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ザ・ロイヤルファミリー
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ザ・ロイヤルファミリーの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 61~80 4/7ページ
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| 馬券を買う事は殆ど無いが、競走馬が好きな身としては普通に楽しめた。色々と細かい所を端折っているので突っ込み処は多々有るんだけど、まぁ許容範囲で娯楽作品として優秀だと思います。最近流行りのゲームでは牡馬も牝馬も関係なく2次元女性に擬態するのが流行りらしくてもうね・・・、訳判らん。 | ||||
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| とても面白い。読み応えがあったが、一気読みした。最後のページが最高だった。ドラマ化可能なのか? | ||||
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| ドラマ化をきっかけに著者のインタビューを読み、興味を惹かれて購入しました。「父と息子」、「継承」がテーマにあり、競馬用語には丁寧すぎるほど説明が加わっているため、知識がなくともすんなり読める作品だと感じました。性的・暴力的な描写がほぼ皆無のため読む人を選ばないとも思います。 馬主はじめ関係者への取材を踏まえた描写も臨場感があり、世代の架け橋となる主人公の「日の名残り」(カズオ・イシグロ)を意識した語り口も独特で面白かったです。ただ「第一部」と比べると「第二部」の展開はラストのギミックも含めご都合的かつ駆け足だと感じ、個人的には物足りませんでした。感動や示唆を求めて肩透かしを食らってしまったので、王道エンタメ作品としてさくっと読むのがよかったのかなという印象です。 登場人物には特定のモデルがいないということでしたが、大手牧場「北陵ファーム」など元ネタがわかりやすいものも。日高の牧場で生まれた馬がメインに据えられてゆくため、大手グループの一強体制への批判的なまなざしも感じました。一方で、レースになると時が移ろっても2〜3人の個人馬主の馬しか目立たず、血統の多様性も乏しくなってゆき、主人公の主観と考えても何だか冷めてしまいました。 | ||||
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| 久しぶりに一気読みした小説でした。 ある馬主と彼に関わる人々の生き様を主人公(語り手と呼んだほうが適切かも?)の視点から描いた、大河小説です。 読み終わってから、改めてタイトルの「ファミリー」という単語を噛み締めたくなる話でした。 ウマ娘以後のにわか競馬ファンですが、競馬入門本的な側面もあると思いました。 出てくる馬1頭1頭に会いたい、レースを観たいと思わされました。 競馬の世界に物語のように美しい予定調和はない、だからこそ人はそこに物語性を見いだそうとして熱狂するんだろうなぁ、と感じました。 ドラマはどういう脚本・演出になるか楽しみです。 | ||||
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| 丁寧な対応いただきありがとうございました。作品も読み応えあるもので満足しています。 | ||||
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| 原作本 | ||||
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| 日曜劇場でドラマ化されるとの事で読んでみた。 サクサク読めるし、面白いとは思うが、人物の掘り下げが甘いところがあり、読後感が良く言えばあっさり。悪く言えば何も残らないような。 競馬小説の最高峰である宮本輝の優駿と比べるべくも無いが、競馬場でストロボを焚いて写真を撮る描写があり、また、それを咎める事も無く、かなり違和感を感じた。 そういう部分が合わない原因なのかもな。 | ||||
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| 馬券の購入はしばらく前からやめてしまったが、小説として楽しめた。 馬主という立場について、今まであまり考えたことがなく、儲かるものだと漠然と思っていたけど、その前提があることを改めて認識した。 なんか、ここでという場面はないんだけれど、涙が確かに出てきて止まらないシーンがいくつもあり、著者の人を見るまなざしが感じられた。 | ||||
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| 最高でした。これで本屋大賞を取れないとは!? 文句なしに最高の小説でした。 | ||||
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| 私には漠然と馬主になってみたいという夢があった。そんな私が競馬の世界を覗けた本。 残念ながら、帯にあるような泣き放題の家族小説としては私には読めなかった。家族というもう一段のつながりの深さをいまひとつ読み取れなかった。 一方で、競走馬の世界は人間社会の縮図の部分があることや競馬に携わる人々の気持ちがわかった。 特に、人間が考える、動物をコントロールする社会のキーワードが優勝劣敗だったということに少なからずショックを受けた。これは、歴史にもまれながら継承してきた人間社会にも、進化という観点からは仕方ないことなのはわかるけれど、根っことしていまだに残っている残酷な部分だと思う。 なお、血統表ではノーザンテーストだけ実在馬のようだ。血統表に他にも名のある馬で実在した馬はいるのだろうか。血統が好きなので気になった。 圧巻の参考文献数に加えて、巻末の解説がとてもよかった。感銘を受けた。 | ||||
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| 競馬に興味を持ち始め、何気に手に取った本。 馬主、騎手、調教師、牧場主、馬。 そしてその家族たちそれぞれの物語。 競馬初心者にとって勉強にもなりましたが、たとえ競馬を知らなくても、感情の機微、馬の臨場感、何気ない描写の表現も素晴らしく、何度も涙しました。 作家、早見和真氏の作品は今回が初めてでしたが、他も読んでみたいと思います。 | ||||
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| 北関東動物愛護倶楽部を名乗り、数回馬券を購入しただけの自分が競馬って良いなぁと改めて思った作品。 久々に一気読みした。人馬キャラの1人1頭が魅力的で良い読後感を得られた。 | ||||
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| 早見和真さんの「イノセント・デイ」「店長がバカすぎて」もすっごく良かったでっすが、この作品も、すっごく面白い!一気読みでした。感動ウルウルです。ありがとうございました。 | ||||
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| 早見和真氏の本を読むのはこれが三作目。これまで読んだ『店長がバカすぎて』と『新! 店長がバカすぎて』が書店愛と仕事への情熱の物語なら、本作『ザ・ロイヤルファミリー』は血と夢の継承の物語だ。 競馬馬、サラブレッドは走るために生まれてくる。その能力は祖父母から父母へ、そしてその子たちへ、さらに孫、ひ孫たちへと受け継がれる。優秀な血の継承が連綿と続いていくのだ。血を受け継ぐということは長所だけではなく欠点もまた受け継ぐということに他ならない。その欠点は個性であり、情況によっては強みに化けることもあり得る。欠点を持つ人と馬の魅力、そのなんとも言えない人間臭さ、馬の個性を早見氏は描ききった。 ファミリーであるということ、それは同質の個性を引きつぐこと。それが優秀と思われるものであろうと劣等と思われるものであろうとだ。一家は優秀を誇りとし、劣等を赦しあうのではないか。むしろ劣等の性質を共有することでこそ一家の絆が強まることもあるだろう。そんなことを思いながらこの物語を読んだとき、親の思いを受け継ぎ、親を超えようとあがく子の姿に魂が揺さぶられる。親が届かなかった夢に、いつかはとひた走る姿に涙があふれた。 これまで読んだ早見氏の小説はすべてハズレなし。競馬でいう鉄板馬といったところ。 | ||||
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| 読んだ後、日高に行って生産地回りして来ました。読んで良かった。 | ||||
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| 読みやすかったですし、ストーリーも時系列で追って行き、なかなか面白かったです。 | ||||
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| 競馬を扱った小説ということで読んでみましたが、とにかく長いと思いました。長い割には登場人物の心情描写が甘く、途中から斜め読みでレース結果ばかり追ってしまいました。色々盛り込みすぎなのかもしれません。特に後半の春夏秋冬がいらなかったかなと思います。 | ||||
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| 某テレビ番組で紹介されていた「早見和真」作品を探しに書店に向かったところ、 このタイトル名と、帯に「『泣き放題』泣きました、、、」とのコメントがすぐに頭の中では直結せず、 やや懐疑的な気持ちで読み始めたところ、 あっという間に読み込んでしまった。 そして、何度も目頭が熱くなった。。 自分は競馬をやらないので、 馬の名前はテレビで特集されてた名馬くらいしか知らないけど、 レース、馬主、調教、牧場の関係や、 親子、家族、ライバル、親友などいろいろな人間模様が描かれた作品。 | ||||
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| ソーパーフェクトの2歳は2016年(ファミリーの競争成績参考)だけど、まだG2なんだよなぁ ホープの2つのレースどちらかはしっかり結果を書いて欲しい 椎名氏のヴァルシャーレーだけ新時代の馬主風なのが違和感、同一馬主でハッキリ敵と分かるように「ヴ」無しの方が良いのでは ファミリーの大阪杯→天皇賞(春)のローテは無理がある、凱旋門賞遠征を考えていて主要4場制覇なら天皇賞→宝塚記念でよくない? 小説としては、2代継承が書きたかったからマネージャーにしたんだろうけど、主役感、没入感が薄い | ||||
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| 久々にこんな長作を読みました。 正直完読まで1ヶ月以上かかりました。 競馬のことはほぼ分かりませんがそれでも楽しめる内容でしたし、物凄い臨場感や緊迫感を感じて読むことができました。 | ||||
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