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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全441件 241~260 13/23ページ
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誰にでも傲慢なところがあること、なおかつ善良の中にも傲慢さがあるということ。 読んでいて自分にも重なる部分がありました。 架と真美はお互い異なる環境で生まれ育ったが2人とも違う形での傲慢と善良さがある。架は外見も中身も優れたゆえにもつ傲慢さ、何不自由なくモテてきたゆえにもつ傲慢さがあったが、その環境のなかでもつ人を疑わない、純粋な善良さももっている。真美は親の言うとおりに育ちそれが善良であると信じて疑わない環境に育ち、自分の意見や考えをもてない、もててないことにも大人になるまで気づかなかった。それが善良、いい子だと疑わなかったが親からの期待や過信などによって生まれる傲慢さがある。違う環境で育った2人の異なる傲慢さと善良さが違う視点からみれてとてもおもしろかった。結婚適齢期で結婚してない人の気持ちや他の人を羨む気持ち、自分の傲慢さなどがリアルに表現されており、その中で気づく大切な気持ちも描かれており面白かったです。 | ||||
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犯罪に巻き込まれてしまったのではないか…そんな緊迫感からスタートしたお話。読み進めるにしたがって、隠された人間性があらわになっていく。 まさに、「傲慢と善良」!タイトル通りの感想です。 | ||||
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なるべく早くお相手を見つけたいと思いました。 | ||||
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読めば読むほど自分を省みて辛くて仕方ないのに、だからこそ、先が気になって最後までしっかり読みました。また何回も読み直す一冊になりそうです。 | ||||
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読み終えたあと 言葉にならない感情が出てきて 汲み取りの問題なのかなんなのか とにかく意図が知りたくて二回読みました。 やはり言葉になりませんw | ||||
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架や真実の行動やその心理が恋愛や結婚を通じて身近に自分にこみあげてくるものと非常に重なるものがあった。それは極めてありふれているけれど、傲慢で卑屈な感情が読み進めていく中でこみあげてくる内容でした。 | ||||
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サンプルを読んで、本編がとても気になりました。 ぜひ購入して読みたいと思います。 | ||||
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もう一回読み返したい。 心配ってなんだ。 傲慢ってなんだ。 善良ってなんだ | ||||
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今まで読んだどんな小説、本よりも深い 不快でもあるのたが、著者の人間洞察力には 感嘆するしかない 大傑作である | ||||
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辻村さんの作品、初めて読みました。細部にわたる描写と絶妙な場面転換で引き込まれました。面白かった。 | ||||
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前々から気になってた本、1か月以上、お気に入りに登録されたままだった。 実は、まだ1/4ぐらいしか読んでません。しかも、徹夜で2冊目。 ちょっと無理してる。でも、どんどん物語の世界に引き込まれてゆく。かなりの取材をしてるのだろう。 私も婚活してた時期がある。相手の女性が、親に言われてしぶしぶ来てるんだろうな、と感じることがある。本気で結婚を考えてるとは思えなかった。この本の場合、男の架のほうが、優柔不断すぎる。傲慢、という言葉が、たびたびでてくる。女にもてるタイプだから、いつでも結婚できると思い込んでる。本命の彼女にたいしても、へたしたら5年、10年待たせるつもりだったのでは。理想の女なんているわけない。それ以上に、自分が何様だって話。そのへんも、想像じゃなく綿密な取材した上なんだろう。 ちょっと厚い本だが、今日、明日中には読み終えるつもりです。 続き あらすじをを全部書くつもりはない。 「傲慢と善良」について、結婚相談所の女主人が述べてる。今どきの人は自己愛が強すぎる。恋愛と結婚はまったく別物なのに。見た目をまず重視する。自分の価値観で相手を決めつける。相手の良いところを見ようとしない。これでは、婚活がうまくゆくわけがない。 「善良」とは、真面目でいい人。でもそういう人ほど婚活には向かない。架の周囲にも,チャラい人間のほうが結婚に成功してる。 世間知らず、無知、自分がない。実は真実自身が、その典型で、職場の飲み会でも、自分が見下してた人から馬鹿にされてることを知る。友達のフォローも、真実ちゃんはいい子だから。30歳過ぎても、小学生なみ、自分では何も決められない。親の引いたレールの上を歩まされてただけの人生。学生時代は、男の人と付き合うことを禁じられてた。いまさら結婚しろと言っても、どうしたらいいのかわからない 結構身につまされる内容だ。 面白い本を期待してると、ちょっと違う。そのへんの自己啓発本より、深い内容です。 まだ半分ほどしか書いてません。あとは最後まで読んでください。 | ||||
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読み終わった後、ちょっと言葉が出なかった。 それはちゃんと物語に一区切りがついた爽やかさと文章の持つ表現力に感動したからだ。 本作では文章中にタイトルにある「傲慢」と「善良」という言葉が頻繁に出てくるが、最初にこれらの言葉に触れた場面ではその意図しているところをはっきり認識することができなかった。しかし、その後頻繁に出てくる中で幾通りもあるその言葉の解釈を通してその輪郭がはっきりしたように思う。 途中重苦しさや憤りを感じる場面もあり、ページを捲る手が止まることもあった。 それと同時に、著者が読者の想像力を促す目的で煮え切らない終わり方にするのではないかと危惧していた。 しかし、この小説はちゃんと物語として結末を用意しており、それもとても鮮やかで写実的な表現を備えていた。私はその結末がとても好きだった。 購入するか迷っている人にはぜひ購入をお勧めしたい。 | ||||
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主人公だけでは無く、登場人物それぞれの 人の感情の動き、感情が動いてからの行動の描写が上手く表現されていてとても引き込まれるものがあり、一晩で一気読みしてしまいました。 | ||||
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二人の人間的成長がとてもよかった。自分自身の傲慢についても考えてしまって刺さりました。 | ||||
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他の方も書かれていますが、朝井リョウさんの解説は秀逸です。そして、全て読み終えてから読んだ方がいいと思います。 傲慢と善良。どちらの側面も持っていたなと振り返るように読み進めました。普段はとどめ仕舞われている心の内側が抉られる。だからつらくてやめようと思っていても気になって前に進む。そんな繰り返しで、あっという間に読み切りました。 きっと忘れられない作品の1つになりそうです。 もともとは息子が買って本棚に仕舞われていた本。 彼は読まなかったそう。いつの日か読んで欲しいと思う。 | ||||
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誰しもがもつ自分への感情と、人に流されてしまうこと。 謙虚に!日本人ならそれが美徳。そう思う一方で誰しもが傲慢さを抱いている。 それは自分を大切にする上では大切。 SNSが発達した現代では特に傲慢さは自分を保つための武器でもある。 しかし、それが結婚を阻む壁になる。 善良さも美徳とされるが、一方で相手に合わせる。自分を主張できないという悩み。 職場で、友達と。目に見えないヒエラルキーのような、比べてしまう気持ちがあるからこそ、苦しいし善良になる。 そんなことを考えさせられる本でした。 本当は誰にも見せたくない傲慢さと善良。だからこそ お互いに傲慢と善良をさらけだしあうことで、お互いをよく知れるのかもしれない。 妻ともそんな関係を築きたいと思わされた。 | ||||
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私は昨日まで婚活をしていました笑。婚活中に感じていた「ピンとこない」の感覚の答えがここにありました。私の境遇はほとんど真美と同じです。真美や架が婚活中に感じていたこともものすごい理解できましたし実際に思っていました。特に見た目が受け入れられなくて断るとっても性格の良い人。他人の容姿を蔑む自分への失望がありました。婚活は内面を映し出す鏡を覗き込むような感覚を伴いました。私からすると架が真美を選んだことがまず奇跡だなと思います。物語の中核のストーカーについても早々に勘付きました。架の女友達が言った言葉もその通りだなと思いました。婚活をした人が読むとすごくえぐられるものがありますが、得られるものが多いです。最後は希望があって良かったです。 | ||||
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登場人物の心情の解像度がとても高いので、自然と、薄々分かってはいた、『自分が自分につけた点数』というものと、読者である自分が向き合わざるを得なくなりました。 それにより、自分の人生が少しでも良い方向に行くと良いのですが。 | ||||
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自分が相手に愛されていると思い込む傲慢な思いと、自分は相手にとって釣り合わないのではないかという自信がない、善良な思い、つまりお互いがお互いを分かってあげようという心の開示をしないと結婚にはたどり着けないのかと思う。だが、お互いのすべてを理解し合うというのは難しい。結婚してからもなかなか分かり合えない部分ってあると思うから。ある程度の妥協というか、相手を許す、認める心の広さがないとだめということだと思うね。話の中に出てくる脇役の方々が実は辻村さんの今までの作品の中の主人公だということがわかって、以前の作品も読んでみたくなりました。 | ||||
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気持ちがリアルで、共感もできるし、ぐさっと刺さりました。 気持ちが見透かされてるようななんとも言えない複雑な感覚にもなりました。 でも希望も感じるし、ただただすごかったです。 | ||||
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