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ジャッカルの日
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ジャッカルの日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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スパイが好きならこれを読め。サスペンス好きにうける本はこれだ。徹夜は覚悟しろ。等々・・・世界中が大絶賛のこの本。はっきり言って・・・面白すぎ!この本を読んで人生が変わったとか、これを読んでスパイや暗殺者になったとか、すごく参考になったから今度試してみるとか、そんな話はもちろん聞かないが(言ってる奴がいたら正直そいつは危ない)それでもこの話に夢中になる男は世界にあふれている(少なくとも現時点では)。今(2014年現在)は暗殺者とかスパイとかがまだいる(らしい)のでこの本を読んで気がついたら朝だったという人が絶えないだろう。(注意:面白すぎるので読むのは明日が休みの日にしてください) | ||||
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ロイター通信の記者時代にどれだけの情報を収集したのか不明だが、いったいどこまでが事実なのか、読み手にはわからない。しかし先が知りたくて知らないうちにページをめくってしまう。こんな凄い小説は久しぶりだ。 プロ中のプロであるジャッカルの暗殺を食い止めるため、完全に秘密裡のうちにヤツを捕まえろという無茶な大統領の意向に振り回される各国、中でもフランスの官僚たちの描写もうまい。 暗殺者と警察の知恵比べでもある本作だが、おそらく多くの読者はジャッカルに感情移入してしまうのではないか。それほど魅力的な敵役なのだ。 犯罪史上稀にみるスリリングな展開を、空調の効いた部屋で楽しめる我々は幸せというほかない。 | ||||
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大変面白く読ませて頂いたが、映画化作品と比べると視覚に訴えるものと文章を読んで理解して読み進めて行くものとの差が出てしまい、ドキュメンタリータッチの映画の方がどうしても面白かった。 何をどうしても状況説明や心情、登場人物の行動原理を書かなければ成立しない本書を、映画と同じ土俵で比べること自体が無謀なのだが、 正直、無理をしてまで読む必要は無いと思う。 5つ星を着けているので決してつまらない作品ではないのだが。 | ||||
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入念に準備をするジャッカル、その工程を延々辿って行く中でいつしかジャッカルに肩入れしてしまう。失敗するとわかっていても先が気になって一気に読んでしまいました。その後映画版も見ましたが小説、映画共に傑作です。 | ||||
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だいぶ前に読んだ本ですが、いまでも最も印象深い本。 描写力が抜群で、何度読み返しても、すごい作品だとわかる。 映画化もされた「ジャッカルの日」は面白かったが、 原作の方がとてつもなく面白い。 | ||||
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フランスのインテリジェンスと大統領と官僚の関係がおもしろかったです。 ちょっと理屈ぽいですが、暗殺者と警察官の心理合戦がおもしろいです。 さて、ジャッカルとは誰でしょうか・・・。 | ||||
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原書を読んだ初めての本、というかこれを読みたくて英語のペイパーバックへの挑戦を 決めた。超人的な射撃能力だけで暗殺を実行するのではなく(もちろん高い技術は持ち 合わせているが)、暗殺実行までの過程が準備段階から事細かに描かれているところが 本書の魅力。仏警察がジャッカルを追い詰めるもののいつも、あと一歩のところで取り逃す スリリングな展開の結末を知るために、ページをめくり続ける。 | ||||
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この作品は運よく読むことになった本で、 映画化されていたなんていうことは知らずに読んだ本です。 とにかく最後まで飽きずに読める作品です。 それとスリラーにつき物である「バイオレンス」表現も ジャッカルの視点が非常に静かなせいか、さほど苦なく 読むことができました。 ある意味で私の「スリラー拒否症」を看破してくれた本ともいえます。 もちろんお勧めの視点は 冷静そのもののジャッカルの視点。 さすがは「プロの殺し屋」です。 その行動一つ一つがまるで機械のごとく「正確」なのでありますから。 そして時折出てくる 「色」のシーンも彼らしさをより一層 ひきたててくれています。 一方、彼を追う側も もちろん必死になっています。 終盤、彼の尻尾をつかみ始めたときの たたみかけはまさに「ハラハラドキドキ」とさせられるはず。 この作品に結末は多くはありません。 表現もどのようにも取れます。 だけれども不満はないのです。 きちんと読者に解答を与えているのですから… | ||||
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読んだのは30年近く前ですがいまだに面白い。フォーサイスは世界最高のストーリーテーラーと言っても過言ではないと思います。フレデリックフォーサイス読まずしていったい何を読む?これは世紀に残る金字塔でしょう。 | ||||
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きっちりとした取材をしたうえでの、 構成というのが窺えます。 ストーリーといい、人物描写といい 良くできた作品だですね。 欲を言えば、もう少し意外性があったほうが 楽しめたかな、と思いましたが、 それでも読者を惹きつける技量は さすがだと思います。 | ||||
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途中でダレることなく緊迫感を維持したまま駆け抜ける面白さ、比類するものが無い娯楽傑作。 翌日が平日だったら、夜に読み始めてはダメです。一気に読まずにはいられません。 黒澤明監督は「ビフテキの上にバターを塗り、さらにウナギの蒲焼を乗せたような映画を作ろう」と、「七人の侍」を撮ったそうですが、小説「ジャッカルの日」も、全く同じ表現が当てはまる、満足感てんこ盛りの作品です。 まあ、あまりベタ褒めでハードルを上げ過ぎるのもこれから読む人にとって逆に不親切かもしれませんが、そのくらい好きな作品です。きちんと時間を取って、腰を据えてじっくりこの世界を楽しんでください。 | ||||
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最初に驚いたのは、フィクションでありながらその精緻な描写。記者時代の取材経験を生かしているということだが、そのリアリティ溢れる描写が素晴らしい。そして、淡々と事実を追っていく著述方が、読む手を逆にどんどん引き込んでくれる。あまり語るとネタバレになるのでやめるが、これを読めば誰もがフォーサイスの虜になるだろう。彼の最高傑作であり、この手のジャンルの金字塔といえる。 | ||||
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結論から言えば、夜更かしするほどハラハラドキドキできる良い作品でした。 そして結論から言うのは、読み始めに難があるからです。 この小説は、著者がジャーナリスト畑の人間だったからか、描写がやたらと繊密です。 勿論それが暗殺準備の手順や警察側の捜査手段をもっともらしくし、合間合間にある主人公の各地での骨休めの優雅さをありありと眼前に浮かばせ、全体の雰囲気を素晴らしく色彩付けていたことには違いありません。 そういう良い部分はこの文体だからこそでしょう。 しかしそのせいで、まだこの作品に興味が持てていないころ、つまり盛り上がり始めてもいない頃ですね。端役のような登場人物の名前や組織・役職名、それに情景描写などが書かれすぎて、読み進めるのにひどく苦労するのです。 新聞記事を読んでる感覚と言ったら大げさかもしれませんが……。 ーーけれども読み進めるにつれ、中盤に差し掛かるあたりでは、物語が急エンジンで発車し、俄然面白くなってきます。 そうなればもう目を離せなくなり、勢いに任せて最後まで読んでしまうくらい引き込まれます。 評価が5でないのは、この序盤の退屈さです。 他の人にとっては退屈ではないのかもしれませんが、読み返してみてもやはり僕の目にはそう映りました。 そこを勘定に含めても、傑作であるのは間違いないと僕は思います。 | ||||
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学生時代、父に勧められて映画を先に観た。冷静沈着、精巧なアンドロイドとも思えるジャッカル。彼が、人間くさく悩んだり迷ったりすることなく、着々と『ドゴール暗殺計画』を遂行していく様がまるでドキュメント映画のように面白かった。それまで知らない世界が、その中に存在した。それから本書を手にしたのだが、一気に読んだ。文庫本が、まるで立方体に見えるほど分厚い作品だが、まるでジャッカルの手数のように無駄なんてどこにもなかった。もちろん映画で省かれていたことがより深くより詳細により緻密に書き込まれており、ほとんど「暗殺計画スケジュール本」のようで不謹慎ながら本当に心躍った。もちろんフィクションであるという前提だが。同時進行に進む、フランス警察側の「暗殺計画阻止」の生々しさも話の展開につれて狂おしいほどの切迫感があり、ルベルとどちらに肩入れをして読み進めていくべきか悩ましかった。初めて読んでからもう四半世紀経ったが、このノベルは、別格の王様だと思う。どのページを開いても、そこからすぐに世界に引き込まれてしまう。 | ||||
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私が読み所有している「ジャッカルの日」はS50年2月版で、今の表紙と大分かけ離れています だけど中身は一緒。コードネームはジャッカル、指令はフランス:ドゴール大統領暗殺・・結果どのようになったかは歴史で分かりますが、どうしてこの様な結果になったのかが一番重要な処で・・・男が重要な仕事を片付けようとする刻やっぱり・・・が欲しいの分かります。小説も映画も最高ですが2番戦時の映画はダメですね・・・ | ||||
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たまたま関係する本でお勧めとして上がってきたので、懐かしく思いました。フォーサイスの文庫版になったものはその他にも読んでおり、落合信彦を読む前に世界情勢、サスペンスとして読んだ記憶があります。 事実としてとらえたので臨場感を持って読み進めたように思います。 当時の角川文庫も外国ものは割と少なかったため、どうしても文庫紹介で載っているため、気になるため買ったのが始まりで、決して世界の暗躍に興味を持ったわけではなかったのですが、この本から実は世界の裏ではこのような暗躍がひしめいているということに興味を持つようになりました。 今でこそ北朝鮮等の動きがクローズアップされますが、9・11以前の世界でもいろいろな工作活動はあったのだと理解させていただいたものでした。 以前の表紙は、赤の背景に銃を構えた男がいるような渋いものだったような気がします。 | ||||
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映画にもなりヒットした、“ドキュメンタリー・サスペンスの大家”フレデリック・フォーサイスの小説デビュー作。アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’72年度ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)受賞作でもある。 反ドゴール派の秘密軍事組織OASは、度重なるドゴール大統領暗殺の失敗に、最後の切り札として、‘ジャッカル’というコードネームを持つプロの殺し屋を高額の報酬をもって雇う。対する官憲側も、この情報をキャッチして‘ジャッカル’の暗殺阻止に司法警察刑事部のルベル警視を起用する。 一見風采の上がらないルベル警視が全力を挙げて、まるで雲をつかむような正体不明の殺し屋に迫ってゆく警察力は凄まじいものがある。一方‘ジャッカル’も内通者を通した情報からルベルの動きを察知して、あと一歩のところで姿をくらます。4回も身分を変え、邪魔者を排除しながら、暗殺の準備を整える‘ジャッカル’と、イギリスをはじめ各国の協力の下、この正体不明の殺し屋の身元を突き止めんとするルベル側との息詰まる迫真の攻防は本書のメインストーリーであり、かつ最大の読みどころである。 ドゴールが暗殺されず天寿を全うしたことは史実であり、暗殺が失敗することは誰でも知ってはいるものの、読者は「もしかしたらこんなことが実際にあったかもしれない」と思いながら、ページを捲る手を止められない。本書は、ラストまで、どこまでがフィクションでどこまでが事実かと手に汗握りながら読ませる、エンターテインメント小説の世界に“ドキュメンタリー・スリラー”という分野を生み出した傑作である。 | ||||
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絶対間違いのないストーリーというのがあるとすれば、この「ジャッカルの日」は間違いなくそのジャンルにはいるだろう。 当時フランス大統領だったシャルル・ドゴールを暗殺するために、やとわれた殺し屋「ジャッカル」と、それを追い詰めるフランス警察。 ジャッカルが、筋肉質長身のブロンドのハンサムで、グルメで女たらしであるのに対し、フランス警察の警視のルベールは、カミさんの尻にしかれたサエない小男。ところが、このルベールの「コツコツ」とした性格が、着実にジャッカルの足跡を探り当てる。数年前の足跡が、数日前となり、数時間前となる。 一方ジャッカルは、精密機械のような用意周到な計画と変装技術により、自分に危機が迫るのを知りながら、プロフェッショナルとして、仕事を完遂することにすべてを賭ける。これだけだと、まるでゴルゴ13みたいなのだけれど、ジャッカルのおもしろいのは、仕事の合間に、おいしいディナーを楽しんだりと、とてもセレブなライフスタイルを持っているところだ。 | ||||
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もう40年以上も前に書かれた小説なのに未だに色あせない。どこまでかが実話で、あるところからフォ−サイスのフィクションですが読み応え充分でした。映画は2時間に詰め込まないといけない反面、小説だと背景の説明などたっぷりあってとてもリアリティを感じました。一国の元首を暗殺する本をよく出せたなというのも驚きです。最後までジャッカルの正体は分からない。彼は一体何人で国籍は? この本をきっかけにフォーサイスの本を読み始めました。 | ||||
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一回目に読んだときは、(ふ〜ん。まあそこそこ面白かったかな)という程度でした。 しばらく置いて、二回目に読み返したら、(あれ、これって、こんなに面白い内容だったっけ?)と思いました。 そして三回目、さすがに内容は覚えてるのに、何故か読み終わるまでドキドキしていました。 不思議な本です。 | ||||
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