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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 81~100 5/6ページ
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| 知人の紹介で、面白いので読んでみたらで購入 | ||||
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| “自己評価は低いのに自己愛・プライドは高い”、“善人だけど意思がなく決断ができない。うまくいかないと他責的”、“他人を評価、酷評する権利があることを疑わない”というような、現代で、なにか、見え隠れして気になる人の性質を、婚活という場で浮かび上がらせていて、とても面白かった。 しかし、この傲慢と善良というテーマを伝えることと、小説としてのバランスがやや悪い気がした。このテーマを伝えるための材料や語り手となる、結婚相談所の婦人の話しや、過去のお見合い相手の描写、ヒロインの母の描写が長すぎて、ボリュームが大きくなりすぎていると感じた。 そもそも『傲慢』という、婚活や就活において、あなたははたして私に見合うのか、と値踏みしてしまう問題の掘り下げと、『善良』という、意思がないゆえに周りに支配させてしまう、母が悪いのか子が悪いのか問題の掘り下げと、両方あり、さらにミステリーとして警察まで出てきて、なんだかいろいろ込められていて、読みごたえはあるけど、読後が散漫になってしまった感がある。。 一方、そんな傲慢や善良で30代40代まできた主人公たちが、ラストに向かう変化の部分の描写が短くて、唐突に別人ぽくなった感がぬぐえなかった。 現代の人間性を抉りたい部分と、ミステリーや登場人物の成長という物語性の部分が、もう少しこなれていたらよりよかったなあと思う。 | ||||
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| 第一章は何度も読むのを諦めかけました。 ラストはとても美しかった。 | ||||
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| 結婚しても幸せ、しなくても幸せ。 結婚してるから、出産したから偉いとか、世間体が・・・とか、しょうもな。 他人に点数付けて、あんたは何様? 百点じゃなければ、意味がないとか、最初が満点なら、あとは下がるだけじゃん! それで良くて。 自分探しの旅っすか? インドじゃなく、国内。 ボランティアすれば、自己チューな言動に、中二病こじらせ逃げ出した事実が、なかったことになるとでも、お思いですか? ただただ迷惑かけるのが、善良なの? 私は、特別で、なんでもかんでも親が決めたから、いい子だから、・・・選択することを、決断することを怖がっただけでは? さぞかし、いい女なんでしょうね! 相手の男は、グダグダで、私には釣り合わないと。 病んでるね。 あなたが完璧なる人間ではないように、親も、婚活で知り合う男も、みんながそうなんですけど。 呪縛に囚われてない? 私に、相応しい男がいないとか、何様なん? よう、再びプロポーズされましたな。 詐術をもちい、男の気を惹き、ことが露見したら、相手の男が悪いとか悪態ばっかりなのに。 相手に求めるばかりではなく、あなたは相手に、何ができるの? | ||||
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| 前半はミステリーチックで面白い。後半はネタバレからの予定調和。 | ||||
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| プライドと偏見に対しての題名だとは思いますが、登場人物たちの「傲慢」さに比べ真に「善良」と言える人はいなかった印象。 個人的には「あ〜はいはい。あるよね〜。」と言った内容で、ラストは綺麗にまとめ過ぎてて本当にいいの?って気もしましたが、若い人や婚活に上手くいっていない人に刺さるのかも。 母陽子を見ていると林真理子の「下流の宴」を思い出す。 | ||||
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| ストーリー自体はどんどん読み進めたく魅力はあったのですが、最後がなあ。うーん、なんか納得いかないのは、自分が若くないからかなあ。本当に傲慢なのは誰だろうなあとつぶやいてしまった。 | ||||
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| タイトルから期待していた内容とは違うなぁ | ||||
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| 現代の30代男女の婚活事情や人間関係、価値観などが描写されていて、近い世代の自分には興味深い内容だった。 難しい言葉はないけれど、愛に対する各々の気持ちについては没入することができた。 | ||||
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| 読みはじめは、作者の人間の観察力に感心したが、段々、真実と彼女の母親に嫌悪感を覚えた。私は真実のような人は苦手。全て相手まかせのようで歯痒い。被災地に行って開眼、てなのも安易 だ。もっと他の過程で終わって欲しかった。 | ||||
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| ミステリーの登場人物に『真実』という名前はいかがなものだろう。 何度も『しんじつ』と読んでしまい読みづらかった。 | ||||
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| 割と前半が長く、第一部で「まぁ流石にね〜」とはなりました。 ただ、人との付き合い方の言語化が圧巻です。 | ||||
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| イライラしました。 まず、「人生で一番刺さった小説との声、続出」と書かれた帯に惹かれ、購入しましたが想像と違いました。これは「結婚」についての小説でした。 私はどちらかというと真実の姉や、架の女友達のように生きてきたタイプなので読んでいてそんなこともその歳まで気づかなかったの?と思ってしまいました。あと震災を利用するような表現がどうも受け入れられませんでした。 個人的には終わり方としては本当は真実自立エンドのほうが良かったのではないかなと思います。傲慢ってなんでしょう。あの時自分が手放した誰かを手放さないで持ち続けることでしょうか。自分の価値が高いと思い込むことはいけないことでしょうか。私はそうは思いません。過去自分がどんな選択をしようと決定したのは母親ではなく自分です。傲慢でも善良でもそこに意思があり、自分がそれで生きやすかったらいいと思います。人生の責任をとるのは自分です。そういった意味で腑に落ちないなぁと思い、レビューさせていただきました。 | ||||
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| 「ピンとこない」「それは大恋愛」とグサっと来るフレーズもあれば、なぜ結局真実なんだ?普通ダメだろ?と思う点と混在してました。とは言え、一気に読んでしまいましたが^^ | ||||
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| 男性視点の前半は、とても深く描かれていて面白かった。タイトルの傲慢、善良というキーワードに説得力があった。しかし後半の女性視点の部分は、好みの問題もあるとは思うが、共感するのが難しく、傲慢も善良も、前半ほどにはしっくりと描かれていない。帰結も納得できないというか、前半の最後の男性の心理から終末部分にどう繋がるのか、やや飛躍があるように思える。 | ||||
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| 真実やその母親陽子の思考回路・言動に結構イライラします(笑) 身内にこういうタイプの人いるよね~と誰かを思い出しながら読むのもまた楽し。 | ||||
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| 圧巻でした。、婚活小説であり、恋愛小説。 辻村深月先生が読者を殺しにくる文章が堪らない。 結婚相談所の扱いについては確かにそうかもと勉強になりました。 | ||||
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| 1部のストーリーは主人公の架が、真美の失踪をきっかけに真美の過去を知っている人物に会うことで、本当の彼女の正体を知っていき、架自身も自らの婚活や結婚に対する違和感の正体を突きつけられるというもの。 要すれば「現代の婚活や恋愛が上手くいかないのって傲慢さと善良さが邪魔しているからだよね」というのを深く考察されている。 自身も思い当たる点が随所にあって胸が痛くなった。 2部の真美が本当に無理だった。 東北の被災地に行って人と触れ合う内に、自分も見つめ直すことができました。という楽観的なストーリー 中でも真美の架に対する態度が酷すぎる ・勝手に東北に行ったくせに架を呼び出すのは酷すぎる。真美から菓子折りを持って謝まりにいくのが筋だろ。 ・ストーカーの嘘の件も「ごめんね」であっさり。あんなに架に迷惑かけたのに絶対悪いと思ってないだろ。 ・ラスト架に強気なのがとにかくむかつく。あんだけ架は真美のために東奔西走していたのに「架は鈍感だな」って、なんでそんなに強気になれるの? 1部がすごく現代の人にぶっささる素晴らしい物語だったので、なおさら2部がもったいないと思いました。 | ||||
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| 「しんじつ」と読める単語を主人公の名前にしているので、途中で何度も『しんじつ』…あ、違う『まみ』か。となってしまった。紛らわしいので、主人公の名前は真実じゃない方が話に集中できたかも。 | ||||
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| 私自身が地方出身で婚活経験があるため登場人物たちの心理描写には分かる分かる。あーいるいるこんな人。と思うなどしましたが... [ネタバレ] 架がなぜ真美と結婚したのかが不思議でたまらないです。 まず、婚活の段階で架のようにリア充でスペック、ルックスが良ければ30代になっても若くて可愛いコとマッチングするし、消去法でも真美は残らないだろうと思うのです。 真美が誰もが振り返る美人ならわかる。でもどちらかといえばモテてこなかった。スクールカースト上位に属していただろう架と日陰の存在だっただろう真美は中学、高校のクラスメイトなら絶対に交わらなかった。真美が社会人になって変わったかといえばそうでもない。そんな2人に共通する話題って何だったんだろう。一体何が良くて架は真美と付き合ってた?架は真美と会話してて楽しかった?真美に1ミリも魅力を感じないから不思議で不思議で。(現実を突きつけた美奈子グッジョブ) さらに真美の嘘により架や家族を巻き込んでいく。 真実(しんじつ)を知ってしまったら普通ドン引きですよね。元々結婚に乗り気じゃなかったならあの一件は破綻の引き金になりそうなのに架は何を血迷ってしまったんだ... 私がこの物語で一番愛せるのは金居さん。 | ||||
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