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マーダーボット・ダイアリー
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マーダーボット・ダイアリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 21~40 2/4ページ
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ワクワクしながら読める! | ||||
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文句なし | ||||
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主人公のマーダーボット君は機械の身体。なので嫌な作業は機械に任せて心は連ドラ見ながら現実逃避。 いいなぁ。 | ||||
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久しぶりに気持ちのいいSFを楽しめた。 このボットのキャラクター癖になりそうで、下巻が楽しみ。 映画化もあるんだろうな。 もう少しストリーを捻っても良かったかも。 | ||||
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「システムの危殆」を読み終え、充足感、満足感で胸いっぱいだ。 続けて読み始めた「人工的なあり方」がまためちゃくちゃツボるので、一気に読むのが勿体ないあまりに同シーンを何度も何度も読み返すようなねちっこい読み方をしている。 上下巻を書店で購入したが、ロスなく耽溺しつづけられるよう、「お、これは!」と分かった時点で続編ネットワーク・エフェクトもAmazonで購入しておいた。 強いて言えば表紙は洋書版の無機質なロボっぽいデザインの方が過剰なイメージづけがなく好きかな。 アン・レッキー反逆航路シリーズにどハマりした人なら相当ツボだろうし、逆に本シリーズが好みなら反逆航路シリーズも気に入るだろう。ディテールのうまさで読者をそのマニアックな世界観の事情通にさせていく・・というパワーはどっちも甲乙付けがたい。キャラクター魅力度もだ。ちなみに船キャラはアン・レッキーのカルルの慈が先である。 いや〜それにしても「システムの危殆」は起承転結も見事だし、これ以外考えられないという小気味良いラストだった。 | ||||
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原文では”I"であって、それを弊機と訳したことは正しかったか否かはさておき、ストリーミングドラマに耽溺している警備ロボットと言う設定がそもそも今までになく、更に統制モジュールをハックするということが果たしてロボットにできるのかということに拘るとストーリーが進まなくなるのでww 設定の妙としておこう^^; 連作中編の体をなしながら、長編にもなっている本作は、かなり、コンピュータシステム系の用語がちりばめられながらも、その状況が目に浮かぶし、ボット同士のプロトコル=丁寧なごあいさつwwがいかにもという情景を読者に提供してくれる。新しい設定のSFとなると実験的な作品になりがちだけど、十分にページターナーになっているところは、作者の経験故のことだろう。下巻(原作ではシリーズの第2巻)が楽しみである。 | ||||
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契約下にあるわけじゃないのに、人間を顧客として扱い懸命に守ろうとする姿とペットロボットに嫉妬している、ある種、素直じゃない性格(?)は十分に複雑で、魅力的。人間じゃないもの≒ロボットで主人公と言えば、古くはアトムに始まるわけだけど、アトムも自我を持つかのように振る舞っていたし、好悪を表に出していた。弊機は、むしろ、それを隠そうとしながら表に出てきてしまう。なんと魅力的なことか? 警備ボットなんだけど、グレッグ・ルッカのシリーズ物を思い出してしまった。この下巻ではまさにボディガード的な立ち回りで、メンサーの救出に向かうところなど見せ場がたくさんww 中編4つで上下が構成されているのもお得かもね。お勧めです。 | ||||
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AIというには人間っぽすぎ、人間というには冷静すぎる「ユニット」である主人公は意識や感情を持ち、束縛を受けていない状態であるにもかかわらず、何ら人間に対し反乱を企てたりとかいう事もなく、むしろ誠実に職務を全うしようとする。 一方、その性格と言えば人間嫌いで引きこもり。そのくせ他者の会話が気にかかり、覗き見や聞き耳を立てていると言った具合に、21世紀の今の私たちに他ならない。 そして、構成機体であることによる「オレ様ツエー」設定。ドローンという名の複数の分身を同時に操り システムをハックし、乗っ取る。日本のラノベの影響も大だ。 仕事が無いときはダウンロードした連続ドラマの視聴をひそかな趣味としているというのも含めて、実は今の私たちを強く反映したハードボイルド小説であるというのがこの作品だ。 | ||||
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弊輩は不愉快千万な通勤電車の片隅で,周辺のフィードを遮断し,ストレージ(Kindle)に格納したメディアに耽溺しました.今回は乗車前にダウンロードしたマーダーボット・ダイアリーです. 弊輩は本書に登場のボットと同じく対人恐怖症です.そのため本書のボットに親近感を覚えます. しかしながら超高性能な宇宙船ボットが殺人ボットと手をつないで連続ドラマを観るにいたっては,表情を顔に出さないよう大変な注意が必要でした. マスクをしていなければどのようになっていたかわかりません.今後は不透明なフェイスプレートが必要です. 即座に周辺のカメラをハックし,自分の顔の表情を確認したくなりましたが,残念ながら弊輩にはそのような機能がありません. 本書に耽溺すると,このような文章しか書けなくなります. 注意が必要です. | ||||
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主人公が、とても良い。妙に人間くさいところに、好感を抱きました。 | ||||
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ラジオ(アトロク)を聞いていて、とても面白そうだったので購入。 上下巻合わせて中編が4つ入っているという構成で、各話は独立しているものの、 全体を通したストーリーは確実にある、という感じの物語。 主人公は元殺人機械であり、自分の事を弊機(へいき)と呼んでいる人工知能。 この「弊機」という日本語訳がとても物語にマッチしていて素晴らしいです。 この主人公は現在は、人間を守る警備ユニットとして働きながらも、会社からの制御を自分で外し、 暇な時間は連続ドラマを見て過ごす、というとても面白い存在でもありますね。 ストーリー全体を大まかに言うと、警備ユニットである主人公が様々な事件に巻き込まれつつも、 人工知能である自己の存在と向き合っていく、という構成の物語なのですが、 まぁ、とにかく物語のがスゴぶる面白くて読む手が止まらず、あっという間に読了してしまいました。 個人的にSFってしばらく読んでいなかったけど、世の中には面白い小説がゴロゴロあるよなぁ、 というのを改めて実感させてもらいました。オススメ。 | ||||
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何か嫌なことがあるにつけすぐにドラマ見て自分の内側に引きこもる主人公が面白すぎます。 | ||||
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弊機ことマーダーボットに関する基本的な属性について疑問があったので再読してみた。次のような記述があった。 ・有機組織コンポーネントを持つ警備ユニット ・性別や性関連の部品を持たない ・疑似人間ボットユニットは部分的にクローン素材を使って構成されている ・ユニットの顔はすべて異なります。有機組織のもとになった人間のクローン素材にしたがってランダムな顔立ちになります ・警備ユニットの記憶はつねに一部しか消去できません。頭に有機組織部品があり、その神経線維の記憶は消せないからです ・コードを書き換えた影響で眉が太くなり、髪も数センチ伸びました ・戦闘ボットは弊機より敏捷で力が強く、重武装です ・戦闘警備ユニットにくらべたら戦闘ボットのほうがまだましです。あちらは本当にまずい ・ポッドから出るときにメンサーの手を握りました(目立たないよう) ・弊機はあなたのお母さんのペット警備コンサルタントです(メンサー博士の娘に対して) 弊機のことを中性的なイメージで読んでいたが、女性であるメンサー博士とカップルを装って手をつなぐなどしていることから、少なくとも外見は男性っぽく見えるようだ。もちろんコードを書き換え眉や髭を変化させることで、短時間のうちに女性っぽく見えるようにすることも可能。 警備ユニット<戦闘ボット<戦闘警備ユニットの順に戦闘力が高くなる。弊機は警備ユニットだが経験値が高いせいか、戦闘ボットに対しても互角かそれ以上の闘いを見せる。戦闘ボットは単なるマシーンで、戦闘警備ユニットは弊機と同じように有機組織コンポーネントを持っている。 ストーリー的には物足りなさを感じるパートもあるが、弊機のキャラクターは唯一無二で、マーダーボットシリーズを稀有な存在にしている。シリーズが長く続くことを願うし、これほど映像化を望む小説は他にない。 | ||||
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マーダーボットに感情移入しちゃうって、私くらいなもんかと思っていたら、他の人のレビュー見ると、かなりの人気者なんですね。ちょっとビックリです。 確かにストーリーも、登場キャラも皆よく出来ていて、引き込まれます。 このマーダーボットさん、見た目はカバーイラストと違って、二十歳過ぎ位の精悍で、陰のある男子、という印象。でありながら連続ドラマに、それも『愛と復讐のナントカ』ってサブタイトルの付きそうな大河ドラマにどっぷりはまってる、そのギャップが可愛くもあり、はまっていなければ耐えられない程の孤独が、痛々しくもあります。 この連続ドラマ、どんなお話か気になってしまいます。別途ノベル化の予定はないのでしょうか? いやいや、それより本編のマーダーボットさんのダイアリー、これ〈シーズン1〉なんですよね? 続きもあるんですよね? 楽しみにしてるんですけど…? | ||||
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淡々とした語り口と手に汗握るアクションシーンのギャップが萌える | ||||
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お安く購入出来てうれしいです。 状態も良くて満足しています。 | ||||
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主人公は構成機体の警備ユニット(自称、マーダーボット(殺人ロボット))です。 構成機体とは、人間の脳、神経系などの有機成分とメカニカルな機械とから構成された存在です。 完全自給システムを持ち、何も栄養やエネルギーを補給せずに半永久的に活動できます。 戦闘によって損傷を受けても自己修復機能を有します。 運動能力、高次脳機能は人間をはるかに凌駕し、周囲の通信、ネットワーク環境との高い親和性を誇ります。 こんなスーパーマンみたいな警備ユニットですが、自分勝手な行動をしないように、統合ユニットという上位システムの支配を受けています。ところが、主人公は自分を支配する統合ユニットにハッキングをかけて支配を解除し、自立しています。 (この状態を主人公は暴走警備ユニットと表現しています。) 主人公は自由になった後も、会社(保険会社)のために、人間を警備する仕事を継続しています。 普段はアーマーマスクで顔を隠し、ロボットのような態度で過ごしています。 ところが、ある仕事で顧客の人間を救うためにマスクを外し、素顔をさらしてしまいます。 これが物語の始まりとなります。 救われた顧客たちが急に主人公をヒト扱いし始めるのです。 しかし主人公は極端な人見知りで人間と目を合わせることができません。 (密かな趣味は連続ドラマの視聴で、内面的には適応障害の引きこもりです。) しかし、やがて、主人公の人間に対する気持ちにも少しずつ変化が現れます。 一応、世界観の概略だけ書きましたが面白そうでしょ。 他の高度知性ロボット(ART)やペット型ロボット(ミキ)などとの交流もあり、本当に楽しめます。 こんなにおもしろいのは、現実の世界が少しずつ未来に向かって発展してきているのを作品に反映しているためだと思います。 それは、「老人と宇宙(そら)」の時にも、伊藤計劃の作品でも感じました。 ですから、パソコンやテクノロジーの好きな(いわゆるSF好きな)人にはたまらないと思います。 | ||||
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セキュリティに対する弊機のハッキング能力が高過ぎるとか、そもそもAIが自我を持つことは無いといったツッコミどころはあるものの、とにかくいい! 一番の魅力は主人公の弊機ことマーダーボットのキャラクター。対戦闘警備ユニット以外はほぼ無敵という強さと、愚かだと馬鹿にする人間を自らの命を賭してまで守ろうとする優しさを併せ持つ。 それだけならSF小説の主人公によくいそうだが、この弊機、実はコミュ障でストレスを感じるとすぐに大好きな連続ドラマ鑑賞に逃避するという軟弱な一面もあり、それがコミカルさを加えこの小説を唯一無二の存在にしている。 もう一ついいのは、あえてそうしているのだと思うが弊機には性別が無い。なので読者は自由に空想を膨らませ感情移入できる。『叛逆航路』のように性の描き方で奇をてらい失敗する作品もある中、本作は見事に成功している。 ストーリーに特筆する点は無いものの、どれもマーダーボットが言うところのいいストーリーで読後感がいい。これほど次作が楽しみなSFシリーズは久しぶり。 | ||||
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なかなか凝った作品でした。 | ||||
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商品の外装も綺麗で内容も噂どおり良かった。 | ||||
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