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ザ・ロイヤルファミリー
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ザ・ロイヤルファミリーの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 101~120 6/7ページ
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| 物語としては面白いので、普通に読み進めることができた。ただ、デスマス調の文体のせいか、主人公の秘書になかなか感情移入できなかった。40代という設定で自分と同年代のはずだが、初老の感じがした。そのせいか、物語の山場でも、普通ここで感動して泣けるはずなのにと残念だった。 | ||||
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| JRAが本当に細かいところまで協力してくれている事と、競馬ファンの心をくすぐる描写が素晴らしかったです。 読み終わることが久々に名残惜しい作品でした。 | ||||
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| 競馬場の達人を観て早見さんを知りました。言葉にできないくらい感動しました。500ページがあっという間で、久しぶりに徹夜して読みました。 JRA馬事文化賞受賞の大作です。 | ||||
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| とあるグリーンチャンネル無料日の競馬場の達人に、作者が出演したのを見た時、この本の宣伝をしていました。 その放送回自体も面白かったのと、かなり競馬に愛と情熱を込めて執筆したことがうかがえたので興味を持ちました。 主人公の過度に丁寧調子に思える独特の人柄と語り口で紡がれる点は多少クセがありますが、すらすらと読めます。 実際の馬主や馬産地などの様子は分かりませんが、こんな感じなのかなと思えるリアリティがあります。 また、一定以上の競馬ファンにはモデルとなった相手を想起させる特徴を持つ馬主や騎手、競走馬や種牡馬などが登場する点も面白い所に思います。 物語なので上手く行き過ぎる部分や極端な部分もありますが、逆に完全には上手く行かない状態でやきもきする展開もあるので、最後について賛否はあるかもしれませんが、個人的には良い幕引きだったと思いますし、いいカタルシスを味わえました。 | ||||
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| 平たく言うと、主人公がちびまる子ちゃんの「ヒデじい」で、花輪くんがお父さんから貰った競走馬でG1に挑戦するのをヒデじいが陰から見届けるという話。 で、筋立ては面白いと思うのだが、主人公が悪い意味で良い人過ぎて、人間味がなく、感情移入できなかった。 ・欲望がない ・女に対して積極性がない ・まったく立身出世しない ・いい人過ぎる(悪い意味で) モノローグで、社長の家族にまで「○○さま」と呼ぶような浮世離れした「いい人」で、まったく共感できない人物像だった。 奴隷根性が染みついているというか、飼いならされていて、己の欲望がなく、物語を動かすのが常に他者で、主人公は傍観者の狂言回し。 主人公は筋書きを追うためだけの存在で、その人の視点で物語が進むから、淡々としててなかなかに厳しい読書感だった。 主人公以外はよかったと思うだけに、惜しい作品だという感想。 せめてヒデじいが人間味を取り戻し、立身出世でもして花輪くんと馬主同士で対決するみたいな展開になれば面白かったのだが、所詮ヒデじいはヒデじいであり、漂白された優等生奴隷マインドで陰の立場のまま一生を終えるのだった。 フィクションの中だけでも爽快感味わいたい。 | ||||
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| 競馬の中でごく一部のお金持ちだけが足を踏み入れることができる馬主の世界を余すところなく描かれている作品でした。競馬に精通している人だけでなく競馬を全く知らない人にとっても飽きが来ないようにわかりやすくストーリーがポンポン進んでいきますので結構な長編ですけどあっという間に読めますよ また作者の思いが主人公だけでなくいろいろな登場人物に込められていますので、ストーリーの膨らみも期待していいですよ。少なくとも私は大満足でした! おすすめです | ||||
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| 私は競馬ファンです。 私のような平凡で一般的なサラリーマンからすれば馬主(うまぬし)なんて金持ちが道楽でやっているものと思っていました。 金持ちは羨ましいな。 ちょっとねたみもある。 でも、なぜ馬主を続けてるのか? いろんな馬主はいると思うが、この本を読んで尊敬できる馬主さんがいるから競馬が成り立っているのだと思い嬉しくなりました。 「自分のため、競馬に関わる人のため」 競馬ファンならコロナウイルスで大変な今、外出自粛中の家で読まれるにはもってこいの本だと思います。 | ||||
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| なかなか良かったです。今は完読していないけど、読むたびにドキドキしますね。 | ||||
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| 宮本輝の「優駿」のような血のドラマを馬主サイドから描いた作品。 語り部となるマネージャーの視点で描かれるせいか、終始過剰な「ですます調」で進んでいくのが鬱陶しい。 しかしながら、内容は面白いし、読みやすいので500ページがあっという間だ。 キャラクターは魅力的なものもいれば、そうでないものもいる。 第一部の大人たちはとても魅力的だが、一転して第二部の若者二人の振る舞いは、安全地帯からの戯れ言のようなもので全く共感できない。二人を取り巻く環境もそうだがケレンがなく、登場する馬たちの現実離れした戦績(モデルにした馬がいるにせよ)には興醒めする。面白いだけに実に惜しい。 ところで、帯には「成り上がった男が最後に求めたのは馬主としての栄光、だが絶対強者がそれを打ち砕く、誰もが言った、もう無理だと。」とあって、そこに惹かれて読み始めたのだけれど、そんな内容は一切なく、帯帯詐欺にやられた、という感じ。 | ||||
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| 競馬好きには、たまらない。ハッピーエンドでないのには、たまげた。充分楽しませてもらいました。競馬場の達人も見た。 | ||||
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| 久しぶりに面白い本に出会いました | ||||
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| 血が受け継がれていく競馬の魅力に加え、人間の血も親から子へ受け継がれていく様が、とある馬主一族にフォーカスを当て見事に描かれています。 また、馬、馬主、調教師、騎手は全て架空ですが、リアルな人・馬に重ねられなくもないので、コアな競馬ファンがより感情移入できそうな作品になっています。 より競馬が好きになる、全競馬ファンにぜひ読んでもらいたい素晴らしい作品でした。 主人公が競馬界に足を踏み入れていく過程だけは設定が少し強引ですが笑、そこすらも愛おしい読後感です。 | ||||
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| 必ず競馬ファンなら楽しく読破できる作品です。 登場馬のネーミングセンスが抜群に素晴らしい! さらに登場馬の戦績もワクワクドキドキして楽しめます。 | ||||
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| 正直この価格の本としては、紙が驚くほど悪く辛かったです。 Kindle版はいつになるのかな・・・2回買うことになりますが 内容としては、2回買っても安い! 良い作品だと考えております。 | ||||
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| 商品の発送は、大変素早く対応していただいたのですごが、宅配BOXにと注文時に頼んだのですが、郵便局は入れてくれず、また再配送の依頼でした!郵便局は、本当に煩わしいです! | ||||
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| 第一部は良い。 馬主の社長さんが良い味を出している。 問題は第二部。 書かれている方もいるが、馬主の行動がありえない。 やっつけな感もした。上下巻でも良いから、もう少し書き込んで欲しかったな。 宮本輝氏の優駿、この作品を超える競馬小説を待ち望む。 | ||||
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| 宮本輝「優駿」以来の30年以上ぶりの本格競馬題材小説でした。素晴らしいです。 | ||||
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| テーマは継承。競走馬の血が受け継がれることはもとより、人間の血も受け継がれることを競馬界を通して描かれている。ストーリ構成も練られているので奥が深い大作になっている。コアな競馬ファンには書かれている事情に心ときめくことが多いが、そうでない人でも素直に読み進んでいける。単なる競馬ストーリではないし、この本をきっかけに競馬ファンが増えるように思える。 もうひとつのメッセージは、「何かを背負って生きていく」ことの難しさと素晴らしさ。確固たるポリシーを持っている会社経営者は、自分を信頼してくれる社員や家族を背負って、ある意味孤独で世の中と戦っていかねばならない。その覚悟がないと人もついてこない。そういう姿を見て部下や子供は育っていく。これも信念の継承である。 | ||||
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| 内容はつまらなくはないです。 レースの結果が登場人物の人生の選択やら現状やらを示唆するというのも、 まあありがちですが、全体を通して考え込まれたプロットだとは思いましたし、 そもそも競馬の物語は基本的にご都合主義にならざるを得ないのでそれも問題ないです。 ストーリーは章ごとに時間が大きく過ぎるので、人物の成長や老いを見られ刺激はあるのですが、 それを表現する文章の起伏が全くなくてだらだらと500ページ近く続くのがつらかったです。 最後まで読み切った達成感はありました。疲れた・・・ | ||||
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| 競馬がギャンブルだということ以外に多くの人を惹きつけてやまないのは、ひとえに競馬が「血の物語」だからだろう。 サラブレッドは生まれながらに多くの「期待」と「宿命」を背負っている生き物なのである。 この小説はそのサラブレッドだけでなく、「馬主(うまぬし)」の側にまでその「血の物語」を広げ、そして見事に描き切った傑作だ。 物語は大馬主の秘書の独白の形をとって進められる。 いわゆる「ですます調」で綴られる文体は読み始めは若干の違和感があるが、慣れると馬主である社長や競馬サークルのあくの強さも相まって、とても心地よい文体となって心に染みこんでくる。 また、例えばマンガであればやはりレースのシーンこそが読み所なのだろうが、この小説ではレース以外での競馬を取り巻く人間たちの言動、行動こそが読み所だ。 とにかく静かに心地よく進んでいく秘書の語り口とは裏腹に、馬に対する愛情、馬主であることの矜恃、競馬を取り巻く人たちの熱量といったものが、これでもかと胸に熱く響いてくる。 もちろん必要最低限に抑えたであろうレースシーンも超秀逸。 秘書の語り口の柔らかさにやられてしまった後であれば、ホープの大外一気の追い込みやファミリーが繰り広げる大接戦に、ガッツポーズや絶叫すらしてしまうかもしれない。 大袈裟かもしれないが、それくらい臨場感マックスの激闘が描かれているのである。 令和二年の初読書がこの本だったのだが、正に一気読み。 今年これ以上の小説と出会えるのか不安になるくらい面白かった! | ||||
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