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第四の核
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第四の核の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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途中下車しながら読んだので、登場人物とストーリーが散漫になりってしまいました。 失礼ながら、いつもの一気呵成にラストまでとは行きませんでした。 | ||||
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映画との違いがよくわかりました。 でも、終わり方が淡泊ですね。 少しがっかりした。 | ||||
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forsythの作品はいつも現代マーケティングの見本とも言っていいほど、綿密に作られています。彼の政治観、時代への関心、そしてアメリカ人に対するイギリス人のコンプレックスに由来するであろう根拠のない優越感、これらの要素が見事なまでにマスの読者に受けるように組み合わされています。この要素のどれかひとつがアンバランスに肥大化してしまうと、低俗化したり、逆に普通の読者には理解不能となり売れないというリスクがありますが、彼のすごいところは、いつも75点以上の合格点を出すところです。もっともあまりにもその時代のマスの選好をターゲットとしているため、どうしても時代性の刻印を帯びてしまいます。この作品はもう今では思い出すこともできない1980年代前半の欧州情勢がその背景をなしています。それはアメリカのパーシングIIの欧州配備に対していわゆる反核運動(die in覚えてます?)が欧州の一部でかなり盛り上った状況を背景としています。そして英国労働党にもソヴィエトの第五列とも言うべき左派が暗躍しています。その中で、ソヴィエトは工作員をイギリスに潜入させ、ある事件を英国内で起こすことを計画します。この計画にはいくつもの目的が隠されています。kill the two birds with a single stoneというわけです。ここから先は現物をよんでもらうしかありません。結末は、著者一流の皮肉ですが、まだ当時の英国ではこのような皮肉がそれなりにリアリティを感じさせたのかもしれません。 | ||||
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上巻の半分くらいまでは、すべてのプロットが出尽くすまでにとても退屈しました。しかし、その後の展開はよりスピードアップします。イギリスとソ連の直接対決ではなく、南アフリカが絡んでくるのが渋い展開で、エージェントの2重、3重の騙し合いが面白い。追う側と追われる側の緊張感は、フォーサイスの小説でいつもながらの楽しみ。 | ||||
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旧ソ連が亡命イギリス人からの話を元に考え出した作戦「オーロラ」とは何か。イギリス議会の選挙をねらって、現保守党から野党への政権交代をたくらみ、駐アメリカ軍の武器を密かに攻撃することで、それを実現させようと、書記長が直々に作戦計画を立てる。これこそ、秘密作戦の最たる物では!?実際のヨーロッパで起こってもおかしくなかった出来事だといえると思えるぐらい現実味のあるプロットには、脱帽物です | ||||
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