■スポンサードリンク
神様のカルテ2
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
神様のカルテ2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.68pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 81~95 5/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作をブッ○オフで見かけ、何となく気になったので購入したところ大変面白く、続編も購入しました。 医療についての様々な問題を絡めた話の展開に考えさせられながら読み進めました。いい人間ドラマだと思います。 また、作中の信州の美しい自然の描写を思い描きながら読みました。ぜひともシリーズ化をお願いしたいよい作品です。 映画化もされるとのことですが、一止の古風な話し方は原作通りになるのかどうかに興味津々です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終盤の方では、主人公の周りの人達の人の良さに泣けます。実際にこんな病院があればと思ってしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出てくる人たちが、みんな優しいっ!背景の自然が、見えてくるようで、映像化が楽しみになってきました。 文学青年のような主人公・栗原一止医師の面白い言い回しや、個性溢れる登場人物たちとのクスッと笑えるやりとり、好きです…。今回は泣ける話で、後半はべぇべぇ泣きました!シリーズ化を期待してます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ベストセラーとなった前作もいい小説だったので、2作目はどうかと思いましたが、いらぬ杞憂でした。 それどころか、この作品のためにデビュー作である1作目を書いたのでは?と思えるほどの、充実した内容にページをめくる手が止まりませんでした。 厳しい医療の現場と、人間らしく行きたい医者の気持ち、人の生と死とは何か・・・。これほどまで読みやすく、心を打たれる小説は他にないと思います。 通常、辛い医療の現場、人の死を書こうと思ったら(読む側も)、とても暗い気持ちになりますが、一止とハルさんの会話を読むだけでとても心温まります。 とても辛い時、大切な人を亡くした時、自分の大切な物を見失った時、どんな時でもこの小説を読むと、周りの人が全て大切な人に思えてきます。 ただ、電車の中で読むのは注意して下さい。何度も泣きそうになるので集中できませんから・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今作では、主人公栗原一止の医学部時代の親友であり 「医学部の良心」と呼ばれた新藤辰也が東京の病院から 本庄病院に赴任してきた。 一止の期待とは裏腹に、新藤の医師としての行動は かつての姿からは想像も出来ない姿であり、一止は戸惑う・・・。 読み進めていく中、考えさせられました・・・。 家族と患者、どちらかしか選ぶことができなかったら あなたはどちらを選びますか?・・・。 今まで読んだ本の中でも、この作品は至高の一冊です。 多くの人におすすめしたい、素晴らしい物語です。 ぜひ一度手にとって読んで欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私自身が、35年強医療の最前線で、ナースとして過ごして来ましたので、2巻とも涙なくしては読めませんでした。自身の体験が被ってしまったのでしょうね。 著者の夏川草介さんも信州大学医学部出身のドクターということで、患者様の真の気持ちがリアルに描かれています。映画もクランプアップしており、嵐の桜井翔さんが主人公の栗原一止ドクターをどの様に演じるのか楽しみです。 難しい語句や四字熟語、名言がいたるところで、一止ドクターの会話に出てきて学びにもなりました。 又、多くの人に、地域の基幹病院の実態を知っていただきたいと思いますが、難しく考えなくても自然に感じ取れる作品だと思います。 登場人物のそれぞれの人間性が、素敵ですね。一気に読み終えました。 2010.11.23 カリイク | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めると止まらなくなります。すばらしい。 前作を読み、当然のように続編が読みたくなったので注文しました。 前述しましたが読み始めると止まらなくなります。寝ずに読み切りました。 早期の続巻を望みます。 また映画化も決定しているようで、これも非常に楽しみです。 お勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「時の大河の中では、人間の命すら尺寸の夢にすぎない。だがその刹那にすべてを傾注するからこそ、人は人たることが可能なのである」。 信州の豊かな自然と季節の変化に、 人の命の輝きと、そのはかなさが重なり合う物語。 人気ベストセラーとなった作品の続編。 舞台は同じく、本庄病院。 漱石を敬愛する主人公の医師。 24時間365日。激務が続く緊急医療の最前線に、新しい同僚が加わる。 医師と家族の問題。助かる命。助からない命。 様々な葛藤の中で、 医者としての使命が、そして生きることの意味が問いかけられる。 コーヒー。将棋。酒。小物の使い方は効果的。 ストーリー自体は、少々ご都合主義的に思われる。 周囲の人たちも、いい人たちばかり。 病魔による肉体的苦痛にもあまり触れていない。 しかし、著者が小説を通して伝えようとしているテーマと主張は、はっきりしている。 それが胸を打つ。 人は200歳まで生きられない。 どんな名医がそばにいたとしても。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1作目の「神様のカルテ」を読了したときから続編を待ち望んでいました。この作品はその期待を裏切らない秀作です。まだ1作目をお読みでない方は1作目を先に手にすることをお勧めします。登場人物の多くの人となりを1作目で理解してから読み進める方が2作目の味わいが深くなるように思うからです。 過酷な現代医療の最前線にいる栗原一止と細君のハルさんを始めとする周辺の人々との人間模様は、信州・松本の自然の描写と相まって清々しいものでした。文体も独特ですが、1作目よりもよりスムーズな筆致に一気に読了しました。ケネディ大統領のスピーチ原稿を多く手掛けた特別補佐官セオドア・ソレンソンの「良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である」という言葉が度々出てきますが、新しい登場人物としての旧友のタツヤの人間模様と共にこの本の主題の一つでもあるようです。 この作品の著者の夏川さんには更に続編も期待したいのですが、全く違った主人公の作品も読んでみたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作同様、心暖まる大変面白い物語です。 ただあえて苦言を呈すると・・・ 作中何気なく医師たちが夜中過ぎまで病院に残り仕事してます。 或は前作でもありましたが、夜中過ぎてから宴会があったりします。 これが現実なら、翌日どれだけしんどいことか! 主人公はしょっちゅう携帯で病院から呼び出されます。 これが現実なら、どれだけストレスになるか! 医師の人間らしい生活をすべて否定した上で成立する物語です。 それとこの作者の唯一の弱点(?)と思うのですが、悲しいかなまだ若い。 どうしても作中の臨床の描写が浅い。 作者が卒後20年クラスの医師だったら、医学的な描写も深まり、もっと読み応えある 作品に仕上がったと思う。 (「ノー・フォールト」や「外科医当麻鉄彦」と比べてみてください) もっとも、一般の読者にとっては現状の方が読み易いかも・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人気シリーズ誕生!若手人気俳優起用の映画化決定で弾みがついた。漱石もどきの栗原センセイの語り口が、物語全体をユーモラスに一段軽く仕上げている。ここが魅力。新キャラクター大学同期の進藤センセイを導入し、作品世界を活性化した。中盤からは影の薄かった副院長にスポットを当て、既出キャラクターも大切にしている。 章立てを花の名にし、信州の季節感や山岳風景を無理なく織り込んでバランス良く仕上げている。ハルさんが山岳カメラマンという、意外性だけかと思ったキャラクター設定が、2では存分に生かされている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すでに3本のレビューがあり、本書への評価はおおむねそれらと一致していますので、あえて私がレビューを書く必要はないのかもしれませんが、何らかの感想程度の文章は残しておいたほうがいいと思いました。前作を読んで次回作を待ち望んでいたという理由もあるでしょう。前作よりも厚い(熱い)です。 端的な印象をいえば、「実に良かった、素晴らしかった」ということに尽きるでしょうか。レビュータイトルにした「色鮮やかな人間物語」とは、本書には人間をめぐる実に多様なドラマが、信州長野の情景に重ねながら描かれていることを示しています。「良いこと」も「悪いこと」も、「悲しいこと」も「嬉しいこと」もほとんどすべて。非人間的な労働環境を強いられている主人公の苦闘ぶりは健在で、そこでは時間の流れが非常に速く進んでいます。季節感に満ちた自然描写をふんだんに盛り込むことで時間が緩やかになり、本来の人間的な感覚を辛うじて維持している姿もわれわれの心を打つものがあります。主人公が発する「言葉」もなかなかで、本当にこんな人間が近くにいたらと想像力を逞しくすることもできるでしょう。会話のやり取りも実に新鮮です。 本書は「人間と医師との境界線」が1つの大きなテーマになっています。このテーマが投げかける意味は重く、単純な話ではありません。医師であろうとなかろうとわれわれはこうした問題に無頓着ではいられない気がします。幅広い世代の方に読んでほしい作品です。本書を読んで疲れ果てている人も「もう少しだけ頑張ってみようか」と思えるような気がします。本書はすでに10万部を越える売れ行きらしいのですが、読まれる本というのはやはりきちんとした理由があるのだなとあらためて感じているところです。続編が刊行されたばかりで気が早いのは百も承知なのですが、いつかまた「カルテ3」が読めることを期待したいとおもいます。今回も素敵な物語をどうもありがとう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1作目のときから、「神様のカルテ」というこの本の題名が、ずっと気になっていました。 今作で、その意味が少し分かったような気がしました。 高潔な白衣を着て、難しい専門用語を操り、最先端の機器で、熱意のある仲間とともに難病を抱えた患者達をその“神”のような腕と技術で次々と治療してゆく。 というのが、ドラマや小説の中で語られる“医師”のイメージではないでしょうか? この作品の中にはそんな人物は出てきません。それどころか、“医師”すら出てこないという気がしました。この作品は、帯にあるとおり、“人間の話”なんだという実感が、読了後、涙とともに溢れてきました。 作中、何度も何度も、カルテを見るシーンが描かれています。私は、実物までは見たことが無いのですが、書かれていることは文中や、想像で何となく分かります。 名前、性別、生年月日などの基本情報。病歴や現在の病状、また、今後の治療方針や投薬など、詳細な医療情報などが書かれているのでしょう。 しかし、そんな中でも絶対に書かれていないものが、“死”です。 人間が、いつ死ぬのかは誰にも分からないことです。 だから、もしも人間の死について書かれているカルテがあるとしたら、それこそ、“神様のカルテ”です。 以上が、私がこの作品を読んで思ったことです。あくまでも、私個人の感想なので、実際は主題とかけ離れているかもしれませんが、はっきり言えることが一つだけあります。 ただ、ひたすら、人間のことだけを思って、泣ける小説でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作を越え進化し、「神様のカルテ」より文章が読みやすくなっています。 医療現場の厳しい日常風景も、より心に響きます。 その中で、栗原先生夫妻を中心に、病院の同僚・上司や下宿の仲間が生き生きと描かれています。 生きること、死ぬこと、愛情、友情等の軽くないテーマが、ユーモアあふれる筆致で暗くはなりません。 そして常念岳や王ヶ頭、信州の空や花や星などの美しい自然が、彼らを見守ります。 多彩な変化球を交えながら、最後はハラハラな全力真ん中直球勝負の著者の姿勢に感嘆しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
神様のカルテ1よりさらに良くなっていると思います。1は作者の初めての作品でしたが今度はさらに情景描写とか登場人物の心情とかとても伝わりやすかった。また泣いてしまいました。一作目よりテーマが重かったり暗いところもありますが、その分その他の美しい部分が引き立っていてとてもいいです。来年春神様のカルテが主人公桜井翔、宮崎蒼で映画化されますよね。きっと2も映画化されそう。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!