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オルタネート
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オルタネートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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NEWSのファンやジャニオタが星5を乱発するのでインフレ評価になってしまってますね。彼女らは普段小説を読む層でないので仕方ないけど…3.5程度が正しい評価でしょう。 SNSの少し未来を想定してますが、5年後10年後にどう評価されるかと、筆者の期待感が感じられます。 フォローをフロウと言い換えてるのがレトロ風で旧仮名遣いを読ませられているような感覚でしたが。 料理や音楽やガーデニングの専門用語をさも一般語のようにちりばめてますが、一生懸命に勉強しました感が透けて見えてしまいます。各々の専門筋が読めば浅すぎて苦笑するでしょうね。本当に身についたものは素人にもわかりやすく言語化できるはずです。 青春群像劇を描こうとしてるのはよく理解できるので中高生が読めば共感されるはず。 | ||||
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アイドルグループのメンバーが作家として描いた話題の作品を読了。高校生たちの青春や、マッチングアプリやSNS、料理コンテスト、音楽バンドなど、高校生の青春を描くストレートな作品。ただ、個人的には、高校生たちの日常を描いても興味深く読めないんですよね。 | ||||
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オルタネートという架空のマッチングアプリを題材にしたという発想は面白いのですが、オルタネートを元にどこへ向かう話なのかが最後まで分かりませんでした。 結果、オルタネートを元に大きな事件が起きる訳ではなく、オルタネートが生活に密着した、淡々とした日常が綴られます。 また、登場人物の名前が難しく、主人公3人の話が交互に描かれるので、序盤は特にストーリーが頭に入りません。 主人公を1人か2人に絞ってもいいようにも思いました。(ナズかイルル) また、主人公を大学生にして、オルタネートの開発者も現役大学生なんかでも良かったのかなと。高校生はまだ進学もしなくてはならず、ジーンマッチを行うような恋愛市場主義ではないかな、と。 今回は星3つで、次回作に期待したいと思います。 | ||||
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オルタネートの必然性が弱く、総じて料理コンテストの物語といった印象しか残らなかった。また人物描写が甘く、その分ラストの感度も薄くなってしまった。 個人的には全く面白く感じなかったが、文章のテクニックは中々だと感じた。 | ||||
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話題作だったので読んでみました。 私は年間20冊くらいしか読まず速読するタイプではありません。 それでも面白い本は一気に1~2日で読んでしまいます。 この小説は前半から中盤が退屈でした。 しかし後半は面白く、先に先にと読み進みます。 さすがに直木賞候補だと思いました。 ただし星5個には及びません。 星3個が妥当だと思います。 | ||||
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盛り過ぎ。 性別が全然分からないキラキラネームのおかげで序盤がメチャクチャ読みにくい! 親が低学歴でも無いのにこんな名前付ける筈がない。 やっと登場人物像が定着してくる辺りで、好き好きやってるから男女かと思えば同性愛!間が悪すぎる。 更にSNS、マッチング、 ロックバンドに、 シェアハウス。 料理対決。 流行り物、ちょっと詰め込み過ぎ。 チュウとストーカーに至っては完全に蛇足。 SNSは前座。ノリは嵐を呼ぶ男。クライマックスは食戟の⚫ーマw そこそこ、面白かったです。 . | ||||
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NEWSの加藤シゲアキが作家として活躍していることは知っていたが、まさか芥川賞ではなく、直木賞にノミネートされるとは思っていなかった。 ヤフコメではさっそくジャニーズの恩恵だと騒ぎ立てられているが、果たしてその中で実際に本を読んだ人はどれだけいるのだろうか。「響 〜小説家になる方法〜」が好きで全巻持っているが、ミュージシャンが芥川賞を受賞したり、アイドルが候補に挙がったりすることが少し皮肉めいて描かれている。きっと世の中の人たちにとって有名人が小説を書くことには偏見がつくのだろうなぁ、と思いつつ、作家としての技量も知らず批判的なコメントを書くことは美しくないなぁ、と思い、買って(BOOKOFFだが・・・)読んでみた。 文章はとても読みやすい。テンポが良くて表現も美しい。取材をしっかりしていると思うし、作家として注意深く世の中を観察しているのだろうなぁ、と感じる。 クライマックスに向けての組み立ても成功していると思う。バラバラだった登場人物のストーリーを一挙にまとめ上げてしまう力量は今までの作家としての経験から積み上げたものなのだろう。 しかしながら、読後に何も残らなかった。ストーリーはありきたりだし、登場人物に強烈なキャラクターを感じることもなかった。「また加藤シゲアキの作品が読みたい」とは思わない。 ジャニーズ事務所に所属していることで様々な色眼鏡で見られることは間違いないと思う。 私はOneOKRockが好きだが、そのことを誰かに話すと「ああ、ボーカルが元ジャニーズだっけ?森進一の息子だよね。若い人に人気だよねー」という感想だけで、音楽性に興味を持つ人はほとんどいない。 一つ私が危惧しているのは「ジャニーズ事務所から圧力をかけられていないのだろうか」ということ。どうしてもアイドルはイメージが大事だから、執筆する作品も「ファンの視点」を事務所が気にすることは絶対にあるだろう。でも作家の書きたいものと事務所が書いてほしいものがイコールとは限らない。小説を書く技量があっても書きたいたいものを書けないのならきっと才能を開花させることは難しいだろう。 この小説で彼に作家の才能があるとは感じられなかったが、少なくとも小説を書く技量は十分持っている。私は乙一や沼田まほかるが好きなので、「ホラーやイヤミスを彼が書いたらどうなのだろう」という興味はある。 今回直木賞を受賞することはおそらくないし、この作品でとってほしくない。小説界の「Taka」のようになって作品で驚かせるようになってからがいい。彼にとっても、直木賞・芥川賞にとっても。 | ||||
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