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小麦の法廷
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小麦の法廷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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木内先生の「矢能シリーズ」が大好きなのですがこちらは内容がハードなので主に男性向けかと。 しかし、本作品は残酷な描写が無く、主人公もかわいらしく、家内も絶賛しておりました。 出来ればシリーズ化して欲しいです。 | ||||
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なるほど、そうきたか~が読み終えた私の第一声でした。この決着は賛否両論あるかもしれませんが私は痛快さの方が勝りとても楽しめました。 「目には目を。歯には歯を」と某法典が彷彿とされます。おっとこれ以上はネタバレになりかねないので止めておきます。 | ||||
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タイトルと表紙絵から勝手に、餓えと貧困とか遺伝子組換えとかの法廷劇かと思って読み始めました。 しかしページをめくるとそんなご立派?な話ではなく、パワフルでかわいらしい新人弁護士が勝手な大人(自分も大人だけど)の思惑に振り回されながら四苦八苦してサバイブする様をコミカルに描いた痛快な作品でした。 続編を待ってます! | ||||
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登場人物の説明もしつこすぎないし、ストーリーの進行も早く、ストーリー自体も「その手があったか!」という展開は面白かったです。 久しぶりに一気読みしました。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 農作物はまるで関係がなく,小麦という名の新人女性弁護士が奮闘する法廷エンタメ作品. 有罪を主張する被告人に始まり,目撃者,検察に裁判所と,誰もが嘘と思いながら, それが真実として進んでいくねじれ現象に加え,関係者が全て敵という状況が面白く, シリアスばかりでなく,コミカルな部分もあり,テンポがいいのでスルスルと読めます. このほか,人捜しに資産問題,さらに裏社会の抗争など,大小さまざまな出来事が起き, それらがどういう関わりを見せるのか,そして巻き取られていく様子にも引き込まれます. また,最後は期待通りの決着となるわけですが,ねじれに覗く後ろめたさを逆手に取り, シンプル,かつ大胆な策が痛快で,後日談での爽やかなやり取りも印象的で良かったです. | ||||
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この著者は、元ヤクザの私立探偵のイメージが強く、女性を主人公にした作品には、正直不安がありました。 読んでみて、不安はさっと消えました。 ヒロインは、いわゆる女の色気をむんむんさせるタイプではなく、元気のよい、ちょっと抜けたところのある、好ましいキャラとして描かれています。 高校時代にはレスリングをやっていたということですが、決して肉体派というわけではなく、ちゃんと頭を使います。犯人たちの一種の罠にかかりそうになるのを、父親の助言を受けつつ、かわしてみせるのです。 そこの攻防が本作品のみどころとなっています。 ユーモアまじりの作風で、サクサクと読め、スカッとした気分で読み終わることができました。 肩のこらないエンタメを読みたい人にお勧めの作品です。 | ||||
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若い弁護士の奮闘がいきいきと描かれていた | ||||
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すいすいと読めて、くすっと笑えて、楽しめました。 コロナ禍で家にとじこもりがちでしたが、清涼剤となってくれました。 小麦ちゃんの活躍とお父さんの暗躍(?)をぜひ読みたい。続編、待っています! | ||||
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悪い人たちがテレビドラマの配役のように現実感がないのだけど、メインの法廷での水掛け論戦法はなかなか面白い。「そんな荒唐無稽なぁ」と思う戦法が中々、うまくおさまっている。 最後に父が示唆した他の水掛け論戦法は最後まで明示されないので、気になってしょうがない。 なかなかよくできたリーガル小説だと思います。 | ||||
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幼顔可愛い系、服に隠すはレスリングで鍛えた骨太ボディの新人弁護士。 意図せずおかれた自分の立場にいつまでもグズらず、取り敢えずでも進む姿に好感持てた! 都合良く回りすぎな展開もあるけど、むしろ先が読めるのに楽しめる水戸黄門的快感。 私的には木内作品で1番好きです! | ||||
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小ネタをはさんで、コミカルな展開のなかで、真っ当な結末に納得感がある。 あらぬところに伏線がはってあったではないか。 実におもしろい小説。 登場人物をうまく使いこなしている。 窮地に陥りつつも、V字挽回していく爽快感がある。 「弁護士の能力というのは、法律をどれだけ知っているかじゃない。自分のやるべきことのために、法律がどう使えるかを考え出せるかどうかだ」というフレーズがお気に入り。 それと、「弁護人だけにはウソをつくな」というフレーズ。 続編が期待できそうで、楽しみにしています。 | ||||
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レスリングでオリンピック候補にまでなった過去をもつ新米弁護士の杉浦小麦の奮闘を描いた物語。 民事の相続案件と、国選の傷害事件を抱えながら、正義とは何かを考えて奮闘する小麦の姿に好感がもてた。 物語は傷害事件の被疑者がアリバイ作りのためにわざと別件逮捕された件をどう覆すかが肝になっており、新米の小麦がどんな法廷戦略で挑むのか、最後まで楽しめた。 ただ、せっかくレスリングの経験があるのだから、悪党を得意のレスリングでひっ捕らえるような場面も見たかった。 刑務所にいる父親の過去や、三村刑事との関係、小麦の格闘シーンなど、まだまだ読んでみたいので、シリーズ化されることを期待したい。 | ||||
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主人公の小麦が最高です、不満といえば小説が短かすぎてあっという間に 読み終えてしまったので物足りなさを感じましたが、次回作がでれば即購入します。 | ||||
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皆様もぜひ | ||||
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ザ・エンタメ小説。 気を抜いているところで突然笑わされたりするので、電車の中で読むのは危険です。 今回も面白くて一気読みでした。 | ||||
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とても面白い展開で購入日に一気に最後まで読んでしまいました!木内さんの作品は全て拝読させていただいており、作品毎クオリティが上がっていると感じます。次作も楽しみです。 | ||||
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作者のデビュー作「藁の楯」以来になりますが「小麦の法廷」(木内一裕 講談社)を一気に読み終えました。 主人公の杉浦小麦は、司法修習期間を終えたばかりの新米弁護士。彼女は相続絡みで報酬わずか二十万程度の人探しを依頼されます。一方、喧嘩沙汰による傷害事件があり目撃者もいて、被告人も起訴内容を認めている国選弁護の(簡単なはずの)仕事を引き受けることになりますが、実はその事件は同時刻に江東区の倉庫内のオフィスで三人の男が銃殺された事件と関連があり、警視庁の刑事から電話を受け取ることになります。 横浜関内、日本大通り界隈の街のざわめき。警視庁と神奈川県警。周囲は敵ばかり。検察も敵。被害者も敵。目撃者も敵。そして小麦が護る対象のはずの被告人も敵という状況の中、小麦はいかにその初めての戦いを仕掛けるのか?ストーリーを書いていいのはここまでだと思います(笑) 事件は少し小ぶりで、作者の筆致も少し淡泊ですが、最後はリーガル・スリラーらしく法廷での逆転裁判が待ち構えています。「嘘」が「嘘」を打ち消し、そのまるで何事もなかったかのような結末へと至る法解釈と展開は、スリリングでとても面白かった。 主人公・小麦のキャラクターがとても魅力的ですね。レスリングのオリンピック候補でありながら一転弁護士を志し、司法試験に一発合格、プリティな見た目なのに、くわえ煙草で軽トラを爆走させる彼女の物語をシリーズ化してほしいと願います。 また、この小説はキャメラマン・仙元誠三さんに捧げられていますが、かつての<プログラム・ピクチャー>の趣きもあり、ニューアクション全盛の頃の「日活」が映画化してくれたらいいのにと(泣きながら)叶わぬことを思ったりもしました。勿論、監督は故長谷部安春。主演は、太田雅子のころの梶芽衣子で。 | ||||
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