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(短編集)
少女と武者人形
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少女と武者人形の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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「オール読物」に1981年から82年にかけて発表された短編を集めたものです。 80年代はバブルの始まりで景気がどんどんよくなりつつあり、70年代の学生運動に象徴される社会の左傾化がひと段落した頃。けれどそれで何も成し遂げることができなかった世代は反体制的な価値観のまま世間を斜めに見て、会社などの組織に属することを拒否する人も多くいました。 ここに収録されている作品にもその傾向が色濃く出ていて、社会からドロップアウトしたような登場人物が多いです。どこか投げやりで陰鬱さが表に出た作品が多めでそのあたりは好みが分かれると思います。 また、山田正紀氏の長編大作に親しんでいるファンには物足りないかもしれません。 個人的にはタイトル作の「少女と武者人形」がよかったです。母親と弟を交通事故で亡くし精神のバランスを崩した少女。高原の別荘の叔母に預けられた彼女は屋根裏部屋で大きな武者人形をみつけて・・。思春期独特のもろさと残酷さを描いて、幻想的な作品で秀逸でした。 | ||||
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楽しい話ではないのに不思議に記憶に残っているのが「壁の音」 哀愁がなぜか心に残る「カトマンズ.ラプソディ」 短編名作集 | ||||
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改めて、短編は難しいんだなと思わせる本です。ジャンルは違いますが、星新一の偉大さがわかります。どうしても、食い足りないと感じてしまうのは私だけでしょうか?あとがきには、連作短編集とありますが、それぞれにあまり関連性はないように思います。たぶんタイトルにした「少女と武者人形」が作者はお気に入りのようですが、私は、「ねじおじ」の方が好きですね。ま、当たりもあれば、外れもあるということで… 読書は好きだけど、まとまった時間がとれず、通勤途上のわずかな時間でも本を読みたいなという人には、オススメかな? | ||||
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好みが別れる短編の集大成。半分以上はとても楽しく読ませてもらいました。芝居の原作に最適かと。 | ||||
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