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六人の超音波科学者
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六人の超音波科学者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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他の推理小説をあまり読んだことがないミステリー素人の意見ではありますが。 シリーズも後半にさしかかり、なされる犯行も、より精緻、よりトリッキーなものになりつつあります。 この作家さんは、推理小説界において、京極さんらとともに着実に、過去の小説家が作り上げた十戒だの二十則だのに縛られない新境地を開きつつあると思います。 ただ、おもったのが、文庫版のどこの馬の骨だかわからない落語家の解説、何が言いたいのかわかりませんし、最近の若者は・・というのは完全に場違いだから、いらないです。 | ||||
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山中深くに位置する橋によってのみ外界と接する超音波研究所。隔絶された場所において、ある事件が生じる。 何かを成し遂げるために、他のものを犠牲にする。それは相対的な価値に基づいたものではなく、絶対的な価値といった曖昧性を孕んだものなのでしょう。その曖昧性が故に絶対性というものは成立するのかもしれません。「大切だからって、いったい何なのでしょうか?大切なものって、何が大切なのですか?大切に思うことが大切なのかしら?それとも、大切だと教えることが大切なの?」 | ||||
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Vシリーズの8作目。超音波科学者ということで音がキーになっています.ある山奥の研究所でおこる殺人事件。何となくデビュー作の「すべてがFになる」を彷彿とさせる事件でした.練られた計画でも、実験はには不特定因子がつきもの。そして、計画は破綻してゆく。殺人のトリックも、犯人も途中からわかってしまうのですが、これはそういう物語ですから 問題ありませんね.森流エンターテイメント。久しぶりに楽しめた作品でした. | ||||
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落語家・立川志らくさんが寄せられた「あとがき」のほうが本編より面白かったので☆3つです。 | ||||
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期待してたほど面白くなかった。 トリックは確かに凝った物だったけど、その他の部分も凝りすぎてた。建物の構造とか。 どうでも良い人物たくさん出てくるし。それは「犯人はこいつかも、いやこいつ?」っていう幅ではなくて、その他の人。 私はこの著者の小説初めてだったので、登場人物の名前も読みづらくって理解しづらかった。 だからあんまりイメージ沸かなくて「ふぅん」って終わった。 | ||||
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他のレビューは概ね高評価だったが、個人的には前作『恋恋蓮歩の演習』が非常に面白かった だけに、本作はあまり面白いとは思えなかった。 練無と紫子のどうでもいい会話も読んでてだるくなるし、毎回お約束で登場する七夏も 今回はまったくいいとこなし。その分紅子の活躍が光ったところはよかった。 Vシリーズは毎回最後の大どんでん返しを期待しているのだが、その点では今回期待はずれ で、最後の保呂草のエピローグも果たして必要だったのだろうかと疑問に感じる。 肝心のトリックについては、種明かしの直前に気づいたのだが、途中までは全然わからなくて 相変わらずうまいなぁと思った。他にもエレベータに書いてあったメッセージ、木琴のバチ なども面白いトリックになっている。 | ||||
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ここら辺で、S&Mシリーズのつながりに気づく人も多いと思う。 普通のミステリである。 もちろん、レベルは高いと思うので、今まで読んできた人は手を伸ばすべき。 | ||||
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2001年リリース。Vシリーズ第7作。まずこれは僕のかなり大胆な予想だが、この作品はGenesisの最高傑作『Foxtrot』の中の代表作『Supper's ready』にインスパイアされてできあがったのでないかと思う。というのは、その歌詞の中に、You, can't you see he's fooled you all.Yes, he's here again, can't you see he's fooled you all.Share his peace,Sign the lease.He's a supersonic scientist,He's the guaranteed eternal sanctuary man.というコトバがでてくる。また666や8/9といった数字へのこだわりがある。森氏曰くGenesisと言えばピーター・カブリエルである。(●^o^●)ストーリー的には最後の地下室の開放方法の謎解きの部分が一番感心した。7が孤独な数字なら6は伝統承継の数字だといったこういう感覚が凄く好きだ。傑作! | ||||
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S&Mシリーズ、Vシリーズの文庫を順に読んでいますが、この作品も十分満足できました。恒例になった紅子の種明かしで、タイトルに込められたトリックがわかった時には感動すら覚えました。紅子が感情的になるシーンが幾度かあったのが新鮮。練無が活躍?するのもハラハラドキドキでしたね。ユーモア満載の作品。これについていけなかったら、読むの辛いかも... | ||||
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森博嗣作品の魅力のひとつが魅力的なキャラクタだと思う。そのキャラクタ、個人的には、S&Mシリーズに比べると、どうしてもVシリーズのキャラクタは理解しにくく感じていまひとつ好きになれなかったのだが本作後半の紅子が“腹を立てる”シーンで、一気に紅子のファンになってしまいました。 | ||||
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ある時は孤島の研究所で、またある時は海上を航行する豪華客船の中で、そして今度は唯一のアクセスルートである橋が爆破された山奥の研究所で事件は起こる。荒唐無稽と言わば言え、無粋な科学捜査に煩わされること無く頭脳のゲームを堪能しよう。間取り図がついているような斬新な建物もまた歓迎。でも最後のはちょっとどうでしょうかね。最初に外人さんの名前が出てきたときに気づくべきだったかも。紅子vs七夏の掛け合いがなかなかかわいいのも見どころ。 | ||||
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Novelsでは2001/9に出た作品で、Vシリーズ第7弾。タイトルは、ジェネシスのFoxtrotにあるSuper's Readyの歌詞からとっているそうです(『100人の森博嗣』参照)。Vシリーズは、この事件の後、クライマックスへ向かって行きます。そういう意味では、複雑な事件の裏にある大きなテーマに注目です。 | ||||
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森博嗣さんのVシリーズももう7作目ですか、早いですよね(著者の作品は出版スピードが早いので有名)。Vシリーズは前のM&Sシリーズに比べてなんかハードボイルドな感じ(たぶん保呂草のせいでしょうが)。さて、今回の作品ですが、舞台は山奥の超音波研究所、そこに集まったいつものメンバ、しかし、突然そこは陸の孤島に、外は嵐、中には死体、さてさて・・ラストはどうなる? 今回小鳥遊君に危機が・・ | ||||
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