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突破口 弁護士アイゼンベルク
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突破口 弁護士アイゼンベルクの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「弁護士アイゼンベルク」(2018/5)、に続く「弁護士アイゼンベルク 突破口 」(アンドレアス・フェーア 創元推理文庫)を読みました。 前作を読んだのがそれほど前のことではありませんが、Amazonレビューを書く習慣以前の読書ということもあって内容をよく思い出せません。最後まで読み通せたとしても、印象が薄かったのでしょう。 恋人を爆殺したとして嫌疑をかけられた女性映画プロデューサー・ユーディットを弁護すべく、弁護士ラヘル・アイゼンベルクが重い腰を上げます。一方、その事件以前に起きた女性惨殺事件がクロス・カッティングし、尚且つ二つの事件がつながりを見せます。また、底流には主人公ラヘルが姉の命日になると心を騒がせるある事件がラヘルとその娘・ザーラの間に横たわっています。ラヘルはユーディットを守れるのか?事件の真相は? 今回は、探偵・バウムが地味に印象的な活躍をしますが、一方では本来事件を綿密に調査すべき「検察側」に苛立つことが多く、彼らが少し無能だとも感じました。よって、仕掛けのわりにはストーリーがもたつき、サスペンスが分断され、また意外性のないスリラーだったと言わざるを得ません。 幕切れは、(それはこのスリラーのメイン・ストリームではありませんが)ラヘルとその姉の「過去」の事件に纏わる真相が「霊性」をもたらし、とても良かったと思います。 | ||||
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