリエルはこのストーリーの主役といえる。隕石に宇宙生物の化石?暗殺部隊の指揮官はだれ?大統領に選ばれるのはどっち?最後まで息をつかせぬテンポで爽快な気分にさせてくれる、本書は知的好奇心が強い人に超オススメである。 | ||||
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次に暴くのはホワイトハウスとコピーにあり、ダン・ブラウンの最新作かと思われがちですが、ちなみに本書は「天使と悪魔」の後に書かれた氏の第3作目に当る長編であり、かの「ダ・ヴィンチ・コード」はこのあとに出版されています。これを読めば氏のスタイルがすでに確立されている事を再認識できる小説となっており、基本的に大きな謎を解くために次々と薀蓄を披露して、ジグソーパズルをくむかのように埋めていく構成。 今回は宗教色は一切無く、代わりに宇宙科学を謎のテーマにし、それを大統領選挙と絡めあわせ、次から次へと連鎖するように起こる出来事にページを読むスピードは落ちることなく進むでしょう。 その点は見事。いつもながらの、大味な表現や、どんでん返しを狙いすぎの意外な犯人など、多少の欠点はありますが、それでも面白く読める娯楽小説には違いありません。それなりの知識もつきますしね。 まさにこれは読む映画というような本でしょう。 | ||||
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前2作と違って宗教関係の話ではないのですが今回も間違いなく傑作です。途中で何回も主人公達が危険さらされ、その都度脱出に成功するのですがこれが、かなり都合がいいというか、あり得ない展開なので、その部分気になる人がいるかも知れませんが、いつもどおりテンポも抜群にいいので、あまり気にせずに、最後まで楽しく一気に読んでほしいです。 | ||||
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この人の本は、読み始めると本当にやめることができない。そして登場人物たちのその後を知りたくなる。今回の話は大統領選挙の裏側、アメリカ合衆国の情報機関の関係、人類に夢と希望を与えてきたNASAの凋落を描いている。一体誰が嘘を吐いているのか。最初から最後までそれがわからない周到な筋書き。巧妙すぎる伏線。徹底的に色が違うキャラクター。何もかもが作者の天才性を示している。この本を読んで「面白くない」と考えるのはよほど想像力に乏しい人か、ただの冷笑家ではないだろうか。作品の中身の真偽は別として、とにかく面白い。リアリティーを「感じる」。最近読書に退屈してきた人にはぜひ読んでいただきたい作品だ。 | ||||
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この人の作品すべてに言えるのですが、シーンの切り替わり方が映画を見ているようです。そのおかげか、ぐいぐいと引き込まれてあっという間に読んでしまいます。これはラングドンシリーズとは違い、ヨーロッパの話ではなくアメリカのお話です。そのため、ダヴィンチコードと同系統の内容を期待されている方にはちょっとがっかりかもしれませんが、アメリカの大統領選挙にかかわる陰謀という感じなので、逆にハリウッド映画チックで読みやすいと思います。個人的には都合よすぎるんじゃないの?という主人公の運の良さ(?)がちょっと気になるところですが、すっきり楽しんで読めますよ。 | ||||
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米国大統領の命令で北極に飛んだ国家偵察局の情報分析官レイチェルは隕石を調査して驚愕の事実をホワイトハウスに報告する。レイチェルと海洋科学者トーランドは気がつけば現職大統領と次期大統領候補の間にくりひろげられる凄まじい権力闘争にまきこまれていた。欺瞞と裏切り、恐喝と暴力。目的達成のためならいかなる手段も辞さない。権謀術数の限りを尽くす。これが本書表題のデセプション ポイントだ。用意周到に組み立てられた国家的大陰謀は成功を収めたかにみえたが、皮肉にも北極海に棲むありふれた微生物によって綻び始める。著者の「天使と悪魔」の主題は「科学」、「ダ・ヴィンチ・コード」のテーマは「芸術」だとすると、本書のモチーフは「政治」であると言えそうだが、フィレンツエを舞台にするはずの次回作は何を動機とするのだろう。次期大統領候補の側にブレーンが一人しかいないのはありえないし、NASAの存続をめぐる駆け引きだけで、一般政策論争なしに大統領選のゆくへが決まってしまうのもおかしいと言えばおかしいけれど、フィナーレに用意された満塁逆転サヨナラホームランまでイッキに読者を引っ張ってゆくダン ブラウン先生の筆力には脱帽。 | ||||
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天使と悪魔、ダ・ヴィンチ・コードの間に書かれたノンシリーズ物。宗教、美術、とは今回あまり関係はないが、政治の世界、駆け引き、NASA、隕石、地学、軍事面では相変わらず薀蓄が満載。特に軍事面でのテクノロジーが作者の言う通りで現実に存在しているものだとすると背筋がヒンヤリとする。スト-リー構成は、映画を意識したような作りでどんどん引き込まれる構成は流石。それゆえに、ダ・ヴィンチ・コードを読んだ人には黒幕が誰か、落ちがどうなるかが容易に想像ができる。できれば裏切られてみたかったが、良くも悪くも非常に安定している。ただ、脇役をはじめ人物描写は浅く感情移入が難しいのが気になるが、毎度のことなのでよしとしましょう。買って損はないが、過度な期待はしない方がいいかも。 | ||||
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前回の作品とは趣が異なりますが、まるで映画を見ているようにスリル溢れる内容です。場面の展開があらゆる方向から繰り出され読むものを飽きさせない手法は、相変わらずダン・ブラウンならではと思いました。上下2巻に分かれていますが、あっという間に読破出来ると思います。今回は歴史・宗教・芸術的なものはありませんが、現代に巣くう政治の闇・駆け引きを感じる事が出来、現実にあり得るのではないかという薄ら寒さを感じました。興味のある方は一読を…………。 | ||||
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ダヴィンチコード・天使と悪魔はキリスト教や歴史・秘密結社にからんだ緻密な計算をもとに隠されたなぞを解いていくという内容だが、今回のデセプション・ポイント(上)は現在社会における政治・経済と科学の対決を描いている。上記の2冊を読んだ影響から何も考えずにこの本を買ってしまったため最初は若干物足りなくは感じたが、今回の謎もまた、興味深い内容になっていて、それなりに面白い。アメリカ大統領選挙戦の中を知的で芯のある主人公が見えない敵と勇敢にそして賢く戦っていく様がうまく描かれているお勧めの作品。星が3つな理由は、ダヴィンチコードのような、宗教・歴史的な内容を期待していたため。 | ||||
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