(アンソロジー)

山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー



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初公開日(参考)2007年12月
分類

アンソロジー

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山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)

2007年12月01日 山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)

本格ミステリの華・密室トリック。国内・海外の巨匠が執筆した、意外な謎と解決が冴える傑作短編。そして伝説の名作、フランク・R・ストックトンの「女か虎か」をはじめとする「謎物語(リドル・ストーリー)」の数々―。本格ミステリ界きっての博識を誇る作家・山口雅也が初めて編纂したミステリ・アンソロジー。入門者からマニアまで、全ての読者を驚かせ、満足させる必読の一冊。(「BOOK」データベースより)




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山口雅也の本格ミステリ・アンソロジーの総合評価:8.00/10点レビュー 4件。Cランク


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No.4:
(3pt)

ありがとうございました

無事に迅速に届きました。ありがとうございました。まだ読んでません。
巻頭に、“EQMM”だの“ヒッチコックマガジン”だの“マンハント”だの“宝石”(旧)などが古本屋で一山いくらだったのを買い込みアンソロジーを作っていたとあり、高校のとき長野の古本屋で宝石を見つけて喜んでいたとブログに書いたわたしは、どう考えるべきか分かりませんでした。
神奈川で都会で金持ちなだけ?
大学一年のとき、友人と無謀にも早稲田主体の関東ミス連合宿に参加し、その際の課題図書の一冊として“生ける屍の死”を読みました。その作家(早稲田卒)。アメリカンな感じに意外と影響を受けているかも知れません。
ミス連合宿の後で橋本治を読み始めたので、早稲田への尊敬が足りないと念波が来てたのかも。(“桃尻娘”の主人公が早稲田)
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No.3:
(4pt)

密室と漫画

ジェイムズ・パウエル「道化の町」、坂口安吾「ああ無情」、星新一「足あとのなぞ」、P.D.ジェイムズ「大伯母さんの蠅取り紙」、アーサー・ポージス「イギリス寒村の謎」、高信太郎「Zの悲劇」、「僧正殺人事件」、「グリーン殺人事件」、山上たつひこ「〆切だからミステリーでも勉強しよう」、フランク・R.ストックトン「女か虎か」、「三日月刀の促進士」、クリーヴランド・モフェット「謎のカード」、エドワード・D.ホック「謎のカード事件」、ハル・エルスン「最後の答」、乾敦「ファレサイ島の奇跡」、宮原龍雄「新納の棺」、スティーヴン・バー「最後で最高の密室」、土屋隆夫「密室学入門 最後の密室」、アイザック・アシモフ「真鍮色の密室」、J.G.バラード「マイナス1」が収められている。
 山口さんの趣味全開といった感じのラインナップだ。変な世界の変わった事件が多い。と思うと古典でかつ入手しにくい「女か虎か」が入っていたりする。
 山口さんのファンにもおすすめだし、一般のミステリファンにも楽しめるだろう。
山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)より
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No.2:
(5pt)

《リドル・ストーリー》とその続篇を収録

◆「最後で最高の密室」(スティーヴン・バー)

  探検家のデンダーが、内側から鍵やかんぬきが
  掛けられた完全に密室状態の自宅で殺害された。

  しかも、彼の死体は斧によって頭部が切断されていた。

  彼と折り合いが悪かった息子のジョナサンに容疑が
  掛かるのだが、ジョナサンの行方は杳としてしれない……。

  殺害現場からの《犯人消失》がテーマ。

  犯人の覚悟ひとつで成立する本作の密室は、
  ある意味、「最後で最高の密室」でしょうね。

◆「三日月刀の促進士」(フランク・R・ストックトン)

  女か虎かの話から、およそ一年後、
  遠い国から五人の代表団が訪れた。

  彼らは、結局若者がどうなったかについて、宮廷の高官に尋ねる。
  高官は、その出来事から程なくして起った、一人の王子の話から語り始めた……。

  「女か虎か」の続篇。  

  厚顔にも宮廷の女性を所望した王子は、厳しい選択を迫られることとなります。
  もし、その選択を誤れば、三日月刀を持つ促進士が王の意思を代行し、処罰されてしまうのです。

  果たして、結末やいかに!!
山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー (角川文庫)より
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No.1:
(4pt)

独自の選択眼が光るアンソロジー

角川文庫の本格ミステリ・アンソロジーでは、有栖川有栖、北村薫、法月綸太郎に続く一冊。密室ものからリドル・ストーリー、幻想SF小説風味の作品まで、「本格ミステリ」を広義に捉えて選ばれた短篇の数々。さすが、色んなミステリ短篇を読み、独自の見識を持っている作家だけに、ユニークで面白いミステリ・アンソロジーになっているなあと、楽しく読ませていただきました。
 「リドル・ストーリーの饗宴」の章では、作品を読む前の【解説(前説)】と、読み終えた後の【後説】のふたつが掲載されているんですね。作品のネタをバラさない気遣いと同時に、「というわけで云々」「さて、いかがでしたか」という、読み終えた今だから話しても大丈夫だよねとする文章が置かれている。こういうところが気が利いていて、楽しかったですね。
 収録作品のなかで面白かったのは、次の四つ。
 全編、道化師ずくめの不思議の国の殺人。犯人が分かった後の展開に、特に妙味を感じた・・・・・・ジェイムズ・パウエル「道化の町」
 集中、随一の名品。さりげない伏線と終盤の展開に、「おおっ!」と唸った・・・・・・P・D・ジェイムズ「大叔母さんの蠅取り紙」
 リドル・ストーリーの古典三大名作のひとつ。再読になるけれど、やっぱり面白かった・・・・・・クリーヴランド・モフェット「謎のカード」
 奇妙な味系統の、幻想的な風味のある一品。この短篇を最後に持ってきた編者の勇気を称えたい・・・・・・J・G・バラード「マイナス 1」
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