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歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告
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歴史は不運の繰り返し セント・メアリー歴史学研究所報告の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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もしアナタが、ドードーというのがどんな鳥か知らなくても、「ルーシー…歌にもあるだろ、輝く瞳の女の子」という台詞に、ビートルズのあの曲のメロディーを思い出せなくても、「サンダーバード2号じゃないんだから…」と言われて、あの緑色のドデカイ輸送機の姿を思い浮かべられなくても、ダレイオス二世って誰イ? と言う人であっても、作者はアナタを充分楽しませてくれるでしょう。それ等を知っていれば、もちろんもっと色々楽しめますけどね。 でも、疲れます。何しろ主人公は元気良すぎるし、エッチ激しすぎるし、ケンカっ早すぎる。周囲の人達は短気すぎるか、ユニークすぎる。おまけに仕事は軍隊か…否、それ以上に過酷じゃん、って言う位超ハード! なのに、そろそろまとめに入ってくれるか…と思ったところから更に、体操の白井君ばりのひねり技の連続!…で、読了するやバッタリ倒れ込んでしまいました。 見事なひねりではあります。この作者、ミステリー書いてもイケるかも、です。 もし続刊の日本語訳も出たら、買うかって? う~ん…疲労回復してから考えたいところですが、エピローグで仄めかされているように、シェイクスピアとエリザベス一世に会いに行くのだったら、ご一緒したい気もします。 | ||||
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500ページを超えるボリュームに圧倒され、購入後しばらく積読状態。いつ迄もほっとく訳にも行かず、気 合を入れて読み始めると、難解な用語もなく非常に読みやすい素直な文章だった。コアなSFファンが好むタ イムパラドックスもなければ、ポッド(本文中ではタイムマシンのことをポッドと呼称)の時間移動理論の 蘊蓄もなく、肩肘を張らずに読めるエンターテインメントSFです。 主人公は反骨精神、ユーモア精神旺盛な女性歴史研究家。そのためか物語全体がのどかな雰囲気を醸して おり、シリアスすぎることはない。別な見方をすれば、起伏に乏しい平坦な物語と言えるかもしれません。 ポッドに乗り過去に向かうが、イギリスを始めヨーロッパの歴史なので、その方面に疎い私にとっては興 味半減。行く先々でトラブルに巻き込まれ、これでもかと言わんばかりに次々と身に降りかかる。これはタ イムトラベルというよりタイムアドベンチャー小説と言った方が正解。主人公マックスウェルは本当に疫病 神だ! 新人訓練生がタイムマシンに遭遇した際の驚愕あるいは狂喜乱舞するシーンがなく、あれっどうしたのか な?と読んでるこっちが驚いた。またポッドの大きさも形も動力も全く不明。義理でももうちょっと突っ込 んで描いて欲しかったなあ。でも、メインはマックスウェルの冒険譚だからいいとしようか。 | ||||
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無念でも、苦痛の果てでもないけど、どんどん死ぬ。 歴史の事実を知るためだったら、死んでも良い と思う人が本当にそのために死んでしまう。 今のところ過去の人と仲良くなったり、現代に来たりすることはない。スプリガンみたいな与太ネタもなし。 ひたすら歴史家の興味に従い、時間旅行の諸矛盾に関しては、おおむね掘り下げる感じはない。歴史は文系の学科だからね。 | ||||
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ウィリスの新作がなかなか出ないところ、ウィリスっぽいのを発見。大当たり! 人物は茶目っ気あり、プロットはブラックアウト~オールクリアっぽく、展開も早く(ウィリスと違い)すいすい読めます。 続編も短編も楽しみな作家になりそう。あ~よかった。(ウィリス先生は高齢。ティプトリー、ル・ヴィンはいないし) | ||||
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表紙絵に釣られて購入しましたが、別の意味で裏切られました。 可愛いし好みですが、中身とは全く合っていません… 歴史家が「ポッド」と呼ばれるタイムマシンで過去に飛び、歴史を見物するタイムトラベルSFですが、ドラえもんの映画のような生っちょろい世界ではなく、想像を超えたハードな過去世界に連れて行かれます。 タイトルの通り、困難と不幸が目白押し 主人公の語り口調のクセが強いので、合わない方も多いと思いますし、キャラの呼び方がコロコロ変わる為(役職、名前、姓、愛称)何度も登場人物紹介を参照してしまいましたが、映画みたいにリアリティのある文章や怒涛の展開で、とても楽しい時間を過ごせました。 続編希望です | ||||
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久しぶりに面白い作品に出合えました。主人公は赤毛で小柄で責任感強く前向き、何があってもへこたれない魅力的な女性です。(表紙と主人公の名前だけだと主人公の性別がわかりにくかったです)登場人物がよりどりみどりで個性的、ページ数も多く、内容もてんこもりでコニーウィルス(歴史的)、ケルスティンギア(ロマンス)を彷彿させました。現在11冊まで発行されているとのことです。この一冊でも普通の小説の3部作ぐらいの読みごたえがありますが、ぜひこの後の続きも読みたいと思ってレビューを書きました。 | ||||
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