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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 61~80 4/6ページ
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日常生活でよくある劣等感や他者との価値観の差に共感できる部分がとてもあり、子育てにおいて親の言動の矛盾もとても考えさせられた。 【ネタバレあり】 しかしながら、婚約者が一貫して責任感のない行動をし続けるのでとても腹立たしくも感じる内容。挙式の準備途中に失踪しキャンセル料が発生するのを理解しているのに関わらず「キャンセルして」の発言。お前が手続きして金払えよと思った人はきっと少なくないはず。他にも書いたらキリがないがとにかく図太い、自分の意思を持つということと無神経、周りに配慮しないというのを履き違えた終わり方で残念。 | ||||
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主人公の真美は最後まで好きになれませんでした。 要するに「察してちゃん」 真美の性格はこの一言で表すことができます。 なんでも人のせい。親をガッカリさせたくないのは、単に揉め事が嫌だから。怒られたくないから。事なかれ主義なだけ。傷つきたくないだけ。悪者になりたくないだけ。 そして大袈裟な芝居を打って、「私は嘘が下手くそ」とか綺麗な言い方で自分を守って。 自分の気持ちを言葉で伝えないツケが回ってきて、挙句にはボランティア。 私はどうもこの、最終的にはボランティアなどをして無償の行為で得られる自己評価の回復という、小説によくある展開が嫌いです。 犯人が逃げる場所はいつも田舎。そこで、当人の身元を深く聞かれず、受け入れてくれる人たちの中で自分探しをする。その流れがどうにも安直に思えてしまうのです。 受け入れる側の土地の人のことを考えてしまう。 自分が婚活をしたことがないから分からないのかもしれませんが、婚活をした人としたことない人で 真美をどう感じるかに差が出そう。 実際、今の婚活市場をふわっと聞いているイメージでいくと、かけるのようなハイスペック男性は35歳実家暮らし派遣社員の真美を選ばない。なのに真美のそういった部分を否定せず、問題視もしないという時点で 十分にかけるはいい男だと思いました。何も反省するところは全くない。 なぜラストに真美がいいと思ったのか、こんな自己中で勝手な女性でいいのか。 ラストそれぞれ別れて、お互いに一人としてしっかり生きていく決断をする方がずっと読後感はよかったです。 ただ「自己評価が低いけど自己愛は強い」というのは、現代の人間全てに言えることで、特にSNSで生活開示をやっている人に当てはまるなあと思いました。 | ||||
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ミステリーでもなく恋愛小説とも感じなかった。これは「こじらせた大人に見える男女が本当の大人になる物語」だと思って読んでた。 「あーあるある、わかるよ」というエピソードや考察が多く、自分のことのようにいた痒さを覚える人は少なくないはず。 婚活中の人や生き方迷子になってる人が読むと良いかもしれない。 | ||||
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ミステリー小説かと思ったらガッツリ婚活指南小説で漫画『たられば娘』を彷彿とさせる、ある意味エグい(ホラーな)内容でした。ヒロインのキャラクター性には正直イライラすることが多々あり、架と真実の組み合わせは現実的にはあり得ないかと思いました。イケメンで高学歴で経営者、気遣いもできてスマートな恋愛強者の架が群馬の恋愛経験0でFラン卒派遣社員35歳普通顔(特段美人という描写はない)の真実とマッチングするとは思えなく、そこはリアリティに欠けました。笑 そこだけ少し少女漫画要素が出てたのが気になりました。真実がアユを上回るような要素が見出さず、架は結局タイミング的に(39歳という遊ぶにもシンドイ年齢に到達した時にたまたま真実と付き合ってたから)彼女にしたのかな?と感じました。真実も架を好きな点は結局スペックと優しさなのかな、という...。大失踪事件を起こした後にこんなアッサリエンドなのかと、拍子抜けでした。 | ||||
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男女が結婚相手を選ぶ際の心理描写がリアルに描かれています。 学生時代に出会った人や元々付き合っていた人と適齢期に結婚しておけばいいのに、 婚期を逃して決断しないでいるととどんなことになるのか、私の周りにいる人々を描いているようでリアルです。 毒親と「いい子」の共依存関係の描写も「あ~、こういう親子いそう…」という感じで読めます。 私には、男性主人公パートは面白かったですが、女性主人公パートはいまいちでした。 おそらく私が、この物語に出てくる「男性主人公と親しい女友達」や「女性主人公の姉」のように、我が強く、毒親がいたら反抗するタイプの人間であるためでしょう。 読んでいてわからなかったのは、なぜとんでもない理由で女性主人公が失踪したのに、男性主人公があえて最後の選択を「そうした」のかです。男性主人公が最後の選択をした「理由」の心理描写がほしかったです。私なら女性主人公が地雷女すぎて男性主人公の最後の選択はしないです笑 婚活や毒親界隈のトピックで物語を楽しみたい人に読んでみることをお勧めします。 | ||||
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そんなに魅力がないように描かれている彼女に、主人公はどうしてそれほど執着するのか?わからなかったです。 | ||||
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物語に引き込まれずほんの数ページで魅力がなくなってきた。 読まないかもしれない。 【続き】 100ページくらいから登場人物の特徴がいろいろ見えてきて最後まで読みました。 結構よかったかも。 | ||||
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辻村水月さんはこの世代も書くのか…と思って読みました。自分には接点が少ない世代の思考や行動が不可解で新鮮でした。 | ||||
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前半、ヒロインがどうしても好きになれなかった。口の悪い意地悪は女友達の苛立ちも何となくわかるくらい。しかし後半、彼女は変わったね。ちょうど蛹が蝶になるように。だからこそ、本当の意味で彼と対峙できたのだと思う。けれどまあ今回は、登場人物がそこまで好きになれなかったので星は3つです。ごめんなさい。 | ||||
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婚期のレールに乗り遅れると こんなにも男女とも苦悩するのかと ひしひしと伝わってきました 結末はなんだ…という感じで こんな流れでは幸せにならないと 余計なお世話心が入りました | ||||
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サイド部分に汚れがあったのが少し気になりました。ちょうど手の当たる部分なもんで。 | ||||
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知人の紹介で、面白いので読んでみたらで購入 | ||||
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“自己評価は低いのに自己愛・プライドは高い”、“善人だけど意思がなく決断ができない。うまくいかないと他責的”、“他人を評価、酷評する権利があることを疑わない”というような、現代で、なにか、見え隠れして気になる人の性質を、婚活という場で浮かび上がらせていて、とても面白かった。 しかし、この傲慢と善良というテーマを伝えることと、小説としてのバランスがやや悪い気がした。このテーマを伝えるための材料や語り手となる、結婚相談所の婦人の話しや、過去のお見合い相手の描写、ヒロインの母の描写が長すぎて、ボリュームが大きくなりすぎていると感じた。 そもそも『傲慢』という、婚活や就活において、あなたははたして私に見合うのか、と値踏みしてしまう問題の掘り下げと、『善良』という、意思がないゆえに周りに支配させてしまう、母が悪いのか子が悪いのか問題の掘り下げと、両方あり、さらにミステリーとして警察まで出てきて、なんだかいろいろ込められていて、読みごたえはあるけど、読後が散漫になってしまった感がある。。 一方、そんな傲慢や善良で30代40代まできた主人公たちが、ラストに向かう変化の部分の描写が短くて、唐突に別人ぽくなった感がぬぐえなかった。 現代の人間性を抉りたい部分と、ミステリーや登場人物の成長という物語性の部分が、もう少しこなれていたらよりよかったなあと思う。 | ||||
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第一章は何度も読むのを諦めかけました。 ラストはとても美しかった。 | ||||
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結婚しても幸せ、しなくても幸せ。 結婚してるから、出産したから偉いとか、世間体が・・・とか、しょうもな。 他人に点数付けて、あんたは何様? 百点じゃなければ、意味がないとか、最初が満点なら、あとは下がるだけじゃん! それで良くて。 自分探しの旅っすか? インドじゃなく、国内。 ボランティアすれば、自己チューな言動に、中二病こじらせ逃げ出した事実が、なかったことになるとでも、お思いですか? ただただ迷惑かけるのが、善良なの? 私は、特別で、なんでもかんでも親が決めたから、いい子だから、・・・選択することを、決断することを怖がっただけでは? さぞかし、いい女なんでしょうね! 相手の男は、グダグダで、私には釣り合わないと。 病んでるね。 あなたが完璧なる人間ではないように、親も、婚活で知り合う男も、みんながそうなんですけど。 呪縛に囚われてない? 私に、相応しい男がいないとか、何様なん? よう、再びプロポーズされましたな。 詐術をもちい、男の気を惹き、ことが露見したら、相手の男が悪いとか悪態ばっかりなのに。 相手に求めるばかりではなく、あなたは相手に、何ができるの? | ||||
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前半はミステリーチックで面白い。後半はネタバレからの予定調和。 | ||||
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プライドと偏見に対しての題名だとは思いますが、登場人物たちの「傲慢」さに比べ真に「善良」と言える人はいなかった印象。 個人的には「あ〜はいはい。あるよね〜。」と言った内容で、ラストは綺麗にまとめ過ぎてて本当にいいの?って気もしましたが、若い人や婚活に上手くいっていない人に刺さるのかも。 母陽子を見ていると林真理子の「下流の宴」を思い出す。 | ||||
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ストーリー自体はどんどん読み進めたく魅力はあったのですが、最後がなあ。うーん、なんか納得いかないのは、自分が若くないからかなあ。本当に傲慢なのは誰だろうなあとつぶやいてしまった。 | ||||
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タイトルから期待していた内容とは違うなぁ | ||||
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現代の30代男女の婚活事情や人間関係、価値観などが描写されていて、近い世代の自分には興味深い内容だった。 難しい言葉はないけれど、愛に対する各々の気持ちについては没入することができた。 | ||||
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