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ねずみとり
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ねずみとりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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本格ミステリーの原点が充分に味わえます。 | ||||
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すみません、クリスティーの有名作品はある程度は読んでいるつもり(30冊ぐらいでしょうか)なのですが、この本は事前に期待しすぎてしまったのか、正直物足りなかったです。 小説ではなく戯曲ですもんね。私の読み方が悪かったんでしょう。イギリス劇独特の雰囲気などを含めて楽しむものだとは思いながら読んだのですが、それでも皆さんのレビュー評価のようには楽しめませんでした。駄作ではないとは思うのですが...やっぱり本ではなく舞台で見る作品なのでは...。 | ||||
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様々な状況になりましたが、最後は大団円でいいのでしょうかね。 最後まで、どうなるかわかりません。 | ||||
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結末を知っていても、舞台の演出の仕方が自分が読んで想像したものと違ったりすると、面白かったです。今のサスペンスや、ドラマのストーリーからすると特別なことではないけれど、もしかしたら、こっちの方がさきがけ?と感じられました。 | ||||
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先日、ロンドンで本場の『ねずみとり』を観た。 それに先駆けて、昔読んだ戯曲を本棚から引っ張り出し、 飛行機の中で読み直してみた。 「うーむ、おもしろいのかなこれ…」というのが正直な感想。 しかし戯曲は演じられてこそ真の魅力を発揮するものだ。 とりあえず芝居を観てみよう、と思ったのだが、 いざ観賞し終わっても、「うーむ」の感は拭えない。 世界最長のロングラン公演になるほどのものかしらん、 と首を傾げてしまった。 いろいろ考えて思い至ったのは、 これは“イングリッシュネス”の芝居なのだろう、ということだ。 イングリッシュネスというのは英国的な考え方や価値観のことで、 日本でいえば「わび・さび」みたいな、 その国のネイティヴにしか理解にしにくい概念である。 『ねずみとり』はミステリとしては「うーむ」なのだが、 英国人の好む牧歌的なサスペンス(変な表現)や 予定調和の筋運びが全編に横溢していて、 例えば「水戸黄門」や「寅さん」や「サザエさん」のように、 多くの聴衆が観ていてホッとするパフォーマンスなのではないか。 そう考えると、長く続いている理由が見えてくる気がする。 それにしても、2月の寒い時期とはいえ、 僕が観たときのセント・マーティン劇場はあまり客入りがよくなかった。 そのまばらな座席のゆるーい感じ、 十年一日のような劇場のぬるーい空気も、 この芝居にふさわしいといえばふさわしい。 | ||||
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元の作品からあまり変化はないです。 ただ翻訳のせい? 一人だけ人物がえらく違った人に なっているのがいます。 初めての人には、 先入観にとらわれて 本当の犯人はなかなか 見えないようになっています。 そう、不意討ちにはくれぐれも ご注意ください。 思わぬところから「正体」は 出てきますので。 | ||||
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読んだのは2度目ですが、犯人はすっかり忘れていました。 読んでいる途中で、ひょっとしたら全員が関係者なのではと思いましたが、別の事件でした。 1度目読んだときは、すごくおっくうだったのですが、2度目だと、だいぶすらすら読めました。 出てくる歌の曲が思い出せないので、映像作品を見てみようと思いました。 | ||||
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これほど面白いとは!! ロングランを続けている演劇ということで期待して読んだが、その期待以上の面白さである。 犯人は誰だ系の推理ミステリで、ストーリのテンポが非常に良い。 最後まで読んで、犯人が誰かわかった上で、再度、読んでしまう程である。 舞台劇の台本のような書き方が新鮮であり、読者は、舞台劇を見ているような感覚になる。 ぜひ、みなさんに読んで頂きたいと思う。 | ||||
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劇の脚本とは異なるのでしょうが、 ト書きと会話からなっています。 小説のような心情描写がないのですが、 当たり前のように物語が楽しめます。 劇を観るとさらに驚くことがあるように思えます。 | ||||
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ミステリー戯曲の舞台がロングランを続けるという、 世にも稀な現象を支えているのは、 この「ねずみとり」が 見事な構成の戯曲であること、 親しみがもて、こんな人いるいると思える登場人物達が描かれていること、 舞台上の事件の閉ざされた空間の緊張感と、 同じ空間を目撃する観客のヒヤリ感が一体になる状況があること、 に因ると思います。 また、マザー・グース、クリストファー・レン、ハロッズ等 「これぞ英国」のアレンジには、ニヤリとさせられます。 読んで、観て、結末はご自分の心にしまって置きましょうね! | ||||
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いささか個人的な話になる。 「ねずみとり」をデートで見に行った事がある。場所は池袋で 平日の夜だったと覚えている。問題は その日に風邪を引いて かなりの高熱を発していた事だ。それでも 熱を押して見に行ったのは 彼女への愛情 というよりは この演劇史上名高い 本作を見る機会を逸したくないという一念だったと今でも思う。 クリスティーのマスターピース群にあっては 本作はまだまだ幼い作品だ。トリックも 目を見張るようなものではない。 但し 演劇に仕立てたという部分で 本作がクリスティーの作品の中でも際立ったものにしている。数あるミステリー作家でも 自ら戯曲に仕立てるという作家は僕は他にあまり知らない。そんな クリスティーの ミステリー作家としては並外れた「文学志向」が 彼女の諸作に見られる「香り高さ」を齎していると思う。 ところで 後日談ではあるが 結局 そのデートした女性は今の家内である。熱を押して出かけた事が今では懐かしい。 | ||||
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元々英国で記録的なロングランを記録した舞台劇の戯曲版。雪の山荘と言う舞台設定はありふれたものなのだが、登場人物(5人+1人の刑事)の中で次第に緊迫感が増し、最後に心地良いカタルシスが待っているという理想的な作り。舞台を想像しながら読むと、更に楽しめる。 クリスティは本格物を書かせると正統的なものより破格のもの(「アクロイド」、「オリエント急行」、「ABC」等)に傑作が多いのだが、本格風味を捨てて、サスペンスに絞ると本当に巧い。「世界短編傑作集」に選ばれている「夜鷹荘」もサスペンスの盛り上げ方が最高だった。戯曲というのもクリスティに合っているのかもしれない。傑作「検察側の証人」も戯曲風だ。 頭の中で素晴らしい舞台劇が広がる傑作戯曲。 | ||||
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戯曲・・って敬遠しがちだったが、クリスティのはとても読みやすい。 一日で読んでしまいました。 想像ながら この場面ではこんな音楽が鳴って ここで真っ暗になって なんて読んでいると いつか舞台で見てみたいとつくづく思いました。 わたしは「招かれざる客」を読んでから これを読みましたが、こっち を先に読んだほうがいいかな・・って思いました。 ちょっと似ている展開なので・・よりこの本を楽しむにはそのほうが 良かったかな。 | ||||
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この本は最高です。舞台は何万回と上演されています。それを今回演じることになる可能性があり、大変光栄に思っています。大型書店なら大体置いてあります。ぜひ一度手にとってみてください。 | ||||
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