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祭火小夜の後悔
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祭火小夜の後悔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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祭火小夜があまり出て来ない…小夜には不思議な能力や秘密があるかと思いきや何もない…何もないのに霊能力者のように問題を解決したりする… | ||||
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普段ホラーを読まない私だが、『ホラー界にニューヒロイン誕生』 『宮部みゆき氏も絶賛!』の文句につられて読んでみた。 結論から言うと、あまり夢中になれなかった。 祭火小夜というヒロインが魅力的な名前の割に、とても地味なキャラだからだ。 本の構成は短編3、中編1からなる連作短編集である。 プロローグはとても魅力的で、これから何が始まるのだろうと期待させる。 祭火小夜の後悔とは一体なんなのだろうとワクワクした。 登場人物は同じ学校の先生と生徒。 彼ら(彼女ら)が個別に体験する怪異譚が語られる。 そこに謎の美少女「祭火小夜」がさり気なく関わり、 起こっている怪異について適切なアドバイスをする。 そのアドバイスによって大事に至らずに済むというパターンだ。 ああ、なるほど新機軸だなぁと思うのだけど、肝心の祭火小夜が全く活躍しない。 ヒロインらしくない。まるで通りすがりの人みたいな感じなのだ。 つまりそこが『新機軸』たる所以なのだろうけど… う〜ん、微妙だ。 このお話は続編があり、そこで祭火小夜がどう変貌するのか知らないが、 続けて読もうという気にはなれなかった。残念! 第1話から第3話までは文字通りの短編なので、まとまりがいい。 特に第3話の『しげとら』は秀逸だ。 この『しげとら』を主役にした連作短編を読んでみたい。 それほど魅力的な妖怪?である。出会いたくはないけど。 そして1話から3話までの登場人物が第4話で集合し、 最後の大きな謎に挑むという構成は心憎いほどよくできている。 ところがこの中編の第4話が一番退屈。冗長に感じるほどに。 魔物というのが登場するが、これがいかにもという魔物で魅力がない。 大味というか工夫がないというか平凡というか… そんな感じで飽きてしまった。 今ひとつはじけないヒロインだなぁと思うのだが、 それが作者の狙いだとすれば、私に合わなかっただけのこと。 決して駄作ではないので、興味のある方は読んでみてはと思う。 文章はとても読みやすい。 | ||||
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話自体はぜんぶたのしく読めました。日常のなかに潜む怪異にふれることになってしまった登場人物たちに主人公である祭火小夜が助言を与え手助けもし、最後にはその人物たちと小夜で小夜の兄を殺した怪異に立ち向かうというわかりやすい筋立て。文章も読みやすく、ライトノベル寄り?そのもの?かはわかりませんがさくさく読めました。 読んでいる間中、小夜って誰かに似てるなぁと思っていましたが、たぶん千反田えるだなと読了後に思い出しました。 | ||||
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短編に近いもの3つとメインの4話での構成。 短編3つは良かったなと思うが、メインの話がイマイチ。 追われているスリルが感じられなかった。 またエンタメ性の強さが感じられる展開を優先している感じ。 読後感もうーん…という所。 巻末にある書評の貴志祐介先生の評価に共感。 ホラー大賞という事で期待していたが、「得体の知れないものが追ってくる」という点で言えば圧倒的に「ぼきわんが、来る」の方が良い。 | ||||
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「ホラー」感は薄い気がするが、この先チェックする作家さんがひとり増える の良い感じ 個人的には 「ならば、ここで折れなければ詐欺だ」 がとても気に入った。「そんなうまく行くかあ?」をうま~く事前にシャットアウトしてくれた 楽しく読みました | ||||
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選評にもあるように、読後にも余韻に浸る様な叙情性を感じられた。 日本ホラー小説大賞の大賞作としてみると、丸くなったなと言いたくなるが、 多様な年齢層に対するホラーの訴求力という点では、アリかもしれない。 サクッと読めます。 | ||||
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うん、まあ、普通という感じです。 まあ最後だしね(泣)。 これくらいの大盤振る舞いは仕方ないんじゃないかと思いました。 「新しい」かつ「面白い」と思えたのは旧タイトルにもあるドライブ部分だけで、このエピソードを主軸に長編を組み立ててほしいなと感じました。 流行ってるのか何なのか、連作短編のまとめとしての長編って多いですね。 でもそれで新人賞を獲るのってルール違反だと思うけど。 連作短編きらいなので。 それにしてもホラー大賞がなくなるなんて残念です。 | ||||
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