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陰翳礼讃
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陰翳礼讃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 21~40 2/4ページ
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全く同じ感想を持った方のレビューがあり、内容が重複してしまうので簡潔に済ませますが本当に読みづらい構成です。 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、フォントの使われ方までわざとらしく感じてしまいます。 写真に添えて引用されている文も中途半端にぶった切られているので、語尾を三点リーダーで濁してある……かと思いきや中黒みっつ。最早冗談でやっているのかとさえ思います。 この写真にはこの言葉と押し付けがましく、編集者の勝手で文章を部分的に繰り返してあえて読者を混乱に陥らせるつくり。 企画自体は素晴らしいと思うので、上記の点が改善されれば価格が高くなっても大判ハードカバーで欲しいです。 | ||||
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ありがとうございます | ||||
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インテリアや照明に携わる職業の方々に幅広く読まれている本書。日本家屋についてだけではなく、すぐれた日本人論としても読める珠玉の一冊。 日本人が好む美しさとは、省略の美であるということ。空白を持って画面を構成する日本画もそうであるし、無駄な言葉や描写のない小津安二郎、北野武の映画も実に日本的な美と言える。宮崎駿さんが「アニメーションは三歩あるいて十歩あるいたように見せなければ意味がない」というような主旨のことを何処かて語っておられたが、それも日本の美なんだなあと強く思った。また、世界で評価されているのはまさにそれら省略の美そのものなのだ。 その点では若者の流行言葉の略語なども日本独自の文化なのだと思う。一から十まで説明過剰というのは西欧文化なのだろう。しかし、現在の日本では行き届いたサービスや過剰な説明などが多くなり、かなり文化は変化してきている。もちろん外国文化を取り入れることで快適になり、発展するのはうれしいことだ。一概に善し悪しを言えることではないが…。比較文化論としても興味深い内容だった。もっと谷崎を読んでみたい。 | ||||
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この文章は彼にしか書けません。魅力的でぐいぐい読んでしまう。「廁のいろいろ」は特に面白かったです。よくあるような周りくどい、表現に余裕を持たせるようなものではなくて、圧倒的彼の感じたことをそのまま適切な言葉選びで彼なりの表現をしています。本当に魅力的な文章。 | ||||
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なぜここを喉にしたのだろうと思った写真が一枚ありましたが、それ以外は大変素晴らしい内容でした。 | ||||
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文章は素晴らしい。写真も素晴らしい。 ただ、読んでいて頭の中に浮かんでくるイメージと、写真の映像が乖離している場面が多かったのが残念。 あくまで個人的な感想ですが、ビジュアルブックとしては全く満足できませんでした。 | ||||
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写真が良い 撮り方 勉強になります | ||||
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日本人の美意識を再確認させて下さる一冊となりました。感謝 | ||||
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読みやすい本でした | ||||
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デザインをする上で日本の伝統文化の良さを再確認できます。 | ||||
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日本の文化についてより深く知ることができました。このバージョンは表紙もかっこいいと思います。 | ||||
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すべてよし | ||||
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テレビ番組で興味を持ち読みたくなりました。 | ||||
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品のよい和室に差し込む光、そしてそれに調和する陰。 文人谷崎潤一郎の作品ですが、写真など多様されていて読みやすいです。 サイズ的には思っていたよりも小さい装丁。 それが心理的に読みやすさにつながっているのかもしれません。 | ||||
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学生時代に文庫で読んだ『陰翳礼讃』に大川さんの写真が付いた本が発行されていると知り購入。 記憶の中の谷崎の文章を呼び起こしながら手に取ったが、当時感じた淫靡な香りはそこにない。 洗練されたモダンな写真は、陰翳というより「陰影」といった印象だ。 多少物足りなさはあるものの、ビジュアルブックとしては質が高いので、谷崎入門書としてはおススメ。 | ||||
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無し。 | ||||
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文章の至高の愉しみは、文を読み、頭で想像することである。例えば、「かく麗しき女が露店の端で雨宿りしている」という文章を書く。これは即興の駄文だからなんとも言えないが、読み手は頭の中で絶世の美女を思い浮かべ、雨の匂いや露天の感じまで好きに作り上げることができる。それは創作の追体験であり、とても甘美な体験なのだ(それを面倒と取るならば、もう仕方ないことであるが)。しかし、そこにポンと一枚絵を置かれるだけで、女の風貌や雨の様子、露店の雰囲気は一通りになる。人間の想像力の方が事実よりも美しい世界を描けるのだから(三島の金閣寺の想起のように)、読書に想像力を使わない手はない。 確かに絵があれば、楽である。しかし推敲に推敲を重ねた谷崎にも少々悪い気がしてしまう。 千利休が出してくれたお茶に、渋いからと一口目から牛乳を入れるのは、私ならはばかられる。せめて一杯目はそのままでと思うだろう。 もちろん載っているのはどれも素晴らしい写真である。文章を堪能したのち、再読時は写真と文章を並べて日本の良さを味わうのはとても素敵な読書のひと時となるだろうから、できれば文章だけの文庫を先に、少し忍耐してでも読んでもらい、それから本書を手に取ると尚良いのではないか、少なくともそれが私にとっては最適の順序であった。二冊も買うのが面倒である、そういう声もあるだろうから、私としては後ろにまとめて写真を載せてもらいたかったと思っている。 ただ、これをきっかけに多くの読者が谷崎の名著を手に取るのであれば、それは私の述べたつまらない読書のこだわりよりは、よほど理に適っているとも思っている。 だから私の星2は気にしなくても良い。本書は十分面白い。ただこのレビューを読んでなるほどそうだと、賛同してくれた稀有な方がいて、文字だけの文庫でまず挑戦してもらえたら、私はとても嬉しい。 | ||||
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谷崎潤一郎の文章も大川祐弘の写真もよいのに、構成が悪いせいで魅力が半減されてしまっている。 あまり文章と関係ない写真が添えられていたり、写真が何ページも続いていたりするせいで、文章の印象が薄まってしまっている。 そして何より、前後のページに書いてある一文をそのまま引用して再掲しただけのページが置かれているせいでとにかく読みにくく、読者を混乱させてしまう。 せっかくの良い文章良い写真も、編集者の腕が悪いせいでこんなに悪い本になってしまうのだという最たる例と言える。編集者は谷崎・大川の作品への敬意が本当にあるのだろうかと疑ってしまう。これにお金を出して買うのであれば青空文庫の無料版を読んだ方がよっぽどよい。 | ||||
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谷崎潤一郎の小説のファンで多くの本を読んできました。コレは物語ではなく、本当に文章の書き方の教科書のようです。買うか買わないか迷ったのですが、買って大正解です。 谷崎潤一郎の物語が好きな方は是非読んで欲しいです。彼がどのようなテクニックを使って文章を書いているのか教えてくれています。 1度読んだだけでは難しくて分からなかったのですが、何度も読んでいくうちに、文章の奥深さを感じられます。自分も書いてみたくなります。作文や論文、ブログなど様々な文章において役立つこと間違い無しです。 | ||||
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