(短編集)

ふがいない僕は空を見た

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評判

ふがいない僕は空を見たの評価:

3.91/5点 レビュー 183件。 A ランク

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平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全366件 121〜140 7/19ページ
No.246
(5pt)

初 窪美澄

登場人物の中で、主役が代わる内容の本(そういうのを何というかしりませんが)で、一気によみました。窪さんの他の作品にも興味がわきました。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.245
(5pt)

初 窪美澄

登場人物の中で、主役が代わる内容の本(そういうのを何というかしりませんが)で、一気によみました。窪さんの他の作品にも興味がわきました。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.244
(5pt)

稀有な作家ですね。傑作!

教科書で見た仏像。うつむきかげんの顔に影が差し、慈愛に満ちた表情でこちらを見おろしている。でも美術館で見たこの仏像は、横から眺めれば口元が笑顔ともとれた。後ろから見るとその光背は、釘で打ち付けられていて思わず笑いそうになった。物事の本質は、正面だけでなく、その側面、背面、斜に見ることにより浮き彫りとなる。
 今まで私たちが読んできた小説の多くは、主人公の視点を中心として描かれることが多かった。けれども、窪美澄の「ふがいない僕は空を見た」は、物語を一側面から描くだけではない。それぞれの登場人物の目を通して多角的に描き出している。それは美術館で見たあの仏像の様に、立体で見て初めて分かる真実だ。
しかし、それぞれの視点が一つの真実を浮かび上がらせてなければ、ただの小さな視点の寄せ集めになってしまう。
息子の視点から描き、その相手の変態?年上女性から描き、主人公に心を寄せる女学生から描き、主人公の友人の視点から描き、最後にそれを母親の視点から描いている。息子の視点と母親の視点。その両方から描いたら、ちょっと気持ち悪そうなものだが、それが全くないのである。全ての人物が愛おしい。あれ、これ以前にもどかで書いたような‥。いい作品というのは、どの人物も生き生きと魅力的に描かれているんです。
窪美澄さん、只者ではありません。最近本当にどの読む本も面白い!嬉しい限りてす。窪さんは、友人から教わったのですが、どんな口コミより信頼できますね。また楽しい作家が見つかった。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.243
(5pt)

稀有な作家ですね。傑作!

教科書で見た仏像。うつむきかげんの顔に影が差し、慈愛に満ちた表情でこちらを見おろしている。でも美術館で見たこの仏像は、横から眺めれば口元が笑顔ともとれた。後ろから見るとその光背は、釘で打ち付けられていて思わず笑いそうになった。物事の本質は、正面だけでなく、その側面、背面、斜に見ることにより浮き彫りとなる。
 今まで私たちが読んできた小説の多くは、主人公の視点を中心として描かれることが多かった。けれども、窪美澄の「ふがいない僕は空を見た」は、物語を一側面から描くだけではない。それぞれの登場人物の目を通して多角的に描き出している。それは美術館で見たあの仏像の様に、立体で見て初めて分かる真実だ。
しかし、それぞれの視点が一つの真実を浮かび上がらせてなければ、ただの小さな視点の寄せ集めになってしまう。
息子の視点から描き、その相手の変態?年上女性から描き、主人公に心を寄せる女学生から描き、主人公の友人の視点から描き、最後にそれを母親の視点から描いている。息子の視点と母親の視点。その両方から描いたら、ちょっと気持ち悪そうなものだが、それが全くないのである。全ての人物が愛おしい。あれ、これ以前にもどかで書いたような‥。いい作品というのは、どの人物も生き生きと魅力的に描かれているんです。
窪美澄さん、只者ではありません。最近本当にどの読む本も面白い!嬉しい限りてす。窪さんは、友人から教わったのですが、どんな口コミより信頼できますね。また楽しい作家が見つかった。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.242
(1pt)

陰鬱かな

性描写な登場人物のキャラクター等、全般的に読んだ充実感を感じられなくて残念だったかな。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.241
(1pt)

陰鬱かな

性描写な登場人物のキャラクター等、全般的に読んだ充実感を感じられなくて残念だったかな。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.240
(5pt)

新潮文庫の100冊に載っていたため、買ってみました。

自分はどうあるべきかを考えさせられる名著だと思います。お気に入りです。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.239
(5pt)

新潮文庫の100冊に載っていたため、買ってみました。

自分はどうあるべきかを考えさせられる名著だと思います。お気に入りです。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.238
(3pt)

感動するかなって思って・・・。

感動する作品をネットで検索して買った本だが、思ったほど
感動しなかった。私が冷めているのだろうか?
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.237
(3pt)

感動するかなって思って・・・。

感動する作品をネットで検索して買った本だが、思ったほど
感動しなかった。私が冷めているのだろうか?
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.236
(5pt)

いい意味で、作者の悪趣味さをとことん堪能できた。

恋愛や友情、親子愛という透けて見えそうな薄い皮の下に、
「SEX、妊娠、出産」という人間の本能に近い部分をどぎつくテーマに設置したのが見事。
薄皮の下から透ける、動物的なSEX、妊娠、出産が存在感を放つ。

ストーリーは単純な善悪の価値観で、物語を切り取っていないのが素晴らしい。
時には、どうしようもない悪人や罪人にも光を当てている。
バッドエンドの中に、ユーモアーや諧謔があるのもいい。
それがバッドエンドの悲しさに、より皮肉の色が濃く添えられる結果になっている。

登場人物に助産師という職業を持ってきたのも、ファインプレーだった。
不妊の婦女子のSEX、あるいは介護問題や
「2035年のオーガズム」で兄がはまる宗教にフリーSEXの考えがあるなど、
少し作りこみすぎの感じもあるが、
助産師という設定が各エピソードの隠し味になっている。

セイタカアワダチソウの空は、田岡の存在が秀逸だ。彼がいなければステレオタイプの物語に堕していた。
実際、彼の性癖が暴露されるまでは、わかりやすい不幸とわかりやすい家庭環境とわかりやすい街の民度の低さ
そして、そこに定番としていい人たちを配置する、かと思いきや、田岡の意外な正体。

また、タイトルのつけ方や文章内での固有名詞の使い方が抜群に上手い。
「まっくろな空がマグネシウムを燃やしたように明るくなった」など、素晴らしい。
難しくない言葉を組み合わせて、面白い表現をつくっている。

ただ、残念なのは「ミクマリ」と「花粉受粉」の短編のラストシーンの処理が同じこと。
その後の展開を考えると「ミクマリ」のオチは、バッドエンドに変更してもよかったのではないか。
出産のダイナミズムもオチで二回使うとインフレーションを起こす。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.235
(5pt)

いい意味で、作者の悪趣味さをとことん堪能できた。

恋愛や友情、親子愛という透けて見えそうな薄い皮の下に、
「SEX、妊娠、出産」という人間の本能に近い部分をどぎつくテーマに設置したのが見事。
薄皮の下から透ける、動物的なSEX、妊娠、出産が存在感を放つ。

ストーリーは単純な善悪の価値観で、物語を切り取っていないのが素晴らしい。
時には、どうしようもない悪人や罪人にも光を当てている。
バッドエンドの中に、ユーモアーや諧謔があるのもいい。
それがバッドエンドの悲しさに、より皮肉の色が濃く添えられる結果になっている。

登場人物に助産師という職業を持ってきたのも、ファインプレーだった。
不妊の婦女子のSEX、あるいは介護問題や
「2035年のオーガズム」で兄がはまる宗教にフリーSEXの考えがあるなど、
少し作りこみすぎの感じもあるが、
助産師という設定が各エピソードの隠し味になっている。

セイタカアワダチソウの空は、田岡の存在が秀逸だ。彼がいなければステレオタイプの物語に堕していた。
実際、彼の性癖が暴露されるまでは、わかりやすい不幸とわかりやすい家庭環境とわかりやすい街の民度の低さ
そして、そこに定番としていい人たちを配置する、かと思いきや、田岡の意外な正体。

また、タイトルのつけ方や文章内での固有名詞の使い方が抜群に上手い。
「まっくろな空がマグネシウムを燃やしたように明るくなった」など、素晴らしい。
難しくない言葉を組み合わせて、面白い表現をつくっている。

ただ、残念なのは「ミクマリ」と「花粉受粉」の短編のラストシーンの処理が同じこと。
その後の展開を考えると「ミクマリ」のオチは、バッドエンドに変更してもよかったのではないか。
出産のダイナミズムもオチで二回使うとインフレーションを起こす。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.234
(5pt)

オススメ・・・かも笑

ひとの性の一面を見た
よくもわるくもひとのおこない。
読むか読まないかは、あなた次第です。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.233
(5pt)

オススメ・・・かも笑

ひとの性の一面を見た
よくもわるくもひとのおこない。
読むか読まないかは、あなた次第です。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.232
(4pt)

決して人には言えない内緒があるから、愛おしい人たち

最初の短編小説ミクマリにでてくる5人の登場人物を主人公にした、5編の短編小説。
物語間でちょっと登場人物のキャラが違うと思われるところがあった。しかし、非常に読みやすく引き込まれる文章であった。

一見まっとうな高校生だったり、主婦だったり、コンビニの店員が、他言できないような弱さや貧しさや情けなさを抱えている。コスプレで情事を楽しんでいたり、男児ロリコンだったり。社会に所属する人間は、そんな生きるに不必要な余計なことにいつも翻弄される。だからといって、否定されるものではない。

そんな矮小な人間でも、生きるべきだし、母親に産み落とされた時から、生きる宿命にある。どんなに人間が歪んでいても、青空までは歪んでいない。そんな力強く、人間への慈しみを感じる小説である。

「本当に伝えたいことはいつだってほんの少しで、しかも、大声でなくても言葉でなくても伝わる・・・」

作者の言いたいことは題名に凝縮していた。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.231
(4pt)

決して人には言えない内緒があるから、愛おしい人たち

最初の短編小説ミクマリにでてくる5人の登場人物を主人公にした、5編の短編小説。
物語間でちょっと登場人物のキャラが違うと思われるところがあった。しかし、非常に読みやすく引き込まれる文章であった。

一見まっとうな高校生だったり、主婦だったり、コンビニの店員が、他言できないような弱さや貧しさや情けなさを抱えている。コスプレで情事を楽しんでいたり、男児ロリコンだったり。社会に所属する人間は、そんな生きるに不必要な余計なことにいつも翻弄される。だからといって、否定されるものではない。

そんな矮小な人間でも、生きるべきだし、母親に産み落とされた時から、生きる宿命にある。どんなに人間が歪んでいても、青空までは歪んでいない。そんな力強く、人間への慈しみを感じる小説である。

「本当に伝えたいことはいつだってほんの少しで、しかも、大声でなくても言葉でなくても伝わる・・・」

作者の言いたいことは題名に凝縮していた。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.230
(4pt)

展開が見事

最初の章で、買って失敗したと感じたが、読み進める内にとんでもなく深い内容になっていく。
全ての登場人物の抱える、やっかいなモノに共感出来る作品。
出だしは官能小説にも関わらず、最後には暖かさと爽やかな後味が残ります。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.229
(4pt)

展開が見事

最初の章で、買って失敗したと感じたが、読み進める内にとんでもなく深い内容になっていく。
全ての登場人物の抱える、やっかいなモノに共感出来る作品。
出だしは官能小説にも関わらず、最後には暖かさと爽やかな後味が残ります。
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)より
4101391416
No.228
(5pt)

良い本です

とても良い本だと思います。
最高の本です!ぜひ読んでみてください。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213
No.227
(5pt)

上手いなぁ

格好をつけず、奇を衒わず、自分を捨てた一人称で物語る事がどれだけ難しいのか。それが分かる作品。
登場人物それぞれの視点から、少しだけ重なる物語が自然に無理なく描かれている。
どれも上手い。思わず呻った。
「世界ヲ覆フ蜘蛛ノ糸」が素晴らしかった。普通でいる事がどれだけ特別な事なのか。
当たり前を当たり前にできない、不器用な登場人物たちに涙が零れた。
ふがいない僕は空を見た Amazon書評・レビュー: ふがいない僕は空を見たより
4103259213