顔のない神々



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初公開日(参考)1985年07月
分類

長編小説

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顔のない神々〈上〉 (角川文庫)

1987年03月01日 顔のない神々〈上〉 (角川文庫)

1971年、夏。中近東を旅行中の久藤は“ひかりのみち教団”信者の女性から、彼女の息子淳一を捜すよう頼まれる。砂塵舞うアフガニスタンの荒野で少年を発見するが、彼は現地で“魔王”と呼ばれ忌み嫌われていた。それから2人の奇妙な旅が始まった。―公害企業主呪殺祈祷を行い逮捕された“教団”統理千装槐二郎は、獄中で国会議員海藤と会い、彼の巨大な謀みを聞く。一方、18歳の教団2代目教祖爽子は槐二郎の息子であった淳一と出会う。石油ショック後の混乱した時代に宗教界を統合し日本支配を狙う海藤の野望が燃える…。壮大なスケールで展開するSF幻代史。 (「BOOK」データベースより)




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未読の方はご注意ください

No.1:
(4pt)

うんこ爆弾で自衛隊を翻弄するシーンは大傑作!

1973年、オイルショックでトイレットペーパーを買い占める、
自分の家族のことしか考えてない愚かな国民に対して、
田中角栄派の政治家海藤は、愚かな国民を善導すべきと、
自分が独裁者になって日本を支配しようとの野望を持つ。
海藤は政治界、官僚界、経済界を巧みに支配していく。
自分が支配する全体主義国家にするには、
思想信条の自由もあってはならない。
海藤は宗教界の支配にも乗り出す。
学者もマスゴミも全体主義批判が出来なくなっていく中、
新興宗教「ひかりのみち」教団は、
武装テロリストと化して、全体主義にノンを叩き付ける。
日本が全体主義になっていく過程を描いた衝撃の、
仮想現代史!(=幻代史)
神や宗教が嫌いな筈の山田正紀 が、
宗教団体を主人公サイドに持ってきたレアな作品。
神通力を持った宗教家と自衛隊とのバトルアクションはオマケな感じ。
日本が全体主義になっていく過程を描くのがメインと思われる。
これは超能力者を出さずに、
自衛隊との戦闘をメインにした冒険小説として書いた方が、
より面白くなったと思う。
普通の人間が知恵を使って自衛隊と戦うパターンを
もっと多く描写してほしかった。
うんこ爆弾で自衛隊を翻弄するシーンは大傑作である。
宗教団体ではなくて環境保護団体が自衛隊と戦うという話で、
書き直してほしい。
顔のない神々〈上〉 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:顔のない神々〈上〉 (角川文庫)より
4041446112



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