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同姓同名
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同姓同名の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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登場人物が、ほとんど同じ名前で、今どの人の話をしているのか、何度もページを戻って 確認したり、と手間がかかった。 最後の部分、どんでん返しはいいけど、 せめて、もう少しくわしく解説してほしかった。同級生の二人の言い合いの会話の部分は、どれがどっちのセリフか何度読んでも はっきりしない。すっきり読み終われなくて 読後感が悪い。 | ||||
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この小説は、展開の仕方が実に巧妙です。 前半は、展開する妙手が分かりません。 後半は、次々とめくるめく謎解きの展開が激しいです。 最後の辺りの、スピード感は読んでいて面白かったです。 どんでん返しも、一読する価値がありました。 今朝の読売新聞にもコラムが載ってあり、興味深い一冊です。 ただし、自分はあまりミステリは好みではなく、敢えて★三つとさせていただきました。 | ||||
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同姓同名さんがたくさん登場しますが 混乱することなく 楽しく読み進めていましたが 中盤以降になり内容に無理があるように 感じることが増えてしまい、、、 購入したので最後まで読みましたが 途中まで楽しめただけに残念な気持ちに なってしまいました。 友人には薦めない作品です。 | ||||
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いろんなメディアで取り上げていたので、興味本位で読んでみました。 誰のことを書いてあるのか、分かりにくいですが、それぞれに個性があり、久しぶりに最後まで読んだ本です。 ページを戻らなくても、前の文をまた書くのは初めて経験しました。 ただ扱ってる内容が、好みが分かれるかなと思います。 子どもが読むのには、オススメはできません。 SNSなど今の時代の本だと思いました。 | ||||
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ウィンザー城での女王の晩餐会の翌日、ロシア人ピアニストの死体が発見された。 調べるのは難しいく、女王自身も調べるのは難しい。 現女王を探偵として謎が解けるのも驚きだ。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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テクニックであり、そこがポイントだとは分かってるが、 「今は、どの大山正紀の話?」 が、途中で面倒臭くなったのも否めない 面倒臭くなると共に、全員同姓同名の「会」を作ったら、「大さん」「山さん」「正さん」「紀さん」的に「呼び名」を作らないと不自然だ。と、会話文が出てくる度に不自然さが段々大きくなって、そっちに気を取られてしまった感じ 「漢字が違う」のに、「私も同姓同名だったんです」の記者を許容してちゃダメだろう。音が同じで間が悪い事があっても、記名なら字面が違うのが明らかになる。…程度のステージの人に「私も同じ」と言われたら「そりゃ随分遠いこって」としか思わないが。そんでもって、世論が真っ二つに割れるような問題提起をしたら「それは気の毒だ」と共に「大山正紀には関わるな」のイメージ方が強化される気がする …オチは割とどうでも良かった 2/3位のページ数で良かったんじゃないかなあ。冗長過ぎてダレた気がしないでもない このご時世だから「コロナ」を入れ込みたいのは分かるが、ネット世界での攻撃性は「昔も今も、程度は同じ」だと思う。総数が増えただけじゃ?みたいな 決して面白く無かった訳ではないんだが、根気を試されてる感じの読み方になってしまった | ||||
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登場人物が全て同じ名前なので混乱を免れない設定ではあるが、何とか最後まで読み進める事が出来ました。たまに会話の主語が不明瞭で誰が喋っているのか不明瞭ではありましたが(特に後半)まずまず許容レベル。 最初のうちは「次はどうなる?!」とハラハラドキドキでまさにページを捲る手が止まりませんでしたが、被害者の会の人達の傍若無人な行動(住居不法侵入など)の辺りから少し興醒めといいますか、、。 ミスリードを詰め込みたいのはわかりますが性別のアレは蛇足だと思います。 サッカー男子を最初にあそこまで細かく描いたのだからもう少しキーパーソンにして欲しかったし、ただ悪態ついて消えただけの細目の彼が随所随所に出てきたのも割とストレス。 読ませる小説であった事は事実なので☆は3つかな。 | ||||
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同姓同名の残忍な殺人犯と同じ名前のために、人生が暗転する人々が被害者の会を結成。 正義感からの冤罪や、ネット社会の匿名性の危険など、現代社会ならではの側面を抑えながらの展開は読ませるし、前半からちりばめられた伏線回収も丁寧でさすがの筆力。 ミステリーとしての後半部分の展開も楽しめるのだが、前半から生じるそもそも同姓同名だけでこんな不幸になるのは違うのでは…という違和感が払拭されない。 結果としていつものリアリティが感じられず、モヤモヤした終わり方。 | ||||
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「コープス・ハント」(2020/2月)、「法の雨」(2020/4月)に続き今年3作目の下村敦史の長編「同姓同名」(幻冬舎)を読み終えました。帯の惹句どおり「大山正紀が殺された。犯人はーー大山正紀」、以上のストーリーを書いてしまうと”ワン・アイディア”を活かして物語を構築した作者に対してフェアネスが保てないという思いから、そのストーリーの詳細については可能な限り触れずに済ませたいと思います。 作者は、毎回、そのスコープ、手口を変えて、「現代」を活写しながらミステリ作家として常にチャレンジし続けていますので、ついつい読んでしまうことになります。 今回は、タイトルどおり「同姓同名」者だけによるスリラーという<制約>を課しながら、悪意の蔓延るインターネット社会、ハンドル・ネームの陰に隠れ、アノニマスを装うことによって生じるSNSの無責任さを探求しつつ、(特に前半において)この国に引き起こされる「憎悪」について多方面からライトアップして読ませます。悪しき「同姓同名」であることによりアイデンティティを喪失し、居場所を失くした人間たちによって作られた一つの「共同体」は、依存性者たちの自助会の有り様にも似て、その<希望>へと辿る道筋のように組み立てられたストーリーはとても好ましいものでした。 スリラーとしても前半のいくつかの<伏線>をすべからく回収して、そのプロフェッショナル・ワークを楽しむことができましたが、ストーリー展開が平板で、盛り上がりに欠ける印象が残ったことも書き留めておきたいと思います。 | ||||
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