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焼跡の二十面相



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【この小説が収録されている参考書籍】
焼跡の二十面相

焼跡の二十面相の評価: 3.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

まだ読んでません

届いたばかり、読み終わってません
焼跡の二十面相Amazon書評・レビュー:焼跡の二十面相より
433491277X
No.5:
(3pt)

戦後東京のノスタルジアを楽しむには良いが基本は少年探偵小説

麻布や田園調布の当時の町の様子を描写してあるのは面白い。ただし内容は昔の少年探偵小説。だんだん眠くなってきた。
焼跡の二十面相Amazon書評・レビュー:焼跡の二十面相より
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No.4:
(5pt)

愉快なエンターテイメント

昔読んだ少年探偵団の雰囲気を再現した、遊び心に満ちた愉快なエンターテイメント作品だと思います。
エンターテイメント度の高い娯楽作ですが、ところどころにちりばめられた「敗戦」を「終戦」と言い換えるような大人たちに違和感を感じる小林少年の視点に、作者の批判精神が垣間見え、娯楽の中に後世に伝えたいのであろう、作者の思いが込められているように思いました。
焼跡の二十面相Amazon書評・レビュー:焼跡の二十面相より
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No.3:
(2pt)

堪能出来なかった

昔乱歩の大ファンで少年探偵団のシリーズはワクワクしながら全部読んでいます
なので期待が大きかった分なんか拍子抜けしてしまいました
私の頭が固くなったせいなのかもしれませんがその世界を堪能出来ませんでした
焼跡の二十面相Amazon書評・レビュー:焼跡の二十面相より
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No.2:
(5pt)

よく出来たパスティーシュ

乱歩の少年探偵シリーズの文体は水のような文体で再現するのはかなり難しいと思います。
ですが、小林少年の冒険譚として実に再現率が高く、クライマックスの二転三転の逆転劇は実に爽快。
こうでなくてはいけないという怒濤の展開です。
正典で言うと「妖怪博士」から「青銅の魔神」の間、正に昭和二十年の夏を舞台にしての二十面相の復活劇が描かれます。欲を言えば、「怪人」が登場していないという点が残念ですが、筆者の好きな「鉄道」趣味も見られ、満足の行く作品で、本家の少年探偵シリーズを読んでいるかのように感じられます。納得のスペシャルゲストが実に豪華でよろしい。
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No.1:
(5pt)

乱歩モノの中でもかなり優秀な出来

「怪人二十面相は美術品を愛し、殺しをしない」
このルールを守るだけでファンが楽しめる物語になるのです

これはネタバレにならないと思いますが
江戸川乱歩本人の言及や原作での描写も無いのになぜかやたらと頻出する
「明智の妻のよろめき・ねこ夫人の正体……」等々、
原作のエッセンスを無視したくだらない二次設定は皆無です
乱歩モノによくある、原作のエピソードを無視して
とにかく血生臭いエログロ・アート偏重に改編する趣もありません
オリジナル女性キャラとの恋愛エピソードやお色気シーンも0

キャラクターの口調のブレなど一部細々とした不満もありますが
(文体模写が中途半端なので
作者の地の文体で書かれたほうがよかったのでは)
パスティーシュというよりも夏休み公開の
原作付ジュブナイル映画を思わせるような
爽やかな冒険小説です
焼跡の二十面相Amazon書評・レビュー:焼跡の二十面相より
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