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騒がしい楽園
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騒がしい楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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作者の推理小説は社会問題(今回は幼稚園、保育園問題)の描写が厚く読み応えがあるのですが、本作は肝心のミステリーのほうが簡単で、半分ほどで犯人が見えてしまいました。 事件前の園周辺の不穏な空気や小事件は全く絡まず、進化論が出てきた時はエラリークイーンのあの作品につながるか?と期待しましたが、結局宙に浮いたままでした。ヒポクラテスや犬飼刑事、御子柴弁護士のシリーズは愛読しているのですが、本作は残念です。 | ||||
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①少し失望した。著者特有のミステリーの魅力に乏しい作品だ。毎回大きな社会問題を扱っているのは著者ならではの志向がみられる。 ②今回は「楽園」=幼稚園・保育所における待機児童の問題、「騒がしい」のは教職員を悩ます母親の苦情(モンスター・ペアレント)と騒音を訴える近隣住民の不満等。本当に尽きることなく、騒動が繰り返される。 ③しかし、肝心の物語が進行していかない。これでは読者はうんざりしてしまう。 スピーディな展開を構成に盛り込んで欲しかった。 ④何を題材にしても良いが、ミステリー小説である以上、犯罪が発生し、展開・解決へと向かうべきだ。 今回は苦言を呈したい。 | ||||
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幼稚園の暗部を描きながらのミステリー仕立て。 ただ犯人も簡単に推測できるし、幼稚園の問題についても結局何も解決もしないし、意味がない。 そもそもこのミステリーで子供を殺すストーリーが気に入らない。 警察も無能に描きすぎてあり得ない。 著者の御子柴シリーズなどは好きだが、このシリーズは無理ではないか。 | ||||
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幼稚園をめぐる近所への騒音問題や待機児童問題、母親同士の確執が扱われていくのかと思いきや、幼稚園で育てている金魚やメダカ、アヒルなどが殺害され、やがて殺人事件となっていく。 幼稚園内部の問題とミステリが絡み合う展開なのだが、どちらも中途半端になっていて、物足りなく感じた。 幼稚園内部の問題も解決の方向性を示すこともできていないし、ミステリとしても警察の捜査はほとんど意味をなしておらず、主人公の幼稚園教諭に対する批判と自己分析に大きなウエイトが占められていた。 著者の作品は御子柴シリーズや法医学教室シリーズ、犬養刑事や悪女ミステリーなど、多数読んでいて大好きなのだが、個人的には本作はいまひとつだと感じた。 | ||||
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