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希望の糸
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希望の糸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全184件 61~80 4/10ページ
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後半に別の人物間のストーリーが入り名前もありふれたのが多いので、 途中で間を空けて読むとこれは誰だっけ?とややこしくわかりづらい。 巻頭に登場人物リストを付ければ良いのに。 | ||||
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意外な人が犯人で驚きました。おもしろかってたです。 | ||||
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加賀シリーズは大好きです。全部読破するつもりです。 | ||||
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今回も期待をいい意味で裏切ってくれた | ||||
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地元が舞台だったため、普段読書は滅多にしないが思わず購入した。 東野さんの作品も今回初めてだった。 読む前は、どうせまたすぐ挫折して読了できないだろうと思っていたが、最初の数ページで手放せなくなり、読みながら料理をする始末。 結局ものの半日で読み終えてしまった。恐るべし。 ラストでは自然とあたたかい涙が溢れてきた。 読み終わると、目の前には不機嫌な反抗期の娘。 私の涙の理由も聞かない娘だが「糸で繋がっているだけでいい。」心からそう思えた。 | ||||
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直接的な表現は避けたが犯人の情報の一部などネタバレを含むので注意。 作品自体はほぼいつものクオリティーを保っている。最後の謎が解かれていく部分では、つらい境遇・せつない気持ちのなかにもタイトル通り希望がつながっていることを感じ、心が動かされる部分は確かにあった。ただ“ほぼ”としたのは設定に操作的な意図を感じたためだ。フィクションなので作者の意図はこめられていて当たり前だが、それが自然に受け止められるか、突拍子もないものに感じるかは大事な問題で、受け手側によっても異なるが今作は自分にとってはかなり作為的に感じられた。おそらく作者は構想時に、今作のテーマを決めて、そのテーマに合うように設定を考えているのだろう。『祈りの幕が下りる時』もややそのきらいはあったが、今回のほうがより強く感じられた。 さらに大きく納得がいかない点として、犯人の行動がある。 そもそも犯人はあの現場で被害者を殺そうとするだろうか。怒りや、殺意に近いものを感じる可能性はある。しかし実際に凶器を手に取り、行動に移すだろうか。逆上し無意識にやってしまったといえばそれまでだが、自分にはどうしてもそこまでするとは考えられない。 また犯人が留置場でついた嘘。これまで叶えられなかった自分の希望を無条件に、というよりむしろ厳しい条件の中で叶えてくれるかどうか確かめたかったという意図自体はよくわかる。しかしこんな悲しい嘘を女性はつくのだろうか。自分自身は男だが妻とともに不妊に悩んだ経験を持つ人間として受け入れがたいものを感じた。 東野さんの作品は、ガリレオシリーズ、加賀恭一郎シリーズに加え数作読んだくらいで詳しくはないが、最近の作風として、善人による殺人が起こり、なぜ善人が殺人を犯すのか、そこに至る動機、家族や親しい人への愛憎、複雑な事情がからんでやむなく殺人に至ってしまった悲しいストーリーが語られることが多い様に思う。『祈りの幕が下りる時』はぐっと胸に入り込む様な悲しい感動を覚えた。ただ今作ではそうはならなかった。 その原因は人の不幸を弄んでいるように感じたからだ。そもそもエンターテイメントのために書かれた刑事物にそんなことを求めること自体がお門違いですよと言われればそうかもしれないが、東野さん自身の人生に対する苦悩が描かれていない(と自分には感じられる)ため、このテーマでこれとこれを組み合わせたらこんな作品がつくれるなと頭の中で構築された作りものを読んでいる印象が拭えず、そのせいで過去の作品で覚えた感動についても薄まってしまった。東野さんが多作であることも影響しているかもしれない。もちろん創作物で、この登場人物たちは世の中に存在しないことはわかっている。ただそれにしても、あまりに頻繁に不幸な境遇から罪を犯してしまう人たちが登場することが自分には受け入れられなくなった。 これまで読書の時間を楽しませてくれたことには感謝している。『容疑者Xの献身』を読んだ時の衝撃は忘れられない。ただ今作で東野さんの作品はいったん卒業することにした。 | ||||
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東野圭吾ファンでほとんどの小説を読んでると思いますが、その中でも最上位のひとつに並べられる傑作でした。本当に東野圭吾は素晴らしい! | ||||
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映画化されるということで興味を持って読んでみた。物語は、ある家族の朝の様子から始まる。夏休みに子ども達だけで妻の実家に遊びに行くという。そのことが、あらすじにあった東京のカフェの経営者女性の殺人事件とどう結びつくのか? そして、シリーズになっている刑事、加賀恭一郎とどう絡んでくるのか?こないのか? 読み進めていくうち誰が主人公なのか?という疑問が生じる。だからこそページが進むのだ。多くの登場人物の糸をすべて繋いでいく手法はさすが東野さんである。謎をいくつか提示しながら、作者ならではの思わぬ展開をみせる。読み終わって思うのは、歯車を狂わせた“ある出来事”によって不運な道を歩まされた人々がいるということ。その“ある出来事”が物語の鍵である。読み応えのあるミステリー。お勧めである。 | ||||
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シリーズをもっと読みたいです。 | ||||
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物語の展開を読むにつれて、自ら紐解きたくなるが、飛車の方が上手ですね。 | ||||
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東野作品は物語の構成がしっかりしているので安心して読むことが出来ます。この作品は主人公の比重が移りつつありますね。このシリーズは今後も続くのでしょうか。楽しみに読みたいと思います。 | ||||
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加賀恭一郎の登場が少なくなってチョットがっかりですが、大変面白かったです。 | ||||
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ストーリーはまぁまぁでした。 しかし、それを補う程こ心理描写はさすがとしか言いようがありません。とても引き込まれて、一気に読んでしまいました。 綿密にプロットを作った上で書かれていることが分かりますが、それだけでなく人の心を揺さぶる表現や言葉の言い回しが素晴らしいです。 文字だけでこんなに人の心を動かせるものなのか、と感心させられます。 不妊治療を経験したことがある方であれば、かなり心に響くものがあるかと思います。 やはり単なるミステリーではなく、動機に焦点を絞ったストーリーメイキングは素晴らしいとしか言いようがありません。 | ||||
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犯人が出てきた瞬間に犯人だと言うこと、動機まで一瞬でわかってしまったので非常に残念だった… 自分が不妊治療経験者だからだと思う。 知らない世界だったらもっと楽しめたのかな… | ||||
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「不妊治療」をモチーフに、家族の絆について考えさせる。事件と別に松宮自身の出生の秘密も関わり、やはり家族の絆と言うテーマに関わっていた。東野圭吾らしい作りで、謎解きミステリーの枠を超えて、テーマに迫る作品である。 ただ、犯人が自白して解決するので、ミステリーとしては肩透かし。又、犯人にも悲しい過去があり、それが犯行動機だろうが、最後までスッキリしない印象を受けた。被害者、犯人、松宮、それぞれが、不自然な家族の状況を抱えており、いささか食傷気味。加賀も余り活躍せず、シリーズものとして、残念な出来と思う。 | ||||
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面白かったので、一気に読みました。 でも悲しかった。 どうして?という疑問が、ふつふつと湧き上がり、読後感がやるせない気持ちになりました。被害者が、どうして殺されなければ、いけないのか? 加害者の殺人動機にも、納得できない。これは女性にしか、わからない気持ちかもしれません。 | ||||
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読み終わった後、すぐに、家族ってなんだろうと思いました。 「巡り合い」「糸」など素敵な言葉達が読み手をあたたかい気持ちにさせてくれます。 親子とは?愛し合うとは?それぞれの登場人物が教えてくれます。 血の繋がりはやっぱり、嬉しいもので、でも、血の繋がりがなくても、尊いもので。 東野圭吾を読むと人っていいなと思う。 | ||||
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恭一郎シリーズを詠う中ではややスピンオフ的。然し其れも本作には必然。本流に生命誕生の起点を配し人間を問い続ける切り口は文学最高峰。世界主要言語で全作品をと願う。 | ||||
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家族の大切さを痛切に訴えかける。ホロリと涙が溢れる心情描写はさすが。今作は加賀がメインではなく松宮がメインを張っているがこの読後感は紛れもなく加賀シリーズのもの。シリーズのファンなら間違いなく楽しめるし、そうでなくても頁を繰る手が止まらないことは保証出来る佳作。 | ||||
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子供を持つ親にとって、この本は傑作。 娘に対して父親が苦悩する場面がありますが、同じく娘がいる僕としては心境が痛いほどよく分かりました。 今回は事件の解決と共に、松宮の過去のことも分かります。もはやシリーズの映画の印象が強すぎて、松宮は溝端淳平にしか見えません。仕方ないですね。もちろん加賀は阿部寛です。この作品では脇役ですが、十分濃いです(笑)。 「希望の糸」が見えてくるまでの流れは、なかなか複雑。重たい雰囲気にこちらもヤキモキさせられます。もし映画化されたら、楽しみな作品です。 | ||||
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