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異世界の名探偵1 首なし姫殺人事件
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異世界の名探偵1 首なし姫殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 転生は転生でも輪廻転生の方,異世界に赤ん坊として生まれ変わっての始まりですが, 中心となる少年期までの大半は端折られ,転生前の知識による神童ぶりはあったものの, これなら最初から少年として転生をするか,現地の天才少年でも良かったように思います. また,その割には導入部が長めで,事件の発生も折り返しに差し掛かるころと遅く, 読みづらくはないのですが,話の進め方に少しバランスの悪さを感じてしまいました. ただ,ミステリ自体は悪くなく,どちらかと言えばわかりやすい部類に映りますが, 首なし姫の真相は伏瀬からうまく練られており,魔術が使われるトリックもフェアで, 剣と魔法の世界という舞台や人たちを活かしながら,ミステリに仕上げていた印象です. 一方,その背景から,苦悩と葛藤で犯人を追い込む主人公に苦々しさを覚えつつも, 表と裏の二つの動機や,後日談でふと浮かび上がる別の可能性,そして彼の選択には, 曖昧な雰囲気で終わる幕引きと併せ,いささか違和感が残るものとなってしまいました. | ||||
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推理マニアの主人公が警察のないファンタジー世界に転生して探偵に、というお話で、前半はいわゆる現代知識チートの色合いも強く、後半は密室での不可能犯罪という本格ミステリに。 魔法の存在する世界ですがその効果の限界も犯行での使い方も事前のヒントから推測可能な範囲で成り立っているため、ちゃんとフェアなミステリになっています。 ただ、よくも悪くも魔法要素が加わっただけの普通のミステリという感じで、超常的な力、存在の活かし方で言えば『屍人荘』『魔眼の匣』にその要素故のケレン味やロマンという点で大きく劣ると思います。 殺される聖女だとかその他のキャラクターだとか、推理パートの完成度以外に物語をもっと深めてくれる要素に欠けていて物足りなさも。 なろう版は未読なのでこの先を読めば見方もわかってくるかもしれませんが、とりあえずこのエピソードだけだとこのくらいの評価かな。 | ||||
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