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弥栄の烏
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弥栄の烏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 21~40 2/3ページ
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玉依姫を読んだ時、同じシリーズの「○○の烏」とは別の話だと思いましたが、「弥栄の烏」を読んで初めて納得。玉依姫は弥栄のための伏線であり詳しい説明になっていたのですね。阿部智里さんの奥が深い手法にはだまされました。 | ||||
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第二部があるということなので、期待を込めて⭐4⭐にしました。 外伝からはいったので、一冊目の謎が溶けたとき、あーなるほどと思ったのですが、その後も表裏一体があったりするのでそんな意味でも外伝はとても面白いです。いずれにしても、多くのなぞが回収されないまま残った状態なので二部どんな内容か待ってます。 最後にとんでもなく重荷を背負い込んでしまった雪哉に優しく厳しく、美しい明留の姉上をお嫁さんにしてあげて、なんといっても理想の嫁にピッタリと思う。 | ||||
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一連の作品の流れで面白かったです。発想がとてもユニークでした。 | ||||
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5巻から一気に物語の方向性が変わり、面食らった読者も多かった八咫烏シリーズ。 本巻で遂に完結です(第2部がいつ刊行されるか等の情報は、今のところ一切公開されてません)。 シリーズ全体としては、2巻~4巻が面白すぎて、5巻6巻で内容が落ちてしまったかなという印象でした。 ただ、きちんと最後まで読めば、作者の阿部さんが「物語の大枠および着地点を考えてから小説を書いてくれた」のではないかと思うだけの構成はしていました。 少なくとも、行き当たりばったりに話を進めて気づいたら物語が崩壊していました……という、ラノベや残念ファンタジーにありがちな小説とは一線を画しています。 本作の最高に勿体なかった点は、以下の通りです。 ・6巻が5巻の焼き直しでしかなかった ⇒シーンが被りすぎて再構成にすらなっていません。5巻と6巻纏めて1.5冊に出来たであろう内容です。 ・結局主役は誰やねん状態 ⇒若宮なのか雪哉なのか……我々読者は誰に感情移入すれば良いのでしょう。5巻まではちゃんと主人公を絞っていたのに、最終巻で急激に視点が散見してしまったのは残念でした。 ・後出しミステリーはそろそろ止めよう ⇒金烏の名前を探す部分ですが、読者には『考察するためのパーツ』が一切開示されないまま、急激に解説モードに入ります。1巻の頃からの作者お得意パターンですが、私的にはあまり良い構成だと思いません。 他にも、外界の設定を現代じゃなくて『明治』や『江戸』にすれば読者側の違和感が薄まったとか、キャラクターがシリーズ全体通してぶれているとか、細かいところはいっぱい突っ込みたいのですが……。まぁ、設定や世界観等については作者の趣味もあるでしょうし、あまり辛口を言う気はないです。 シリーズ全体としては十分楽しませていただいたため、星3つです。 話の組み方は上手いと思うので、後は魅せ方です。第二部もしくは新作シリーズがあるならば、もう1ランク上になっていることを期待しています。 | ||||
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誰をメインに描こうか作者にももうわからなくなっているようで、文章はまとまりがなく、説明的。 読んで嬉しくなるような表現もない。 せっかく空を飛ぶのだから、飛ぶ感覚とか表現できたらいいのにしないから、八咫烏とか言われても、ただの人間の小僧みたいです。 1、2巻では表現されていた異界の風雅な空気感がすっかりなくなって、残酷描写ばかりが目立ちます。 おまけに5巻でほぼ流れがわかっているので、同じ話を2回も読まされるのがつまらなさに拍車をかけます。 40代には物足りないです。むしろ、1巻に比べても、頭の悪い物語になりさがっていて、もやもやして腹が立ってきます。 学校出たばかりの人物が参謀になって全軍を掌握し、無茶な作戦も押し通し、反対した人物は閉じ込めとけばいいや、結果オーライでまずい部分はバレなかったよとか・・・あまりにも杜撰でご都合主義な展開です。 あまり大人を舐めないでほしいです。 机上の論と血筋が評価されて、雪哉が高い地位に就くことになるわけですが、もし現実ならみんな納得しない。 北家当主の孫!とかいう触れ込みも、その当主、ほとんど登場しません。それでは読者にすごさがわかりません。 雪哉は母親に対するもやもやを未だに夢に見るアダルトチルドレンだし、目的のためなら犠牲はいとわないとか、単なる中二病。 2巻では「能ある鷹」でしたが、6巻では復讐しか頭にない阿呆です。こんな人物に軍の高い地位とか与えちゃ、ダメ。 結局、作者自身が、「血筋」という都合の良い設定に頼っている。 格好いい人物がどこにもいません。 本当に人物が成長しない物語です。 なぜ成長しないのかというと、「深い叡智と人生経験で主人公を導く人物」がこの作品には存在しないからだと思います。 主人公と読者に示唆に富んだ言葉を与えてくれる存在は、ファンタジーには不可欠です。 若宮や山上の名前の謎を探るあたりで出てくれば良かったですが、神社に関する簡単な知識をぽっと出の他人にうんちく聞かせてもらうだけで、若宮は聞くだけ。迷うだけ、状況に流されるだけ。 真に賢い存在を書けるようにならなければ、この物語は劣化していくばかりでしょう。 壮大なファンタジーだとかいう宣伝文句は、本当にやめてほしいです。 | ||||
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やっと読めました、最新刊。 玉依姫をよんで次作はどうなるのだろうと思っていたのですが、烏目線のお話でしたね。 相変わらず舌を巻く世界観で引き込まれました。 しかし、若宮視線だったり雪哉視線だったりと所々入り乱れ、その割にはあまり感情面が描かれていない気がして、グッ!と入り込むことがなかなか難しかったです。読んでいて、あーここが見せ場なんだろうな。と客観的に見てしまいました。そこに、その世界観に引き込まれたかった! 私の読み方が浅かったのかもしれませんが。笑 また一作目から読み直したいと思います。 次回作も楽しみにしております! | ||||
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シリーズ1作目の時に感じた、 面白い要素は抜け落ちてました、、、 最後まで読み続けただけにほんとに残念。 1作目と2作目は、同じ時間軸だけど 別の物語として成立してたように思えたけど、 今作は、前作の補足説明的な記述が続くばかり。 期待してただけに残念だった。 | ||||
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シリーズ全部と外伝を全部読み直してから挑みました。 玉依姫が表とするならば、今作はその裏で何があったのかというお話。時間の流れの位置付けとしては今作の方が範囲が広く、玉依姫よりも後のエピソードまで読めたのは嬉しかった、それが無ければ読み進める楽しみがないほど、中盤のストーリーは玉依姫と一緒。ますほが、どうして玉依姫に付くことになったのかが分かったり、大火傷を負った山内衆が誰だったのかが分かったりはなるほどなるほど。 ストーリー上の雪哉の扱いにやや消化不良を感じた。雪哉が、ストーリーをすすめるためだけの駒になってしまったような、あれ、こんな人だったっけと。一応、いろいろと伏線は貼ってあったけど。彼にもっと救いがあってもよくない!!?その後がきになるので外伝とかでぜひ読みたい。 神話部分はややわかりにくく、そういうものとして読者は受け入れるしかないけれども、なんとなくしっくりこない。言ってることはわかるけど。 1〜5作目に比べて、畳まなくてはいけないエピソードを詰め込みすぎたのか、散漫な印象は否めない。 でも、読んでて楽しかった。それが全て。 シリーズは続いていって欲しいし、読み続けたいとは思えた。 | ||||
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第1部完結、シリーズ通して楽しめました。(文庫本じゃ無いサイズを購読したのは10年ぶり⁈でしたが満足です) 阿部氏の今後も期待してます! | ||||
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楽しみにしていた やたがらすシリーズ 第1幕の最終巻。 世界観が大きくひっくり返った5巻の烏目線版・謎解き編という印象。 5巻で大きく広がった世界を巻き戻して、一部を拡大して見ているようで、驚きやドキドキ感がないものの、ある意味安心して登場人物の動きを味わいながら読み進めることができました。路近にシビれました。 これからこのシリーズを読む方は、1~4巻は順不同でもOKですが、その後で5→6巻と読むのがおすすめです! | ||||
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阿部智里さんのこのシリーズの単行本は、真っ先に読むために購入し、何度も読み返すように文庫本も購入しています。現在60過ぎの当方、完結してドラマ化まで(ロードオブザリングは、映画化までに何十年もかかった)見ることが出来るのかと心配です。 | ||||
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このシリーズ,病気で入院中にずっと読んでいました。 最終巻がでて,もう一度はじめの巻からから読み直し。 「玉依姫」とかぶる部分が多くて,「手抜きか?」と思いましたが,別の観点から見ているのですね。 八咫烏。 自然を破壊したり,感謝の気持ちを忘れた現代人に対する強烈なメッセージですね。 最後は,おめでたいこともあり,よかったです。 | ||||
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全然面白かったんですけど他の方々は何がご不満なんでしょうか 外伝も全て買ってしまいました | ||||
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評判の悪いレビューが多かったから心配だったけど、十分に面白かった。ラスト前までの絶望感ある収束の仕方は、第一巻に近いサスペンス感があっていい。なるほど、そう閉じるのか、と。そのあと十数ページの薄明感は、その後の青春群像劇の風合い。どちらも、自分は好きだ。雪哉がいい味出してる。 | ||||
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第一作目は構成が面白くって興奮したんですけど、箱庭の規模がどんどん大きくなるにつれて粗が目立つようになってきました。 ストーリーも既視感がありすぎて、がっかりです。 どの作品もなのですが登場人物で魅力的だなって思った人が、作品の後半でことごとくつまらない人へと変貌してしまうのでガックリきます。今回は例の人が亡くなりましたけど、正直今まで登場して来た人の誰が死んでも哀しくならなかっただろうなって思います。 魅力的な人が描けないのか、それともどうしても作者が読者を裏切りたくなる衝動に駆られるのか・・・。 図書館で借りれば良かったと後悔しきり。 「十二国記」に次ぐ・・・だとかいう宣伝文句は正直止めて欲しい。 ステージが全く異なります。 | ||||
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シリーズ完結です。 一気読みしちゃいました。 前作では理解できなかった部分が繋がりました。 | ||||
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前作の玉依姫と同じ時間軸を、烏たちの視点から描いた作品です。 なので、大まかなストーリーの流れのうち、想像がつく部分がどうしても出てきてしまいました。 このシリーズは、ファンタジーでありながら、ストーリーにミステリー的な要素があり、個人的には、そこも魅力の一つだったのですが、その減少分を補うほどの新たな謎の提示や人物の掘り下げはなく、淡々とストーリーがすすんでいき、その分興がそがれた格好です。 文章や、構成は相変わらず達者なので、面白いことは面白いんです。 が、作者の技量があれば、登場人物の描き方、ストーリー展開等、もうひとひねりできたはずと思うため、今後への期待をこめて、この評価です。 | ||||
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第2,3,4巻の山内の世界があまりにおもしろく素晴らしかったので、期待していたのですが、玉依姫とこの弥栄の烏は、文章も流れもあらくそこまで完成度は高くなかったように思われました。天狗や猿や玉依姫や山神が魅力的に書かれていないからであろうか? 何年か後に玉依姫と弥栄の烏の編がもう一度練り直されて発表されるといいなと思っています。それでも、誕卵→啐啄→成人など、この作者ならではの八咫烏世界の踏み込んだ描き方は相変わらず魅力的。八咫烏の世界を何も現代文明と照らし合わせなくてもよかったのでは・・とつい、思ってしまいます。 全巻を通じて一番好きなところは、第一巻終章の「春たけなわの・・」から始って、「お前はいつだって、一番強くてすてきだった、と」で終わる奈月彦の独白です。紫苑の宮の誕生をすべての救いと希望としたい作者の意図はよく分かりました。 | ||||
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心待ちにしていたシリーズの最新作。 第1作目を読んだ時の興奮が忘れられない分、期待値も大きかった。第1作から追いかけている身としては、もう少し若宮と雪哉の繋がりや信頼関係の描写が欲しかった。今作は全体的に淡々と物語が進んでいくので、1回さらっと読んだだけでは感情移入をしにくいかもしれない。期待値が大きかった分、肩透かし感が拭えないが、ここまで次作に期待させる物語は大変貴重なので、★4つ。 | ||||
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一作目から三作目で感じた、まるで山内が存在しているかのような描写が好きで追いかけてきたシリーズです。 今作は、前作の八咫烏視点となっています。 前作にハマりきれずもやもやが残った自分は、今作も前作同様の感想を持ちました。 神や眷属といったものに知見がないため、登場人物への感情移入が難しく感じた部分が多かった点が原因だと思います。 作り出される世界観は好きです。 次回作に期待しています。 | ||||
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