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(短編集)
営繕かるかや怪異譚 その弐
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営繕かるかや怪異譚 その弐の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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| 小野さん、面白いんだからもっとたくさん作品を世に出してくれ〜。 | ||||
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| 小野不由美さんらしい、ひりひりする筆跡が気持ち良いです。怪異を感じるという事は畏怖を思うということ。目には見えず耳には聞こえずとも 感じる何かはあります。 営繕やさんはそれを当たり前に思い 当たり前に修繕していきます。 メンテナンス ではなく 修繕なんです | ||||
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| 大分前に一巻を読んで面白かった記憶があったので二巻を購入。 読みやすくてさらりと読めるのに読後にぞくっとしたり、悲しくなったり、しんみりしたり…。 いろいろな意味で心に残る掌編ばかりでした。 尾端さんが登場した時の安堵感たるや…。 それでも悲劇が防げなかった(これから悪いことが起こりそうな気がする)話も含めてとても面白かったです。 お勧めです。 | ||||
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| 小野先生の作品は大好きです。これも面白かった | ||||
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| 面白かった | ||||
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| 実は、小野さんの作品に初めて触れたのがこちらの作品だったのですが、 すぐに気にいって、これまで三回くらい読んでいます。 この世の存在でない「異形のもの」によって引き起こされる古い「家」に まつわる怪異現象を、「営繕屋」と呼ばれる大工の「尾端」が解きほぐしていきます。 それにしても、冷蔵庫を開けて、中に「アレ」がいたのは流石に背筋が冷たくなりました。 | ||||
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| 小野さんは恐怖の描写が抜群に上手いですね。私はホラー小説を読んでゾクっとする事はほぼないのですが、小野さんの作品は読者の想像力を上手く刺激されるのかゾクっとしてしまいます。 | ||||
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| 怪異を拒絶するのではなく、受け入れる。怪異との付き合い方に折り合いをつける。そんなストーリー。適度なボリュームの短編6作。 最後の「まさくに」おじさんはお人よしすぎる。長男の不始末で自殺までしたのに、まだ一族に尽くすのか。うちにも来てほしい。 | ||||
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| 違和感というものが、こんなに恐ろしく感じるとは。 | ||||
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| 可愛い表紙に反して第1話がなかなかおぞましく、怖い夢を見てしまった。 体調のせいか、じんわり這い上るような感触に、気だるさ倍増。 娘にそんな本読むもんじゃないと言われる始末。 怖い恐ろしいは畏れ敬うべきものと表裏一体と、経験上も理論上もわかっているはずなのに、 怖いもの見たさで踏み込んでしまう読書。 この姿勢にこそ「営繕」が必要なんじゃないか。 罪悪感に織り込まれる怖い要素の幾つか。日常生活の陥井に似て。 弱った心に忍び寄る、「痺れるように怖いもの」が本の中に潜んでいる。 | ||||
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| 面白かったけど、尾花さんの登場は控えめでした。 | ||||
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| 1巻の方が好き。怖い。救いがある。でもないのもある。私自身が古い賃貸に今住んでるので、余計にシンクロするのはある。しえほどではないけども。もうちょいかるかやでてきてたすけてほしい。 | ||||
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| 2巻が文庫サイズになるのを楽しみに待ってました。 | ||||
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| 文庫としては前巻『営繕かるかや怪異譚』から四年ぶり、 やや味わいを変えてきており、 営繕の尾端(おばな)さんはちょっとしか出てきません。 特に一話目の『芙蓉忌』は著者の本来の味わいで、 前巻を気に入った方は違和感を覚えるかもしれません。 他の話も前巻にはないドロドロさで、 評価は分かれるところでしょう。 怖いと思っていた対象が 実は自分を守ってくれる存在だった、という 二編(何番目かは書かないでおきます)は 良かったと思います。 一方、人の話を聞かないがために、という話は、 じっくりとした積み重ねがない人は 往々にして自分に自信が持てず、 思いつきでやっては放り投げる、という 世間によくある事例を思い起こさせました。 これを積極臭いと思うかどうかで評価は変わるでしょう。 基本的には前巻同様、ホラーながらも 一応安心して読める短編集です。 この手のジャンルに興味があるならぜひご一読を。 | ||||
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| リフォームする陰陽師とでも云うのだろうか?営繕と云う方法で障りを取り除くから怖さは感じなかったが…芙蓉忌・関わり方に依っては怪に解がもたらされない場合もあり恐ろしい。関守・忘れられたしきたりの本当の怖さがこの世に?まつとし聞かば・何年か前、飼っていた猫が亡くなった数日後、単身赴任先の実家で寝ていた自分の蒲団の上を猫が通り過ぎる感触がして目が覚めた。あれは身体が猫に踏まれる感触を覚えていたからだろう。魂やどりて・モノには来歴があり人の思いが宿る。水の声・霊のすり替え?悔恨から記憶に残る友より哀れな友よ!まさくに・怖くてやがてほっこり…怖いは人の思い込み? | ||||
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| 前作で気に入ったので購入しました。満足です。 | ||||
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| 綺麗で優しい怪談 | ||||
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| 住居にまつわる怪異や障りを題材にしたホラー小説 読みやすく、スッと入ってくる、ホラー要素よりもなぜその怪異現象が起きるのかの推理の方に 比重が傾いてるかな。 個人的に一番好きなのは「魂やどりて」 あーいるよねこういう無神経な人、でもさすがに丹精込めて作った着物を切り刻んで足拭きマットにされたら そりゃ怒られるよと | ||||
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| やっぱり…面白い!!! 読み始めると、惹きこまれて一気に本の中に入ってしまえるのです。 本の世界に入れる時って、しんっとした空間にいる感じになる。 それが最近味わえて無かったんだけど、久々にその感覚になった。 小野先生お得意の怪談で、暑い夏にもピッタリ。 「通りゃんせ」の歌が題材のお話があるんだけど、あの歌私も怖かったなぁ…。 子供の頃も怖かったし、最近あんまりないのに偶に流れてくる横断歩道に遭遇すると、ちょっと気になってしまう。 どうして、あれが採用されたのかしら? そして、一巻の時も書いたかもだけど家で心霊現象起きてる描写読んでると、「あぁ〜、SPRに相談しに行って〜!」ってなっちゃう 笑 ちゃんと尾端さんが解決してくれるんだけどね。 でも、SPRのみんなにまた会いたいよ〜! | ||||
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| 1巻がすごく好きだったので。こちらもオススメ出来ます。 前巻と同じく1話完結なので、どの話からでも何なら今巻から読んでもいいかもしれません。 ジャンルとしてはホラーだけど、怖がらせてナンボの姿勢でグイグイ恐怖を押し付けてくる語り口ではなく、侘しさや哀しみ、田舎特有の鬱陶しさが入り混じった郷愁とか、亡くなった人の心の内側にふと思いを馳せる、そういったお話。 印象に残った話は以下3つ。 ○芙蓉忌 今はもう存在しない部屋と存在しない女が、〈隙間〉から覗いた時にだけ見える。 何かの〈隙間〉っていうのは怪談ではお馴染みの手法だけど、ちょっと江戸川乱歩のような切り口で主人公の男が異常志向に溺れていく様はドキドキ。 もう見てる方からすると分かりきった危険なのにまんまとハマっていくあたり、「逃げて〜貴樹逃げて〜!」言いながら読みました(笑) ○魂やどりて いるよね〜こういう人の話聞かない人(笑) 思考回路が子供っぽいというか、自分の意にそまない価値観の持ち主や自分が不快になる事を言ってくる相手がいると、みな相手が悪いと決めつけてしまう 耳に快い言葉しか聞きたくないからと距離を置いたりせず、ちゃんと相手の話に耳を傾ければ、実は自分にとって良い事も沢山ある お金を出せば買ったモノをどう扱ってもいいのか、私も耳が痛いです。 この著者があまりこう、「人間の出来てない人」を主役に据えたお話を書くのは珍しいなと ○水の声 実は一番オチが怖いかもしれない。 でも大工、営繕屋、ハウスメーカーの営業、と住宅のプロが3人も揃って家を見てくれたから分かった事だよなぁ〜普通はなかなかありえない贅沢(笑) お話の中とはいえ彼女がただの素人だったり、安易に拝み屋さんを呼んだりしたんではあれは解決しなかったでしょう 余談になりますが、ここの舞台である城下町のモデルがどこかやっと分かりました。 大分の中津ですね?ういろうがヒントになりました | ||||
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