■スポンサードリンク
鷲は舞い降りた
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
鷲は舞い降りたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方のレビュー同様、私も電子化を鶴首して待っていた一人です。 酷暑の中読んでいても、気分は身も凍るベルリンやイギリスの寒村でミッションを果たそうとする青い目をした男達になりきっています。 願わくば他の作品やマクリーンあたりも是非電子書籍化をお願いしたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
はるか昔に文庫で読んだこの物語、ハヤカワがなかなか電子化してくれないものだからずっと心待ちにしていました。 やっとKindle版が出たことを知り即購入。もうずいぶん前の作品だし、正直若いころのようにワクワクしながら楽しめるものだろうかとも思っていましたが、輝きは全く色褪せることなく、むしろ昔より惹き込まれました。 言うまでもなく冒険小説の金字塔。コレを読まないなんて人生の損失です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
気軽に楽しんで読むだけでは終わらない。時代、人物とともに過ごす時間を得られた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
五つ星以外の評価は考えられない。 戦争冒険小説の最高峰だし、これが冗長だとか回りくどいなどと思うなら本物の冒険小説で味わえる深い感動は諦めて、お手軽なお子様作品で満足するしかないでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最高の戦争小説です!! 必読の冒険小説の金字塔是非お薦めです! 私が読んだのは35年前以上です。 いまでは第二次世界大戦は遠い過去かもしれませんが今年2022年『同志少女よ敵を撃て』が本屋大賞を受賞しましたね。 柏葉付騎士鉄十字章のドイツ空挺部隊の英雄がユダヤ人の少女を助けた事で懲罰部隊に転属されます。 そんな歴戦の空挺部隊をチャーチル首相暗殺のために英国に送り込む物語。 この小説を超える戦争文学はないと思います。本当に素晴らしい。 様々な魅力ある登場人物の生きざま。 理不尽な戦争の中でも矜持を持って生きる人間を描いた最高傑作です。 当時ナチスドイツ軍は小説でも映画でも悪役でしたが、この作品は誇り高い矜持を持つ悪役でない高潔なドイツ軍人を描いた作品で素晴らしいです。 困難でも矜持ある人生を送りたいと思わせてくれた素晴らしい傑作です! ハヤカワ書房さんお願いですからこの歴史的な戦争文学の金字塔を電子書籍にしてください。 電子版をなにとぞお願いします! 完全な蛇足である続編が電子版で読めるので納得いきません。 追記 映画版は賛否両論ですが脇役が豪華で素晴らしい! 名優ロバート・デュヴァルまたドナルド・サザーランドの演技は素晴らしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
北上次郎さんの、ずいぶん以前に出版された書評集でジャック・ヒギンズを知りました。この作品がジャック・ヒギンズに触れた最初の本です。私は女性ですが、冒険小説が大好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて読んでから30年以上ぶりに読み返したが、やはりすごく面白い。というか若いときに読んだ時よりも面白い。それはなぜかというと自分がオッサンになったからだろう。若さあふれるピチピチの女性がオッサンに一途に恋をする、というシチュエーションにググッとくると思われる。特にその女性が美人ではないのがリアリティーを感じれるのだろう。さりげない描写なのだが、教会のミサでの太ももの描写などは「あー、作者は本当にオッサンなんだなあ」と実感が湧く。ところどころに作者の「張りのある健康的な若さ」に対するフェチズムが垣間見える。自分もオッサンになってそれが分かるようになった。若い時に読んだときはまったくわからなかった。「若い時に読んだけど、単なるよく出来た冒険活劇だったよね」と思うオッサンにはぜひ再読をお勧めしたい。オッサンになってから読んでこそ名作と思える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
が、何故『鷲は飛び立った』のkindle版があって『鷲は舞い降りた』のkindle版がないのよ? 紙の本を読めって言われそうだけど、kindle版を検索する度に紙の本は買っています。 脱衣所には、半分水没した『鷲は舞い降りた』が二冊ころがってるし。 カパカパで読めないけれど何故か捨てられないのよね。 いずれにしろ、冒険小説やSF小説のkindle版が少なすぎます。 デズモンド・バグリイやA・J・クイネル、可及的速やかにkindle化をお願いします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
チャーチル首相を誘拐せよ。オリジナル原稿をもとに、最初に刊行されたときに削除されたエピソードを忠実に復元。冒険小説ファン待望の決定版。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人物描写が巧みで、細部まで実によく描かれ非常に読みごたえがありました。過酷な状況下での上下を越えた信頼感に心が揺さぶられます。単なる冒険活劇ではなく、それなりにシリアスに物語が展開していくので、知らず引き込まれてしまいます。映画が見劣りするのは仕方ないでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クラシックに入るでしょう。映画化されたようで観てみたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒険小説好きなので、傑作との評価のあった本書を読みました。 星評価としては本当は3.5くらいです。率直に言ってそんなに面白くなかった。映画を見たことがないので見れば面白いのか。 ・1975年当時だったら面白かったのかもしれない。当時だったらまだ第二次世界大戦が遠い昔のことではないし、また冒険小説がの先駆けだとしたら評価されるのはもっともである。 ・ストーリー展開が大きな目で見ればなんのひねりもない。 ・主人公が決まっておらず、主人公がいないと一貫性に欠ける。また、登場人物が多く時々誰が誰だかわからなくなってくる ・最初と最後でノンフィクションぽく書いているが、興をそぐ。 ・和訳の問題であるが、自然の風景を「原」、「塩沢」、「沼沢」などとかいているのでピンとこない。 ・和訳の問題なのか、元がそうなのか、本書全体を通して細部でピンとこないところが多数あった。 ・登場人物のせりふ、会話はとてもよく、魅力的でとてもいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほぼ新品で非常に良い状態でした。 早川書房刊行の(主人公を象徴する)柏葉付騎士鉄十字章の表紙のものが欲しかったのですが、手に入るとは思ってもみず、嬉しい驚きでした。本当にありがとうございました。 ジャック・ヒギンズらしい読む者の目を逸らさないテンポの速い展開で、ぐいぐい惹きつけられ、夢中になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あらすじやら他の方々多く書かれているので此処ではジャック ヒギンズの得意な場面場面の台詞回しを少し ユダヤ人の少女を助けたために部下を巻き込んでしまったクルトシュタイナーがSS少将謙国家警察少将ユルゲンシュトループにたして 「彼らはなぜか私には理解の出来ない理由である種の忠誠心を私に抱いているのです。あなたが私だけで満足して彼らがしたことを見逃してくれる可能性は無いだろうか?」 「全くない」ユルゲンシュトループはい言った 「だろうと思った」「私は常々一目見ただけで犬畜生のような人間の見分けが付くことを自慢にしてるのだ」 又腹心の部下リッターとの思い出話 「一緒に行動するようになってどれくらい立つかなリッター?」 「あんたの方がよく知ってるはずだ」 「俺が初めてあんたを見たのはナルヴィックの上空で俺が飛行機から降りるのを怖がっていたときだ」 「あああ思い出したよ俺が考えを変えるように説得したな」 「いろんな言い方が有る物だな。俺を放り出したくせに」 この小説のもう一人の主役IRAのリーアムデブリンが告白する 「これまで誰にも話したことがない秘密を聞かせてあげるよ、非常に危険な場面に当面してる時ですら、そうかってはそのようなことを何回となく経験したものだが、死に神とにらめっこしてるときですら俺は不思議な気分におそわれるのだ。手を伸ばして死に神の手を取りたい気分に。こんな、ばかばかしい話を聞いたこと無いだろう」 おなじくデブリン 「君はなぜ行くのだ」 「答えは簡単だそこに冒険があるからだ。俺は偉大な冒険家の最後の一人なのだ」 武器商人カバーとの会話 「かなり手の込んだ品物のようだなそんな物何のために必要なんだ?」 「それはミスターカバー俺と神様の間の秘密だ」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本がきっかけでイギリスの冒険小説を読み始めました。最近発売されたDVD に主人公が村人たちのお話が…戦後間無しの映画でした。J・ヒギンズはこれを旨くアレンジしたんですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
当然ながら冒険小説の古典的作品であり金字塔でもある。若い時から何回読み直したかわからないが、年齢を重ねるとジャック・ヒギンズが持つ『ロマンチシズム』が鼻につくようになっていることに驚いた。 登場人物は敵味方問わず共感を覚えるキャラクターが多く、シュタイナ、ゲーリケ、デヴリンなど信念を持った性格設定は魅力にあふれている。信念を持った人々が戦争という中で翻弄されるさまは、日本人好みの滅びの美学的な考えが底流にあると思う。その一方で、素直にその世界感に入っていけなくなっているのは、年齢のせいだけでもなく俯瞰的にこの小説を眺めると見えてくることにもあるのだろう。敵の善性という矛盾したレッテル張りを、小説の中でどう表現するかとなるとリアリティに乏しくなるのも仕方ないと思うのだが・・。 それらをすべてひっくるめ、冒険小説の傑作という評価は微塵も揺るがないし、面白い小説を教えてくれと言われたら真っ先にお勧めできる素晴らしい作品だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第二次世界大戦のさなか、ヒトラーの命令をうけてイギリスのチャーチル首相誘拐という実現不可能なミッションに果敢に挑戦するシュタイナ中佐以下の精鋭部隊。軍用機でイギリスの片田舎ノーフォークに落下傘で降下した隊員たちを待ち受ける数々の危機・・・。 とまあ、この作戦遂行の部分だけでもじゅうぶん面白いのだが、この作品にはもうひとつ、地元の田舎娘、モリィ・プライアと、作戦部隊の一員でアイルランド系工作員であるリーアム・デヴリンとの恋物語が語られていて、そこがまた魅力である。 田舎道での2人の出会いは印象的だ。オートバイで通りかかったデヴリンが、牛乳缶を3つ積んだ二輪馬車をポニィに引かせて通りかかった若い娘のモリィに道をゆずるシーン。 作戦行動を隠すためにこの田舎にはやく溶け込みたいデヴリンは、「いいお天気だね、娘さん」「働き者で感心だな」と、気さくにモリィに話しかける。 ところが、デヴリンを見たモリィのほうは、田舎では見ない彼の美貌にびっくりして目を丸くしながら通り過ぎ、遠ざかりながら二度も彼の方を振り向いてしまう。 ことのきデヴリン35歳、モリィは何と17歳。 モリィは村に母親と2人暮らし。とくに取柄もない普通の女の子で、何もなければイギリスの片田舎で平凡な人生を終えるはずだった。しかし、ある日この村に、大胆な作成行動を隠すために沼沢地の管理人に扮したリーアム・デヴリンがやってきたことで、少女の人生は一変。デヴリンに恋したモリィは、短い間だけれども、一生忘れられない波乱に満ちた命がけの恋をすることとなる。 途中、モリィはデヴリンの活動に不審をいだくのだが、デヴリンから別れを切り出されると、泣きながら必死になってデヴリンにすがりついて許しを乞い、以後、ドイツ軍の極秘作戦に全面的に協力するようになる。 このあたり、平凡な少女が恋のために勇気を奮い起こしてデブリンの指示に従う姿には感動させられます。恥ずかしながら目頭が熱くなりました。 冒険小説屈指の傑作である所以ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒険小説の最高傑作、評判通りの作品です どの場面においても映像が生き生きと豊かに想像できるほどの筆致です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書評は皆さんのコメントで書き尽くされているかと思います。 カッコいい人物が数多く登場しますが、デブリンは圧倒的でした。 命知らずな仕事師かと思えば、非常事態の中でも愛したい女を愛する。 しかも、たいして美しくもなく、年の差もひらいた女を。 どうせ一度の人生ならばこんな風に生きてみたいと思わせる男でした! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーを簡潔よう要約すると、ナチス・ドイツが、イギリス首相チャーチルを誘拐する計画を立てて、それに関わった人物とその一部始終を描いたもの。 人物の基本構成としては、まずナチスの中枢。ヒトラーがいて、その側近としてゲッベルス、ヒムラー、カナリス。 ヒムラーの側近ロスマン。彼らに命令されるマックス・ラードルがいる。 チャーチル誘拐作戦の実行犯として、①落下傘部隊:クルト・シュタイナ、リッター・ノイマンら、②パイロット:ペイター・ゲーリケ、③現地スパイ:ジョウアナ・グレイ、リーアム・デヴリン。 という構成です。 これらが中核で、他に居酒屋スタドリ・アームズの面々や闇商人などのエピソードが関わってきます。 時系列としては、チャプター1がプロローグで、20がエピローグ。それ以外は作戦立案から作戦実施までの流れに向かって進んでいきます。 主要人物それぞれが出自や思想などを交えたエピソードを描写されている事もあり、他の方も述べられているように、『鷲が舞い降りる』までに時間が凄くかかります。 でも、エピソードもダラダラせず、キャラクターを知ることでストーリーに味わいが出るようにしてある絶妙な描写です。あとがきの佐々木さんも書いているようにワインのようなものです。 読まれると、クルト・シュタイナの勇者ぶりに胸を打たれることと思いますし、 個人的に好きなリーアム・デヴリンとモリイ・プライアの恋と別れに思わず感涙してしまうと思います。 評価についてですが、結論は読む前から分かり切っているのですよね。 そこもあって☆4にしようかな、と思いましたけれども、戦争文学最高傑作ともいえる素晴らしい作品であると思いましたので、☆5とさせていただきました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!