長いお別れ
評判
長いお別れの評価:
4.34/5点 レビュー 290件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全446件 361〜380 19/23ページ
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長いお別れの評価:
4.34/5点 レビュー 290件。 A ランク
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発売直後に買ったは良いものの、ずっと本棚に放置していました。
やっと本日読了です。
フランクフルト空港といえば「ノルウエイの森」を思い出しますが、
フランクフルトから成田に戻る機内で読み始めたら止まらなくなって、
トイレにも行かず一気に読んでしまいました。
正直、チャンドラーは初読でして、原文も清水訳も読んでいません。
だから村上訳の巧拙はサッパリなのですが、とにかくチャンドラーの文章力に
衝撃を受けました。明らかにミステリの範疇を超越しているというか・・、
昔フィリップ・k・ディックの「ヴァリス」を読んだときのような、強烈に個性的な
世界観への吸引力を感じます。面白い。
ただし、幾つか難点もあるかと思います。
物語の内容に関して言えば、本来終わりにするべき地点は
もう少し早かったほうが良いのでは?なんて思いました。
あるいは、51章の後に49、50章を入れる構成のほうがカッコ良かったかも、なんて。
村上訳について言えば、概ね素晴しいと思いますが、「新訳を問う」という割には
少しばかり古めかしさが残りすぎている気もします。
まあそんなに気にはならない程度ですけど。
そもそも新訳が必要かどうかはケースバイケースですよね。
ヘミングウエイなら大久保康雄訳のままが良いと思うし、
カラマーゾフなんかだと光文社が出した新訳があることで、
旧訳をギブアップした人には助かるし。
最後の難点は、装丁が比較的ダサいことでしょうか・・。
物語としては☆5つですが、そんなわけで☆4つにしておきました。