■スポンサードリンク


(短編集)

謎の物語



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
謎の物語 (ちくまプリマーブックス)
謎の物語 (ちくま文庫)

謎の物語の評価: 4.11/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

う~ん

前半と後半の話は謎めいていて楽しくよめました。
ただ、中盤の話は、特に謎めいている話というより、「普通よくあるミステリー話を読んでいる」といった感じで、小説ページ不足のため、無理矢理押し込んだといった感じがしました。
謎の物語 (ちくまプリマーブックス)Amazon書評・レビュー:謎の物語 (ちくまプリマーブックス)より
4480041516
No.1:
(3pt)

やはり玉石混淆か。

まず「リドル・ストーリー」の定義あるいは範疇が、収録されている作品からは、どうも判然としない。
「女か虎か」や「恐ろしき、悲惨きわまる中世のロマンス」や「謎のカード」あるいは「茶わんのなか」
と言った作品が「リドル・ストーリー」の名に相応しいのであれば、
「宵やみ」や「七階」あるいは「ジョコンダの微笑」などは、明らかに全体の趣向が異質のように思われる。
また「女か虎か」の謎解きに挑戦した二作や「謎のカード」の続編は、どうにも退屈で、蛇足の感を免れていないように思う。
「野原」や「園丁」のように、単に短編小説としても、選出に少々首を捻りたくなる作品も含まれている。
「謎のカード」、「穴のあいた記憶」、「茶わんのなか」そして「七階」は、間違いなく卓越した一品。
中でもブッツァーティの「七階」は一頭地を抜きん出ていて、他の作品とは次元を異にしている感がある。
しかし、「傑作」とされている、底の浅いサキの短編を含め、他の10作品は、どうも今一つの印象。
アンソロジーとして読書時間の無駄にならないか、と問われれば、微妙、と言うことで星三つ。
謎の物語 (ちくまプリマーブックス)Amazon書評・レビュー:謎の物語 (ちくまプリマーブックス)より
4480041516

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!