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毒花を抱く女



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【この小説が収録されている参考書籍】
毒花を抱く女 (ハヤカワ文庫 NV ア 12-1)

毒花を抱く女の評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

だんだんと引き摺り込まれる面白さ

最初はミステリーのミの字もない、ただのサクセスストーリーのように感じるかもしれないが、話が進むにつれて主人公の背後に潜む闇を少しずつ感じ始める。「もしかしたらあれも…」と、だんだんと深くなる闇に、読めば読むほど止まらなくなる一冊。
「深淵を覗くとき、また深淵もこちらを覗いている」というニーチェの言葉は有名だが、その言葉がとてもぴったりな作品と言えるだろう。
二部作での構想とのことで、まだ明らかになっていない謎もあるが、一作目でここまでの読み応えのある小説を書ける作者ならば、一作目を超える大どんでん返しを期待できるだろう。
そんな期待も込めて星5のレビューを付けさせてもらいたい。
毒花を抱く女 (ハヤカワ文庫 NV ア 12-1)Amazon書評・レビュー:毒花を抱く女 (ハヤカワ文庫 NV ア 12-1)より
4150414718
No.1:
(4pt)

期待を込めて4つ星評価

同じく北欧ミステリ・ミレニアムのような社会派ミステリシリーズの第1作目です。登場人物は皆あからさまに怪しく、ドリフのコントのように「サラ、騙されてるよ!」って教えてあげたくなります。個人的には読みやすく、ネットの地図機能を用いてガタン(通り)やお店をチェックするとより臨場感が出ます。とりあえず怪しい登場人物のうち、1作目の黒幕的な人は特定されますが、序盤からじわじわという感じがクライマックスで、唐突過ぎな感じがしました。1作目でしっかりとした説明が無かった2作目以降に期待でしょうか。いずれにしてもこのような社会派のミステリは北欧っぽいな、と印象ですし、嫌いじゃなく日本にも世界的に読まれる社会派のミステリが撃生まれないかな、と。音楽もそうですけど、ミステリ界もガラパゴスかなぁ。
毒花を抱く女 (ハヤカワ文庫 NV ア 12-1)Amazon書評・レビュー:毒花を抱く女 (ハヤカワ文庫 NV ア 12-1)より
4150414718

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