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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全486件 41~60 3/25ページ
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婚活の心理描写の解像度の高さには驚かされる。文体も違和感なくグイグイ読ませる力があって良かった。 ただ終盤のパートが私には少し冗長に感じたので4つとした。 | ||||
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アラサーの自分には色々とささるものがあった。 | ||||
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婚活こじらせストーリー。 恋愛、結婚、家族との関係を軸に人間の心の揺れ動きを緻密に描いている。 本作に何度も出てくる「傲慢」はおそらく万人が持つ愚かさ。ぎくりとさせられた。 恋愛イケイケでない陰キャにほど刺さる内容。 気になったのは信じられないくらい意地悪な女たち。現実も女の世界ってあんな感じ? 個人的に好きなラスト。いざこざがなかったら二人は一生ぼんやりと幸せを噛み締められない人生をおくったと思うから。 子育て中の親の立場からすると子供を信じて放任することこそ愛なのだと再認識した。 他にいくつか気になった点を挙げると ・結局相手を値踏みして結婚を渋った男が全ての元凶。それをカバーする誠実さがなかったら救いようのないダメ男。 ・被災地ボランティアに飛び込んだくらいで人間そんなに変わるだろうか。 ・おそらく本作の男女はともに容姿が優れていたから良いところまで進めた。容姿が大前提。リアルな世界では容姿が残念であるがゆえに空回りし続ける婚活ファイターが山ほどいる。本作は容姿に恵まれたラッキーケース。人は見た目が9.5割。幸せな恋愛、結婚をしたいならまずは容姿がよくないとスタートラインにすら立てない。そして容姿淡麗であっても色々すったもんだありますよ、という教え。 | ||||
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自分自身が結婚を控えてる時に読みました。正直自分は婚活などをしたことがないが、自分の価値を決めてそれより高い相手に惹かれるというのはすごく共感できた。善良にみえてもどこか傲慢さがある、人はみんな人間らしい、それもそれでいいことだと改めて感じた。 | ||||
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話題性だけで前知識一切無しで手に取りました。 いやはや、読後のカタルシスというものは前半にいかにフラストレーションを読者へ辛抱強く貯めさせるかだと思うわけですが、 それにしたって なげーーーーーーーーーよ!!! 説教なげーーーーーーーーーよ!!!!! う、うるせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!! と前半延々、延々と、本当に延々と登場人物を替えてそれぞれに『足るを知りなさい(意訳)』を語られるので投げ出しかけたというか、投げました。数日。 小説を読んでたはずが自己啓発や啓蒙系を読まされてる気持ち。 ラストが良いんだ!の世間の声を知り、渋々再び手を付けました。 前半部分で挫けてレビュー書こうとしてる同志が居るかも知れませんが、頑張って読み切って下さい。世間は正しかったです。 作者の方の、何気ない日常に在る人間の小さな狡さ、善意に隠したささやかな嫌味、無関心の残酷さ、そう言った一つ一つは他愛無い、でも自分にもいつかの記憶の中で確かに覚えの在る傲慢さや醜悪さを言語化して描く能力に感服しました。あれは恐らく男性作家では描けない絶妙さだと思う。女性視点が生々しい。 貯めに貯めたフラストレーションは、自分は後半で綺麗に洗い流されました。 どうしようも無い部分ぜんぶまとめて受け容れてくれる存在に巡り会えることの素敵さが詰まってました。 結婚ってとっても大変だけど、素敵ですね。と個人的には締め括れましたが賛否有るのもわかります。 にしたって前半もう少し簡略化出来なかったんだろうか。 絶賛もわかる。挫折するのもわかる。 | ||||
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他人のことを理解しようともせずに自分のことを理解してもらいたい。娘の人生を自分好みの物語に矯正する両親、言いなりになり自己がない娘、狭い世界でゆがんだ自己評価と価値観。 いつまでも選ぶ側の立場でいる、「自分の価値はそんなに低くない、あなたは私にふさわしくない」 | ||||
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主人公の女友達が1番しょうもない | ||||
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最初はミステリー要素があって読む手が止まらないが、知らないうちに一度立ち止まって、自分と重ねて考えている自分がいた。そんな自分自身を深く深く思考できる作品だと思った。また、朝井リョウの解説も良かった。 | ||||
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結婚して10年40代の女です。 2日間で8時間かけて読みました。 私は田舎育ちで視野の狭い両親に18歳まで育てられましたが、真実の価値観とは全く違う価値観を持っているので共感することはなく、一貫して他人事の感覚で読みました。 真実のような子と深く関わることがなかったのでどういう思考なのかなど興味を持って読める所もありました。 多分、私くらいの世代よりは10代から30代前半くらいまでの世代にはちょうど刺さるのかもしれませんね。 | ||||
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絶賛する人と酷評する人が二極化する、そして酷評する人は凄く怒っている。これぞ名作ですね。 私はとても面白くグイグイ引き込まれるように読めました。 人に言ったら性格が悪いと思われるので言わないことを次々言葉に出す登場人物たち。でも不思議と嫌な気がしない。 絶賛する人は自分の弱さを見るのが好きな人だと思います。 | ||||
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おもしろくて、読みやすかったです。傲慢と善良について考えさせられました。 | ||||
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結婚って同じ人生歩んでいくんだよ。一時的に「まぁ、なんとかセックスもできるかな…」って思えても、四六時中一緒にいたら 違和感や不満が積み重なっていく。条件はいいけどピンとこない人を選んでも、長続きしないわね。小野里が言う「欲しいものが分かっている人」って、たぶん 結婚相手よりも結婚後の生活を優先してる人なんじゃない?けど旦那が病気になったらどうすんの?あの奥さん金居さんの代わりに働く覚悟あるのかしら?真実は30過ぎて東京に引っ越して派遣やるなんて正気の沙汰じゃないけど、ピンとくる架さんを見つけた。正直、架さんは意志薄弱な軽薄な人にしか私には見えないけど、真実が納得できる人を見つけて、愚かな方法だったけど恥も外聞も捨てて架さんをゲットしたのよ。あの単に都会で生まれて親が金持ってるだけで、人より勉強できて何もかも知った気でいる小娘達に同じことできる?真実は本物の戦士よ。 | ||||
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婚活をうっすら意識し始めて見始めたYouTubeで紹介されていて読みました。 小説を読んでこなかった人生でしたが一気に読んでしまうくらい引き込まれます。 自分にも傲慢な部分があると自覚していたつもりですがさらに考えることがなんどもありました。 言語化が苦手なためうまく表現できないのがもどかしいですが、とても面白かったです。 | ||||
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イライラしながらも読み終えた。凄くイライラしたけど、たぶん自分も同じなんだと思う。 | ||||
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どこにでもある恋愛小説。だからこそ、自分に照らし合わせ考えさせられる。自分の人生、これでよかったのか? | ||||
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一気に読みました。タイトルに込めた筆者の思いが60歳を過ぎた私にもよく分かる。若い方、恋愛中、交際中の方に特にお薦めです。その恋愛に、打算はないか、純な気持ちだと自信をもって言えるか、誓えるか、と問うような小説です。昭和歌謡の名曲に「恋はおしゃれなゲームだよ」という歌詞があったけれど、男女ともつり合いという名の「格付け」「ランク付け」的な見方で、つきあう相手を選んだり、選ばれたりした経験はおありかもしれない。友達の彼氏、彼女と比べたことはないですか? 傲慢ですよね、確かに。登場人物の価値観や捉え方に拒否反応を示しながらも、確かに「つり合い」って、考えるよね、と多くの方が共感されるのではないでしょうか。「うまくやったわね」という登場人物の台詞にドキッとしました。この作者は心理描写に定評があり、ハラハラさせられますが、破局的な結末を描かないので、児童文学と同様、ある意味、ハッピーエンドが用意されているので、安心して読めます。それが不満な方、物足りない方もおられるかもしれませんが、やはり最後は小説の中だけでも、みんな幸せになってほしい。だって、みんな善良な人たちなのだから。 | ||||
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架の女友達てめえはダメだ | ||||
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現代のアプリで婚活する人の(私はした事がないが)悲哀や葛藤の表現が絶妙。 でも、真実の親があまりにも古典的過ぎてやや違和感。 あと架の女友達は最後まで胸糞でした。 | ||||
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婚約者が失踪したことを通して、彼女の「過去」と向き合いつつ、婚活や人々の価値観をグロテスクに抉り出しています。 作者の人間関係に対する観察眼が素晴らしく、日常の些細な動作や物言いからその人物の本質を表現しています。読む人にとってこの小説の見え方は変わると思いますが、僕自身は女性の会話における心理戦の巧妙さに非常に納得しました。男としては「実際にはそこまで考えていないでしょwと思います」が、妻に聞くと実際やっているらしいです。人間関係に対して本当に深い洞察を提供してくれます。 | ||||
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本日商品が届きました。ありがとうございます。楽しんで読ませていただきます。 | ||||
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