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(短編集)
謎の物語
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謎の物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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前半と後半の話は謎めいていて楽しくよめました。 ただ、中盤の話は、特に謎めいている話というより、「普通よくあるミステリー話を読んでいる」といった感じで、小説ページ不足のため、無理矢理押し込んだといった感じがしました。 | ||||
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まず「リドル・ストーリー」の定義あるいは範疇が、収録されている作品からは、どうも判然としない。 「女か虎か」や「恐ろしき、悲惨きわまる中世のロマンス」や「謎のカード」あるいは「茶わんのなか」 と言った作品が「リドル・ストーリー」の名に相応しいのであれば、 「宵やみ」や「七階」あるいは「ジョコンダの微笑」などは、明らかに全体の趣向が異質のように思われる。 また「女か虎か」の謎解きに挑戦した二作や「謎のカード」の続編は、どうにも退屈で、蛇足の感を免れていないように思う。 「野原」や「園丁」のように、単に短編小説としても、選出に少々首を捻りたくなる作品も含まれている。 「謎のカード」、「穴のあいた記憶」、「茶わんのなか」そして「七階」は、間違いなく卓越した一品。 中でもブッツァーティの「七階」は一頭地を抜きん出ていて、他の作品とは次元を異にしている感がある。 しかし、「傑作」とされている、底の浅いサキの短編を含め、他の10作品は、どうも今一つの印象。 アンソロジーとして読書時間の無駄にならないか、と問われれば、微妙、と言うことで星三つ。 | ||||
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