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ザ・ロイヤルファミリー
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ザ・ロイヤルファミリーの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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| 先が気になる位に面白かったけど、最後まで描いて欲しかったのが星の数です。 | ||||
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| 早見和真さんの『ザ・ロイヤルファミリー』は、競馬を題材にしながらも、競馬そのものの魅力やリアリティには踏み込みきれていない作品だと感じました。確かに競馬界を舞台にした人間ドラマという構図は面白いのですが、馬主・騎手・調教師、それぞれの立場の現実的な葛藤や業界の泥臭さが、どうにも表層的にしか描かれていません。競馬を長年見てきた者からすれば、「そんな綺麗ごとでは済まない世界だ」と言いたくなる場面が多いのです。勝負の世界に生きる人々の冷徹さ、馬のコンディションひとつで人生が転がる過酷さ──そうした“現場の空気”が希薄で、結果として競馬が舞台装置に留まっています。終盤の展開も、あまりに都合がよく、現実の競馬界を知る人間ほど冷めてしまうでしょう。社会派小説としてのメッセージ性は伝わりますが、競馬という題材を借りた割に、血と汗の匂いが足りません。馬と人間が織りなすドラマではなく、作者の理想を語るステージに変わってしまった点が、最大の失速要因だと思います。 | ||||
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| 正直、読んでも読んでもピンと来なかった。 社長の魅力もあまり分からなかったし、よくある競馬のドラマをなぞっている感じがした。 | ||||
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| 送られてきた日は間違いなかったが、 配送されてすぐに確認したら、端っこが折れていた。 綺麗に保存したいが初めから折れているとちょっとショックである。 封入する時には、十分注意していただきたい。 | ||||
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| ドラマ化をきっかけに著者のインタビューを読み、興味を惹かれて購入しました。「父と息子」、「継承」がテーマにあり、競馬用語には丁寧すぎるほど説明が加わっているため、知識がなくともすんなり読める作品だと感じました。性的・暴力的な描写がほぼ皆無のため読む人を選ばないとも思います。 馬主はじめ関係者への取材を踏まえた描写も臨場感があり、世代の架け橋となる主人公の「日の名残り」(カズオ・イシグロ)を意識した語り口も独特で面白かったです。ただ「第一部」と比べると「第二部」の展開はラストのギミックも含めご都合的かつ駆け足だと感じ、個人的には物足りませんでした。感動や示唆を求めて肩透かしを食らってしまったので、王道エンタメ作品としてさくっと読むのがよかったのかなという印象です。 登場人物には特定のモデルがいないということでしたが、大手牧場「北陵ファーム」など元ネタがわかりやすいものも。日高の牧場で生まれた馬がメインに据えられてゆくため、大手グループの一強体制への批判的なまなざしも感じました。一方で、レースになると時が移ろっても2〜3人の個人馬主の馬しか目立たず、血統の多様性も乏しくなってゆき、主人公の主観と考えても何だか冷めてしまいました。 | ||||
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| 日曜劇場でドラマ化されるとの事で読んでみた。 サクサク読めるし、面白いとは思うが、人物の掘り下げが甘いところがあり、読後感が良く言えばあっさり。悪く言えば何も残らないような。 競馬小説の最高峰である宮本輝の優駿と比べるべくも無いが、競馬場でストロボを焚いて写真を撮る描写があり、また、それを咎める事も無く、かなり違和感を感じた。 そういう部分が合わない原因なのかもな。 | ||||
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| 読みやすかったですし、ストーリーも時系列で追って行き、なかなか面白かったです。 | ||||
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| ソーパーフェクトの2歳は2016年(ファミリーの競争成績参考)だけど、まだG2なんだよなぁ ホープの2つのレースどちらかはしっかり結果を書いて欲しい 椎名氏のヴァルシャーレーだけ新時代の馬主風なのが違和感、同一馬主でハッキリ敵と分かるように「ヴ」無しの方が良いのでは ファミリーの大阪杯→天皇賞(春)のローテは無理がある、凱旋門賞遠征を考えていて主要4場制覇なら天皇賞→宝塚記念でよくない? 小説としては、2代継承が書きたかったからマネージャーにしたんだろうけど、主役感、没入感が薄い | ||||
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| 競馬はどこまでも続く…。 まさにその通りの内容です。 人も負けていられませんね。 | ||||
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| 本小説は1部と2部に分かれていて、馬も馬主も親から子へと世代が変わります 1部はまあそれなりに面白かったんですが、子世代に焦点を当てた2部はちょっと微妙でした 率直に言って退屈というか 1部で満足した要素をダラダラ連ねているようで少し読むのが嫌になりました 登場人物もストーリーも出来過ぎの領域でクドいくらいなのに、1部で親馬が勝てなかったレースは2部でもやはり勝ってくれず、肝心なところでは読者を気持ちよくさせてくれない それでもまあこんなもんだと納得し読み終えようとすれば、添付の競走成績には、登場馬はこの後春秋3冠から2つずつ一着とって凱旋門も勝ちましたとかファンタジーな事が書いてあってもう何これ?って感じ 作中ではあんなに煮え切らない競争ばかり描写した癖に、作外だとこんなハッチゃけた事するんだね?? 作中では血の継承がテーマになってましたが、そんなのどうでもいいから2部削除して半額で売ってくれよって出来ですよ 個人的にはそう思いました 面白いって聞いたから買ったけど2000円近く払った事を後悔してます とりあえず1部までならくどさもまだ感じず、面白いと思える出来になってるのも確かです 僕は1部の為だけに2000払うの嫌ですが... | ||||
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| 物語としては面白いので、普通に読み進めることができた。ただ、デスマス調の文体のせいか、主人公の秘書になかなか感情移入できなかった。40代という設定で自分と同年代のはずだが、初老の感じがした。そのせいか、物語の山場でも、普通ここで感動して泣けるはずなのにと残念だった。 | ||||
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| 宮本輝の「優駿」のような血のドラマを馬主サイドから描いた作品。 語り部となるマネージャーの視点で描かれるせいか、終始過剰な「ですます調」で進んでいくのが鬱陶しい。 しかしながら、内容は面白いし、読みやすいので500ページがあっという間だ。 キャラクターは魅力的なものもいれば、そうでないものもいる。 第一部の大人たちはとても魅力的だが、一転して第二部の若者二人の振る舞いは、安全地帯からの戯れ言のようなもので全く共感できない。二人を取り巻く環境もそうだがケレンがなく、登場する馬たちの現実離れした戦績(モデルにした馬がいるにせよ)には興醒めする。面白いだけに実に惜しい。 ところで、帯には「成り上がった男が最後に求めたのは馬主としての栄光、だが絶対強者がそれを打ち砕く、誰もが言った、もう無理だと。」とあって、そこに惹かれて読み始めたのだけれど、そんな内容は一切なく、帯帯詐欺にやられた、という感じ。 | ||||
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| 正直この価格の本としては、紙が驚くほど悪く辛かったです。 Kindle版はいつになるのかな・・・2回買うことになりますが 内容としては、2回買っても安い! 良い作品だと考えております。 | ||||
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| 第一部は良い。 馬主の社長さんが良い味を出している。 問題は第二部。 書かれている方もいるが、馬主の行動がありえない。 やっつけな感もした。上下巻でも良いから、もう少し書き込んで欲しかったな。 宮本輝氏の優駿、この作品を超える競馬小説を待ち望む。 | ||||
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| 前半で終わった方が良かった作品。 うまくいけば名作だった気がする。 あの勢いのまま。。 後半はくどくどしい説明と感情移入することのできない人物だらけで退屈。 | ||||
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