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騙る
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騙るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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何章か読んだが似たような内容で変化が無く途中で飽きてしまったが著者の骨董品の知識には感服しました。 | ||||
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この手のテーマは無条件で面白い 実際の日常でも参考になる | ||||
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まず内容より紙の厚みが分厚くてビックリ、内容量が少ないので、通常の紙の厚みにすれば薄べったくなるから多分紙厚を上げてるのかと推測、内容も文福茶釜、離れ折り紙に比べると少し見劣りするかなと思います。大好きな作家なんで少し残念でした。 | ||||
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関西弁で語られると悪意があるのか、ないのか、よくわからなくなるし、狭い業界で騙し、騙されを続けていればどこかでババを掴まされるはずなのだが、まあちょっと順番を待っていればだれかに回すことができるだろう、という楽観的で牧歌的な「ゲーム」短編集。 短編小説としてのツボは巧妙に押さえられており、6編とも起承転結がきちんとしていて不自然、無理スジ、強引さは感じない。登場人物のキャラ立ちもわかりやすく、親身になって相手に協力するフリをしながら内職(いやこちらが本業かも)に励むコンビ芸がまるでベテランの漫才のようで秀逸。 | ||||
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2019/11月に読んだ「桃源」以来になりますが、「騙る」(黒川博行 文藝春秋)を読み終えました。6篇の短編が収録されていますが、そのテーマは著者にとって自家薬籠中のものに思える古美術ミステリ。すべてとは言えませんが、美術年報社の「佐保」と菊池が狂言回しの役割を担っています。 (1)「マケット」 キレがいい。 (2)「上代裂」 ストレートなコン・ゲーム。 (3)「ヒタチヤ ロイヤル」 ヴィンテージ・アロハ。2019/11月に読んだ「1939年のアロハシャツ」(早川書房)を想起。 (4)「乾隆御墨」 古墨。贋作。 (5)「栖芳写し」 狩野派の屏風。最も充実した一篇だと思います。 (6)「鶯文六花形盒子」 国立美術館の常設展示などでいつも難儀するのは、(私の場合)つけられているタイトルの漢字をまともに読めたことがないことにあります(笑)。殷、周時代の青銅器。 すべて、その巧みな会話と語り口で読ませますが、ミステリ的な「はなれわざ」はありません。 そういえば、登場人物の嫁や娘たちは、海外旅行、買い物、フラの稽古で家にいることがありません。その平和な日本的風景が応えられない。 読んで、ひと時の楽しさに耽る「騙し」の短編集だと思います。 | ||||
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