(短編集)

ふがいない僕は空を見た

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評判

ふがいない僕は空を見たの評価:

3.91/5点 レビュー 183件。 A ランク

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平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全366件 321〜340 17/19ページ
No.46
(5pt)

圧倒的な作品だが。

力作、秀作であることは、多くのレビューを見ても間違い無い。日常、異常、為す者、為される者、それを批判する者、全ての登場人物に対し、一方的に肩入れすること無く、かつ、現代的で普通の生活者目線で淡々と語るところに、圧倒的なリアリティを感じる。つまり、これこそが現実である、ということ。一点、注文を付けるとすれば、オタク、不順異性交遊、子供の万引き、迷惑を掛ける痴呆、扶養放棄などの「眉をひそめる」人たちと、犯罪である児童性愛を同列に並べ、「仕方が無いこと」の様な印象を与えるのは、如何かと思った。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.45
(3pt)

ん〜 すっきりしない。読解力のない僕にはテーマが読めませんでした。

あんずさんの誰かに頼って生きていかなければならない術、
また斉藤くんがどうしてそのあんずさんに走ったのか?
助産院をきりもりする斉藤くんの母親とその経営、
松永さんの齋藤君にたいする切ない恋心(これが分からない・・)、
その友達の福田君(こいつはいい奴?)
そして子供たちの師である野村先生もできちゃった婚。
そして正体不明の田岡先輩。
このご時勢、どこかに居そうな登場人物で、
みんなそれなりに悩みを持っているのは分かるのですが、
僕の周囲には、あまりこういう環境がなく、
そして読解力のない僕には、この本の作品のテーマが読めませんでした。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.44
(5pt)

圧倒的な作品だが。

力作、秀作であることは、多くのレビューを見ても間違い無い。日常、異常、為す者、為される者、それを批判する者、全ての登場人物に対し、一方的に肩入れすること無く、かつ、現代的で普通の生活者目線で淡々と語るところに、圧倒的なリアリティを感じる。つまり、これこそが現実である、ということ。一点、注文を付けるとすれば、オタク、不順異性交遊、子供の万引き、迷惑を掛ける痴呆、扶養放棄などの「眉をひそめる」人たちと、犯罪である児童性愛を同列に並べ、「仕方が無いこと」の様な印象を与えるのは、如何かと思った。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.43
(3pt)

ん〜 すっきりしない。読解力のない僕にはテーマが読めませんでした。

あんずさんの誰かに頼って生きていかなければならない術、
また斉藤くんがどうしてそのあんずさんに走ったのか?
助産院をきりもりする斉藤くんの母親とその経営、
松永さんの齋藤君にたいする切ない恋心(これが分からない・・)、
その友達の福田君(こいつはいい奴?)
そして子供たちの師である野村先生もできちゃった婚。
そして正体不明の田岡先輩。
このご時勢、どこかに居そうな登場人物で、
みんなそれなりに悩みを持っているのは分かるのですが、
僕の周囲には、あまりこういう環境がなく、
そして読解力のない僕には、この本の作品のテーマが読めませんでした。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.42
(4pt)

文章のうまさ★5

深く、そして濃い文章。初めて読んだ作家さんだけど素晴らしかった。
でも後半はそんなにエロスもなく、後半からのテーマは「生」という印象を受けた。R-18がテーマだったけど、全体を通してそこにいくつもりだったのか、そこは測り兼ねた。

結局この少年は何を学び、何に生かすかというところまでもう少し見たかったなあという感じでした。性が生につながっていくというところを書きたかったのかなあ・・・おもしろいはおもしろいけど、自分の期待とは違っていたので4つ。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.41
(4pt)

文章のうまさ★5

深く、そして濃い文章。初めて読んだ作家さんだけど素晴らしかった。
でも後半はそんなにエロスもなく、後半からのテーマは「生」という印象を受けた。R-18がテーマだったけど、全体を通してそこにいくつもりだったのか、そこは測り兼ねた。

結局この少年は何を学び、何に生かすかというところまでもう少し見たかったなあという感じでした。性が生につながっていくというところを書きたかったのかなあ・・・おもしろいはおもしろいけど、自分の期待とは違っていたので4つ。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.40
(5pt)

凄かった。マジで

誰もが事情を抱えていて、必ずしも上手くはいかなくて
生まれながらにハンデを背負っていたり、
過ちを犯してしまうこともある。
それでも皆、自分なりに、一生懸命生きている。
悪いこともあれば、良いこともある。

力強く、生を肯定する作品です。

構成も文章もすばらしく、楽しく読めます。
ここ数年で読んだ小説の中で、一番感動しました。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.39
(5pt)

凄かった。マジで

誰もが事情を抱えていて、必ずしも上手くはいかなくて
生まれながらにハンデを背負っていたり、
過ちを犯してしまうこともある。
それでも皆、自分なりに、一生懸命生きている。
悪いこともあれば、良いこともある。

力強く、生を肯定する作品です。

構成も文章もすばらしく、楽しく読めます。
ここ数年で読んだ小説の中で、一番感動しました。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.38
(5pt)

エロや官能だけじゃない

こんな言い方をするのは何だが、初めての小説集にして最高傑作といえよう。文章もうまく、表現力も抜群。 「女による女のためのR-18文学賞」大賞は、エロい系官能小説の登龍門で、もちろん本書もセックスシーンはある。しかしそれだけに留まらず、青春や人生のままならなさ、男女間や家族間のすれ違いが鮮明に描かれ、最後には微かな希望が見えてくる。 しばらく本をじっと見ていたが、バカなことをしてても、我々人間は滑稽で愛おしいものだと思って眺めてたのだろう。ほんの少しでも、誰かを好きになりたい人には、ちょっとエグいけど、勧めたい。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.37
(5pt)

エロや官能だけじゃない

こんな言い方をするのは何だが、初めての小説集にして最高傑作といえよう。文章もうまく、表現力も抜群。 「女による女のためのR-18文学賞」大賞は、エロい系官能小説の登龍門で、もちろん本書もセックスシーンはある。しかしそれだけに留まらず、青春や人生のままならなさ、男女間や家族間のすれ違いが鮮明に描かれ、最後には微かな希望が見えてくる。 しばらく本をじっと見ていたが、バカなことをしてても、我々人間は滑稽で愛おしいものだと思って眺めてたのだろう。ほんの少しでも、誰かを好きになりたい人には、ちょっとエグいけど、勧めたい。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.36
(5pt)

うっひょう!すんごいです

衝撃的な面白さでした。5編の連作短編集です。
 「女による…R18文学賞」大賞受賞作が第1話。これは、アニメオタクとか不妊治療とかの最先端素材を入れ込んだエロ話です。それなりに、ふーんと感心します。
 だが、2話からが凄い。そこで出てきたキャラクターを中心視点人物に据え、それぞれの話をリンクさせ、一つの事象を深く深く作りこんでいきます。マザコン、ネット社会、体外受精、ひきこもり、新興宗教、児童虐待、ぼけ老人、児童性愛…そんな現代社会の課題が力まない形で素材になっています。日本アカデミー賞映画を3本続けて見た気分でした。
 特に、「セイタカアワダチソウの空」はすごい。凄い、すっごーい。読み終わって、しばらく体中がしびれました。これは間違いなく高校生青春ストーリーのマスターピースの一つです。セックスなんて要素は全く出てきません。スポーツも関係ありません。でも、ここにはきらきら懸命に輝く青春の結晶があります。
 「セイタカアワダチソウの空」を、だれか映画監督に読んでほしい。絶対に映像化したくなるはずです。
 そもそも「ふがいない僕は空を見た」なんてすばらしい題名をつけられた時点で、作者の才能は間違いないんです。この題名と同じ言葉は、連作小説内のどこにも出てきません。音楽作品のアルバム・タイトルみたいなものです。そういうことからしても、一流ってわかるでしょ?
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.35
(5pt)

うっひょう!すんごいです

衝撃的な面白さでした。5編の連作短編集です。
 「女による…R18文学賞」大賞受賞作が第1話。これは、アニメオタクとか不妊治療とかの最先端素材を入れ込んだエロ話です。それなりに、ふーんと感心します。
 だが、2話からが凄い。そこで出てきたキャラクターを中心視点人物に据え、それぞれの話をリンクさせ、一つの事象を深く深く作りこんでいきます。マザコン、ネット社会、体外受精、ひきこもり、新興宗教、児童虐待、ぼけ老人、児童性愛…そんな現代社会の課題が力まない形で素材になっています。日本アカデミー賞映画を3本続けて見た気分でした。
 特に、「セイタカアワダチソウの空」はすごい。凄い、すっごーい。読み終わって、しばらく体中がしびれました。これは間違いなく高校生青春ストーリーのマスターピースの一つです。セックスなんて要素は全く出てきません。スポーツも関係ありません。でも、ここにはきらきら懸命に輝く青春の結晶があります。
 「セイタカアワダチソウの空」を、だれか映画監督に読んでほしい。絶対に映像化したくなるはずです。
 そもそも「ふがいない僕は空を見た」なんてすばらしい題名をつけられた時点で、作者の才能は間違いないんです。この題名と同じ言葉は、連作小説内のどこにも出てきません。音楽作品のアルバム・タイトルみたいなものです。そういうことからしても、一流ってわかるでしょ?
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.34
(5pt)

おもしろかった

久々に凄い新人(?)の作品を読みました。観察力。それを表現する力。組み立て。何をとっても凄いです。長編もいけるんではないかと思います。是非挑戦してください。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.33
(5pt)

おもしろかった

久々に凄い新人(?)の作品を読みました。観察力。それを表現する力。組み立て。何をとっても凄いです。長編もいけるんではないかと思います。是非挑戦してください。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.32
(4pt)

これまで読んだことのない作風

もともとは、2011年本屋大賞第2位ということで、手にした本書ですが、第24回山本周五郎賞(以下、Y賞という)を受賞していることも知りました。

しかし、一番意外だったのは、新潮社主催の「女による女のためのR−18文学賞」(以下、R賞という)なるものがあり、本書の第1短編【ミクマリ】が第8回受賞作であると知ったことです。

HPには、「世にエッチな小説は数あれど、その95パーセントは男性による男性向けのもの…女性が読んでもナチュラルに感じられる、エロティックな小説を読んでみたい、書いてみたい…諸姉諸嬢のために」創設されたとあります。

つまり、「性」がテーマの小説が対象となっているということ。
本書は、さきほどの第1短編に続き、【世界ヲ覆フ蜘蛛ノ糸】【2035年のオーガスム】【セイタカアワダチソウの空】【花粉・受粉】の4編が収録されていますが、確かにかなり多くの性描写を含む小説群となっています。

私は男ですが、じつのところ、性描写については、40代のオジサンとしては、取り立てて色めき立つようなものはありませんでした。

それよりも、私はR賞が【ミクマリ】での受賞であるのに対し、Y賞が5編から成る本書全体に与えられていることに注目しました。
【ミクマリ】は多くの部分が性描写で占められているのですが、1編ごとに性描写は減っていきます。代わりに増えていくのが、「妊娠・出産」と言った「生」に関する描写です。

私は著者が描きたかったのは、「性」ではなく、「生」であったと感じています。
R賞の性質上、【ミクマリ】は露骨な性描写が多くなったのに対し、次第に「生」を描く作風に変化していき、それが5編の作品全体のY賞受賞に繋がったのではないか、そんな気がしています。

いずれにせよ、ともすれば悲惨さだけが浮き立つようなところを、「希望」を感じさせる作品群に仕上げている、好印象な物語でした。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.31
(4pt)

これまで読んだことのない作風

もともとは、2011年本屋大賞第2位ということで、手にした本書ですが、第24回山本周五郎賞(以下、Y賞という)を受賞していることも知りました。

しかし、一番意外だったのは、新潮社主催の「女による女のためのR−18文学賞」(以下、R賞という)なるものがあり、本書の第1短編【ミクマリ】が第8回受賞作であると知ったことです。

HPには、「世にエッチな小説は数あれど、その95パーセントは男性による男性向けのもの…女性が読んでもナチュラルに感じられる、エロティックな小説を読んでみたい、書いてみたい…諸姉諸嬢のために」創設されたとあります。

つまり、「性」がテーマの小説が対象となっているということ。
本書は、さきほどの第1短編に続き、【世界ヲ覆フ蜘蛛ノ糸】【2035年のオーガスム】【セイタカアワダチソウの空】【花粉・受粉】の4編が収録されていますが、確かにかなり多くの性描写を含む小説群となっています。

私は男ですが、じつのところ、性描写については、40代のオジサンとしては、取り立てて色めき立つようなものはありませんでした。

それよりも、私はR賞が【ミクマリ】での受賞であるのに対し、Y賞が5編から成る本書全体に与えられていることに注目しました。
【ミクマリ】は多くの部分が性描写で占められているのですが、1編ごとに性描写は減っていきます。代わりに増えていくのが、「妊娠・出産」と言った「生」に関する描写です。

私は著者が描きたかったのは、「性」ではなく、「生」であったと感じています。
R賞の性質上、【ミクマリ】は露骨な性描写が多くなったのに対し、次第に「生」を描く作風に変化していき、それが5編の作品全体のY賞受賞に繋がったのではないか、そんな気がしています。

いずれにせよ、ともすれば悲惨さだけが浮き立つようなところを、「希望」を感じさせる作品群に仕上げている、好印象な物語でした。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.30
(4pt)

冷静な視線

読み出しは確かに「女による女のためのR-18文学賞」受賞作品で
性描写が続く。

しかしテーマは性だけでなく、
人を思う気持ち、夫婦、嫁姑、親子、恋人と、
全編を通して登場人物が上手くつながっており、
作者の冷静な視線がどの人物に対しても陰日向なく降り注ぎ、
人間対人間で生まれる感情を描写している。

上手いな〜。

読みやすく、しかも思いが胸に残る。
面白いです。

どの章の主人公も応援したい気持ちになる。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.29
(4pt)

冷静な視線

読み出しは確かに「女による女のためのR-18文学賞」受賞作品で
性描写が続く。

しかしテーマは性だけでなく、
人を思う気持ち、夫婦、嫁姑、親子、恋人と、
全編を通して登場人物が上手くつながっており、
作者の冷静な視線がどの人物に対しても陰日向なく降り注ぎ、
人間対人間で生まれる感情を描写している。

上手いな〜。

読みやすく、しかも思いが胸に残る。
面白いです。

どの章の主人公も応援したい気持ちになる。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.28
(4pt)

とても切ない物語が詰まっています

2011本屋大賞の2位。 1位にはできませんよね・・・

短編でつむぐ,この方法は,確かに読んでいてリズムは出るのだけれど,物足りなさは残る。「あぁ,もうちょっとここを・・・」 「あれ?ここは書かないの?」といった読後感はある。
リアルな描写が過ぎることで,それはそれで満足度が高いのだけれど,ほかの本を読むときに影響が出てしまう。これは読書だけに限らないのだけれど,リアルを追及されちゃうと,次には抽象的なものを読みたくなってくるのです。

この一人称で統一した本書は,とても切ない物語が詰まっています。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.27
(4pt)

とても切ない物語が詰まっています

2011本屋大賞の2位。 1位にはできませんよね・・・

短編でつむぐ,この方法は,確かに読んでいてリズムは出るのだけれど,物足りなさは残る。「あぁ,もうちょっとここを・・・」 「あれ?ここは書かないの?」といった読後感はある。
リアルな描写が過ぎることで,それはそれで満足度が高いのだけれど,ほかの本を読むときに影響が出てしまう。これは読書だけに限らないのだけれど,リアルを追及されちゃうと,次には抽象的なものを読みたくなってくるのです。

この一人称で統一した本書は,とても切ない物語が詰まっています。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416