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希望の糸
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希望の糸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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加賀恭一郎シリーズなので彼の推理を楽しみにしていたのですが、加賀さん全然活躍しません。 従兄弟が主役。 | ||||
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プロローグで、汐見行伸と怜子の子ども二人が新潟の地震(多分2004年の新潟県中越地震)で死ぬところから始まる。(本の発売が2019年だから、物語は主な舞台は2019年あたりであろう。) 第1章で、金沢の老舗旅館の女将吉原亜矢子の父が危篤状態にあることが示される。その遺言書に、加賀恭一郎のいとこの松宮修平の名前があることが分かる。 第2章で、花塚弥生の死体が、彼女の喫茶店内で発見される。背後から刺されている。松宮が捜査が当たる。その後、当然、松宮たち刑事は、花塚殺しの犯人捜査で彼女に関係する人たちを調べることになる。 全部で464頁のこの小説の346頁で、一人の登場人物Aが別の人物Bに、事件の前に、提供する必要のない情報を与えたことが判明する。その結果BとBの関係者Cは深刻に悩むことになる。客観的に考えて、AはBとCの苦悩に関して責任がある。また、その情報提供が原因で殺人事件が起こる。(Aは殺人事件に関して責任はないが。) 普通、登場人物が合理的でないバカげた行動を取る場合には、その人が思慮に駈けた人物であることが示されるか、合理的な行動を取るのに必要な情報がその人に与えられていなかったことが示されるものだが、この小説ではAに関してそのような設定にはなっていない。まったくバカげている。AがBに当該情報を提供しなければ、BもCも悩まなくて済んだのである。 おまけにAは自分の愚かさに最後まで気がつかないし、自分が人を不幸にしたことを反省もしない。読んでいて腹が立った。 上記の346頁のところを読んで本当にがっかりした。このバカげた情報提供がなければこの物語は成り立たないのだ。まったくバカげた物語である。 | ||||
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東野圭吾の作品は、私にとっておもしろいのとつまらないのとの差が激しいですが、これははずれの方です。出生の秘密がカギになるのは、よくある話すぎました。 | ||||
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推理小説を期待して読まれるとしたら、全くお勧めできません。 人間模様を描いた小説としては評価できると思います。 最近の東野 圭吾の作品は、推理小説でなくなってきて残念です。 ネタ切れなのか、複雑なトリックを考えるのが面倒になったのか・・・ | ||||
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「容疑者Xの献身」「祈りの幕がおりる時」のような感じで始まるも、途中でこれは、これは○○なんだなとネタバレしちゃうし、そこからくる犯人も動機も弱い。 今の時代に子どもが欲しい健康な夫婦が40前で治療を諦め離婚するとかまずないし、そもそも子どもができないから離婚、子どもがいるから結婚も全く説得力ないです。 他にも不妊治療の部分で明らかに、そりゃないよって部分もあり、そこから一気に飛ばし読みしまさた。 ラストもデジャブなシーンで終わりました。 | ||||
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東野作品は卒業したつもりでしたが文庫だったので買ってしまいました。 期待を裏切らない過去作とよく似た話と映像化しやすそうな広く薄い内容、、、 容疑者Xの献身(←個人的に東野作品はここまで)以前の素晴らしい名作が霞んでしまうので 本当にもうやめてくれ〜もう得意分野はつんでるし新たな分野は知識不足で違和感しかない。 | ||||
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てっきり、いわゆるミッシングリンク物のミステリで、松宮刑事が担当している殺人事件の真相と、松宮本人の出生の秘密との接点が、過去の交通事故にあり、交通事故の真相が明らかになった時に2つの話が結びつくのだと思っていた。 そう期待して読んだ。帯に「加賀シリーズ最新作」と書かれているから。 東野圭吾の作品にはハズレも多いが、加賀シリーズとガリレオシリーズだけは安心、と思っていた。 だが、そうではなかった。 加賀は何の推理もしない。 登場人物の過去がアレコレ語られるが、そこに意外な関連性があるわけではない。 これが笹沢左保の『地下水脈』や、森村誠一の『暗渠の連鎖』『深海の迷路』などの作品なら、錯綜する人間関係の接点が明らかになった時に、事件全体の構図がハッキリ浮かび上がり、読者はある種のカタルシスが得られたのだが。 本作には何もない。後半は読むのが苦痛なほど退屈。 もし登場人物が加賀と松宮でなかったら? ご都合主義で冗長なだけでは? | ||||
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犯人が出てきた瞬間に犯人だと言うこと、動機まで一瞬でわかってしまったので非常に残念だった… 自分が不妊治療経験者だからだと思う。 知らない世界だったらもっと楽しめたのかな… | ||||
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物語の中核をなす人物の娘が最後に父親に言う「受精卵とか。はっきりいってどうでもいい。それってそんなに大事なこと?」いうセリフが全てを物語っている。 血が繋がらない親子なんて世の中にごまんといるのに、本当にどうでもいい事で悩む描写がだらだら綴られるし、殺人事件も加賀や松宮が何した訳でも無いのにふわっと何時の間にか解決するしで、なんやろね。 犯人の供述が物語の中盤と早かったのでその裏に何かがあると期待して読んで、加賀もなにか秘密がありそうなことを匂わすから最後まで読んだけど、結果「どうでもいい」秘密はあったけど、犯人や動機には対して影響が無く、ほぼ中盤のでの供述そのままでした。 それに、一番無理があるのが、突発とはいえ、そんな事で人を後ろからナイフで刺すか?という事 頭に血が上って無意識だった様だけど、なおさらナイフを持つなんて持ち慣れてないと無意識には持ちません。 精々、相手の頬を平手打ちする程度の話です。 | ||||
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出だしは面白くなりそうな予感がしたのですが、、登場人物詰め込みすぎて、話が飛び過ぎでこんなに偶然重なるかいってなんか冷めてしまった。物語にしても話をちょっと上手くまとめすぎかなぁって印象です。 | ||||
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誕生日プレゼントに新品の本を購入したのですが、届いた本は両下角が潰れているし、カバーはあちこち折れたあとがあってがっかりしました。梱包を丁寧にして発送してほしいです。古本屋で購入した方が綺麗な物があると思います。もしかしたら古本を新品として発送してるのかもしれませんね。 | ||||
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「生きている人すべて、色々な事情を抱え一生懸命生きている」のだという小説を読んだ後にシミジミ感じる感覚がある。人に対する尊敬の気持ちが湧いてくる思いを感じた。 | ||||
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初期のころから東野圭吾を読み続けています。本書も文章の巧みさがベテランの味わいを醸し出していました。 とはいえ、東野圭吾の掌の上で持て遊ばれているように感じながら読了しました。東野圭吾の才能をもってすれば、これぐらいの展開は楽に書けると思います。読みやすく、次はどうなるのか、というワクワク感をもたらしますが、肝心のストーリー展開に違和感を覚えました。 ご都合主義や偶然が重なるのは仕方がないとしても、これだけ予想もしない展開が続きますと、読者はストーリーから距離を置き始めるのです。 それもまた小説だからという作者と読者のお約束事としてストーリーが展開しても仕方がないということも理解しています。それでも、その展開と設定には無理があるのでは、という気分に包まれることがありました。誰も肝心の事を話さないというのはストーリーの展開上必要かもしれませんが、とても不自然でした。 人気作家ゆえ、常に傑作を期待してしまうのです。売れっ子作家の宿命が感じられます。売れると筆が荒れるという評がたちますが、東野圭吾にはそうならないように願っています。 我々は多作でなくともよいので、東野圭吾でなければ書けないようなしっかりとした小説の登場を切に願っているのです。何十作と読んできた東野ファンですので、あえて辛口で書きました。これからも素敵な作品を書いて欲しいものですから。 | ||||
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加賀シリーズの続編ドラマ化目的で書かれたんでしょうか。 正直、これまで読んだ東野圭吾作品の中で最もつまらなかったです。 文量を稼ぐためか序盤から延々と続く事情聴取、あり得ないでしょ…というような中盤の展開。 従来の東野作品らしい引き込みが全くありませんでした。 しかしそれでもうまいこと纏め上げるのは東野先生の文体によるものかとも思います。 | ||||
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殺人事件起きます。すごく大勢関係者が出てきます。みんな知ってることを黙ってます。黙ってる理由は一応あるものの納得できない。 大雑把に汐見家、綿貫家、松宮・芳原家、中屋家の色々を描くのですが、全ての家にあり得ないことが起こります。 そんな偶然ないでしょ。一つ二つくらい偶然あってもいいですが、全部が偶然って。楽屋落ちよりしちゃいけないと思いました。 | ||||
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この小説の面白さはどこにあるのだろうか。 子供を産み育てたいと願う人や、既に育てた親世代には刺さるものがあるのだろうか。 私は東野圭吾作品に純粋な推理小説としての期待しかしていなかったため、読んでいて首をひねる場面しかなかった。 とは言っても、つまらないから首をひねっていたわけではなく、自分の求めていたものがなかったからそう感じただけだ。 産みたいと願って不妊治療を試みても子供を授かることのできなかった元夫婦。 ようやく授かった子供が、赤の他人の子供だった父親。 何度も子供を降ろした若き頃の経験から、子供欲しさに殺人をしてしまった女性。 改めて書き出してみると、やはり重い題材をテーマに据えていることがよくわかる。 子育て経験もない若造には共感することも理解することもできないテーマである。 この手の作品で思い出すのは、辻村深月の朝が来るだろうか。 テレビドラマ化された人気作だが、やはり私には全く刺さるこのとのない作品だった記憶がある。 10年後読み返した時に、もしかしたら楽しめるようになっているのかもしれない。 | ||||
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加賀恭一郎シリーズのスピンオフですかね。 松宮刑事(加賀の従弟)が主人公で、彼の家族や出生の秘密が明らかになります。 新しいことへのチャレンジ精神や意欲が全く感じられず。 東野さんがこれまで散々書き尽くしてきて、目をつむっても書けそうな理系知識&人情ネタ。 なんだかなぁ…。 …もうこんなのしか書けないなら、もう書かなきゃいいのに! お金ならもう十分稼いだでしょ!晩節を汚すなと思うわ。 | ||||
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目を見張るトリックや犯行の手口が無く、サスペンス性に欠ける。ただゝゞ一風変わった人間模様が流れていくと言う、退屈な作品。東野ファンとしては残念かな…。 | ||||
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加賀シリーズだとは知らなかったので、ワクワクしながら章を進めていった。松宮がいつかは主役の筋書きか来るだろうと思っていたけれど、これはちょっと楽しめなかった。一気に読みも出来ず、何度か止めて、まだあるかも!と、思い手に取りと、となかなか進まなかった。まず、強引すぎる引き出し方だし、全てが不自然な感じがするので感動的でもなかった。いつものジーンとと来るものがなく、閉じた。なんだかなあ…… | ||||
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刑事の松宮を中心に2つのストーリーが描かれている。 まず松宮の人物像に取り立てて魅力が無いので最終章の「ご都合主義」の展開(急いで書き上げました感が満載)は「ふーん。。」て感じで早読み。突然出てくる登場人物が多すぎて頭も追いつかない。実に退屈。 松宮が関わる事件の真相もあっという間に犯人が自白しちゃうし何も心動かされない結末。 唯一、キャラクター設定に捻りが効いてた震災で子供2人を亡くした行伸も終章では簡単に養女と和解しちゃうし。 序章は「この先どうなる?!」ってワクワクして読み進めてたのに、亜矢子が行伸に交信取り出した辺りから退屈な展開に。 [希望の糸]っていうタイトルもねぇ、、中学生の作文の題名みたい。 | ||||
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