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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全226件 141~160 8/12ページ
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日焼けしてました。 作品はすごく良かったです。 | ||||
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女性目線で婚活の苦労が語られるあたり、とても退屈だし、凡庸で醜悪だとさえ思えた。 最初はストーカーに会ってかわいそうだと思っていたのだが。 恋愛、恋愛という人たちは、お見合いで出会う人を、顔だけで判断している。そして、お見合い結婚は理想の人に会えない!という。要するに、イケメンに。 婚活は妥協、結婚は恋愛とは違う、と言う人は顔以外の、条件面をよく見ろ、と言う。 恋愛は、自然発生的であり、婚活は決断を迫られる。 恋愛でも婚活でも、良い出会いで最高の伴侶に出会えることはある。運でしかないのかもしれない。 そんなことをつらつら考えた。 どんな人間が、素敵に見えるのか? ということも考えた。見た目がよくて、性格も明るくて、友達がいて。 男女ともそういう人が、よく見えるだろう。 加えて、バイタリティー、という言葉が頭に浮かんだ。 仕事をする意欲、さまざまな趣味にチャレンジしたり、友達と飲みに行ったり。仕事も、私生活も楽しんでいる人。 そんなに万能である人はなかなかおらず、仕事がうまく行かなかったりとか、何にも挑戦せず凡庸に甘んじている人も多い。 実際以上に、ハツラツとしてる、みたいな印象を人に与えようとみんなするだろうし、本当はダラダラ暮らしているのであればそんな嘘は時期見破られるだろう。 主人公は、親に依存して30代になった女性と、もうすぐ40歳になろうとする独身貴族。 決して美しくはない、現実を突きつけられ続ける本書は、婚活という言葉が、なんだろう、自分本意で、グロテスクなものに感じられるが、単に人生の伴侶を探す…と考えると、本当に長い時間を一緒にいる大切と思える人間に出会うのはなかなか大変なことだろうと思う。 最後2人が結婚したことには驚いた。 架は、女の子の行動力に惚れたのだろうか? それとも、もう、ここしかないんだよ!という脅迫観念? 全ての人に、難色を示されるような結婚に向かっていく2人は、似たもの同士ということなんだろうか。 ボランティアは、現代の出家システムか。 | ||||
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【ストーリー】 綺麗にまとまっていたとは思います。ただ、ベストセラーとのことでハードルがやや上がっており、肩書きのわりにはイマイチという評価です。 “とにかく全編に渡り、ありがちで当たり前な事がいちいち仰々しく書いてある。 加えて展開が遅く、同じ場面のままグダグダ会話&心理描写がシツコイ。“ テンポは全体的に遅く、会話や心理描写が多いです。 本文庫は500ページありますが、300ページほどは何も起こりません。この話はどこに向かってるんだ?そんな不安にも似た期待感は楽しめました。 正直な話、200ページ程度でも同程度の内容にまとめられたのではないかと思います。連載されていたものですから、ページの水増しのようにも感じるやもしれません。 “読み終わって読後感の悪さが残りました。” 私も同感です。なんだろうこのモヤモヤした気持ちは?といった具合です。 こればかりは読み手次第ですから、気になる方は是非手に取ってみて下さい。 【心理描写とキャラクターについて】 心理描写を評価されている側面もありますが、正直なところくどい表現が多く濃厚、重厚とはとてもじゃないが言えない。それに、心理描写というよりは、登場人物が極端な偏見を語っているようなものでした。 誰も他人のことを考えないし思いやらない。正直、同じ人間とは思えないとさえ感じました。 “重厚な心理描写が読み応えがある。“ 心理描写は多く、そして長く表現されているので読み応えと言いますが・・・ボリュームはあります。 ただ、人間の欲って言語化できないほどドロッとしたものだと思うのです。文章で明確に表現しようとしたあまり、キャラクターの精神部分が見られず作られた人達みたいな印象でした。 みなが悟ったように自分の心情を明確に理解しており、それでいて傲慢。 しかし、最後に登場するキャラクター達は良かったです。無駄な心理描写がなく、この人たちはどんな人なんだろうと自然と気になる。 生きてる人たちのように思えました。 【総評】 どんな本だったのかと聞かれたら、 ミステリーっぽい雰囲気を醸し出しながら、道中何もなく最後に「は、はぁ。」と肩透かしを食らう作品。 面白くない訳ではないです。 | ||||
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婚約者の彼の前の彼女は、若く美しく明るい100点の人 それにくらべ 次の婚約者である私は おとなしくて 暗く自主的でもない ある日 彼が自分の事を70点位に思っていることを知ってしまう。「じゃあ 私のと結婚は妥協なのね」と ありもしないストーカー事件をでっち上げて 失踪してしまう。 個人的には 式の準備も両家の挨拶も終わった状態で失踪とは 全く信じられない女性ですね、 結婚しても 自分の思い通りにいけなければまた 失踪する事が予想されます。 私はこのような女性とは決して結婚しないでしょう。 | ||||
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最初の伏線で最後どうなるのかーわかってしまった。キャラクターの心情を深く描いた作品であるだった。 | ||||
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物語の構成自体は至極単純だが、読者を飽きさせないように工夫され、内容を薄く引き伸ばし且つ娯楽として成立させる技術は素晴らしいと思いました。 ただ、内容がとにかく薄いうえに、登場人物が劇画チックに誇張されているのでリアリティが感じられず、イマイチ感情移入できない。 作者の人生観なのかなんなのか、心理描写に挟ませる教説のようなものが、いちいちクドいので読んでいて辛くなる。 全てを言葉にするくらいなら小説である必要なんてない。男女の恋愛観や婚活の実態やらなにやら、そこら辺に転がってるエッセイか何かを読めばそれで良いと思う。 | ||||
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またこのパターンか、と序盤から不安に思ってはいたものの、訝しんだ気持ちを覆されることのないまま読了。 本作もそうなのだが、婚活や無意識下での他者への価値付けといったものをはじめ、現代的な問題を扱う小説は大量に世に出ているが、多くがそれら諸問題を整理して冗長に羅列するだけの「解説書」になってしまいってる。 そして、普段から自分の経験や見聞きする出来事を一定レベル以上で言語化して整理・理解しているタイプの人間にとって、その解説書を延々と読まされることは「当たり前に理解していることを仰々しく説明される」という苦痛以外の何ものでもない。 一方、物事を何となくの感覚として放置していて、誰かに簡略な言語化をしてもらわなければ考えられない、考えたくない、というタイプの人間にとっては「素晴らしい言語化」「刺さった」という評価になるのだろう。 小説に解説書としての要素を入れ込んでしまうと、余程の筆力がない限りどうしても登場人物の思考や動きは極端で不自然なものになっていくし、物語も白けた展開にならざるを得ない。本作はそうした実在性の無さが違和感として大きすぎ、主人公2人への感情移入が極めて難しい。婚活という広いテーマを扱った割に局所的な設定の2人を主人公に据えたことが不味かったように思える。 唯一の救いは、ミステリー形式をとったことで、ひとまずタネ明かしまでは読もうか、と何とか頁を捲らせてくれる点だろうか。結末も「結婚は二人のものである」と、安易ではあるが自立の物語としては納得する形に収まっている。 やはり、小説は物語や登場人物の思考や関わりを通して、新しい視点や作者の思想を読者に届けていくものであって欲しい。言葉だけで世界や人の心を紡ぐのが小説なのだから、解説書のような無粋なことをする必要はない。 皮肉も込めて「人によって評価の変わる作品」だとしておきます。 | ||||
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真実の言動(主にストーカー云々から)に共感出来るか、同情できるか、好きになれるかで分かれる作品と思いました。生い立ち含めこういう人間になってしまった経緯等、理解出来る箇所は確かにあります。ただ、私は後半のストーカーの話以降、もっと言うと架の女友達が暴露して以降、真実に吐き気がする程の嫌悪感を抱いたので、読んでいてキツかったです。真実編に入りどうなるかと思っていましたが、この嫌悪感が無くなったり共感出来たり好意的な感情に転じる事も無かったです。大嘘吐いて周りを振り回し、バレたら逃げてまた迷惑かけて…。自分本位過ぎて、周りが大変過ぎてもう…。架はこんなクズ女で本当に良いのか?婚活で疲れ切ってしまい麻痺しているのか?私は女性ですが、何一つ共感も同情も出来ず終わってしまいました。最後別れてくれたらどんなにスッキリしたか…。 ですがこの作家さんはクセの無い文章で読みやすかったので、そこはとても好印象です。購入したものの3年程放置してしまっている鏡の孤城を、このままの勢いで読もうと思わせてくれたので感謝しています。こちらの作品は私には合いませんでしたが、次に期待したいです。 | ||||
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とにかく全編に渡り、ありがちで当たり前な事がいちいち仰々しく書いてある。 加えて展開が遅く、同じ場面のままグダグダ会話&心理描写がシツコイ。 ミステリー仕立てなら、もうちょっとテンポ考えないと。 明らかに若い世代向けで、人生の機微が分かっている大人の鑑賞には、耐えられないクオリティと言わざるを得ない。 | ||||
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何にも刺さらない人もいますよ。 | ||||
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おもったほど、感動しなかった | ||||
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ベストセラーでしたので、初めてこの作者の本を読みましたが、残念ながら登場人物には共感ができませんでした。 以下ネタバレ注意! 主人公の男(39歳)は高学歴、BMW所有、オシャレでイケメンな自営業の社長である。さらに学生時代からもモテモテで元カノが美人で、現在もたくさんのハイスペックな派手な女友達と頻繁に飲み会をするという人物造形がチャラすぎて、彼が与えられた「婚約者が失踪しても諦めずに何か月も探し回る」という誠実な役回りとキャラクターが結びつかない。物語の出だしから頭の中にはてなマーク(?)が連発した。しかも失踪したのは33歳まで恋愛経験ゼロのモテない箱入り娘(35歳)とは、大人版の少女漫画かい! 婚約者を探す過程で結婚相談所の仲人のおばさんから現代人の「傲慢と善良」の説教を受けるが、これも山本周五郎の「日本婦道記」並みの昭和初期感丸出しの説教なので令和なのにまだ結婚が大前提のストーリーが世間(おそらく女性たち)ではヒットしているんだなとある意味感心した。 個人的には物語の最後はエピローグはないほうが良い。むしろ箱入り娘が婚約解消して、結婚の呪縛から解放されたことで、真に自由な大人の女性として自立し再出発するほうが読後感は清々しかった。まぁ大半の読者層である女性たちに寄り添って、大体の女性作家だと駆け込み結婚を救いとしてとりあえずのハッピーエンドを用意しています。 さいごの解説は、社会の同調圧力が個人の選択に影響しているので本当の意味で個人の選択とはどこまで個人が意識したものであるかはわからないと申し訳程度に感想を述べていたがそれでは物語同様に薄っぺらい。例えばレヴィストロースの構造主義を引用して家族構成に触れて社会のなかで個人はどんな無意識の選択をさせられているのかなど一般読者の読後のモヤモヤを解消するための学術的なヒントぐらいは準備しないと解説としては厳しいぜ。 | ||||
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30も中盤にさしかかった親の価値観に支配された自己愛の強い女と、40間近のイケオジが婚活で出会った話。 まず登場人物に感情移入ができない。 私は既婚の30前半だが、主人公(イケオジ)の周りにいる女友達やらの会話が幼すぎて(まるでスタバに居座るJKの会話を聞いているよう)で全く共感できなかった。 この真実とかいう女も自分勝手で、強い自己愛を持った悲劇のヒロイン気取りで作品内で「良い子」 「律儀」と言われる度に違和感があった。 どうやらこの作品に共鳴している人が数多くいるようだが、こんな小さな世界に感動できるのが心の底から羨ましい。 凍りのクジラで好きになった作者だが、とても残念だ。 35を越えた女がちゃん付けされたり、とにかく距離感が「近いわ」 と思う方々で登場人物が構成されているので、そういう価値観で生きている人には刺さるのかもね笑 | ||||
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今、150頁です。 もう止めようかな。。。 途中で止める事は滅多にしません。ですが、思考・感性・経験・価値観があまりにも違いすぎて、かつそれが一般論かのように書かれているところがまた厳しいです。 | ||||
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読み通そうとしたが、なんか、なんでやねん?が多すぎて… | ||||
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きっと若い女性はこの手の話が好きなんだろうと思いながら、読んでいた。 冗長の展開なので、読了には時間がかかった。 傲慢はともかく、自分は善良なんて単語を今まで生きて日常的に使ったことがない。 難しい表現するなーと思ったけど、若い女性はあーだこーだいいながらこの手の言い回しが好きなんだろうなと思いました。 | ||||
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丁寧に書きすぎというか、まわりくどい。どうでもいい文章が多い気がします。かがみの孤城も読んでてすごく退屈だったので合わないんだろうな | ||||
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前半は架パート。後半は真実といった構成。 Amazonのレビューが高くて読了しましたが、久しぶりに読むのが億劫になる本でした。後半は速読してしまいました。 まず500ページもいるのかという内容。タイトルの傲慢と善良は確かに自分にも存在していて、読み進めていく内にそれが自分自身にもリンクしていく感覚は不思議でした。 婚活についても考えさせられるし、アプリであうのも珍しくない中、あーあるよなと共感は出来ます。 話の展開は終始遅く、衝撃的な展開もあまりないので、そういうのを期待してる人はがっかりすると思います。 話題作ではありますが、他をおすすめします。 あ、朝井リョウさんの解説がすごいです。 | ||||
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物語に登場する小野里夫人の発言にあるように、結婚し子どもをもうけるのが当然で、婚活は若いうちにするのが賢いという価値観が貫かれ、それ以外の生き方をしている人が登場しないのはわざとなのかもしれないけれど、さすがに極端すぎると思った。でも、婚活するというのはそういう価値観の中に飛び込むってことなのかな。それと、よく言われる「スペック」のように数値化できるところじゃなくて、一緒にいる時間が楽しいとかしんどいってのは間違いなくあるので、それをピンと来ないっていうのは仕方ないのではと思った。 このヒロインはこうやって生きてきて、結婚しないことにはこの先の人生も厳しそうだから結末はこんな感じしかないのかもしれないけど、まずは自分の足で立たないことには何も始まらないんじゃないだろうか? | ||||
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ビックリした。テーマがチンケ過ぎて。 今風に言うと「マウント」ですか。相手を値踏みしたり、相手を貶したり、相手を否定的に評価する事でしか自己の精神を健康に保てない人達。そんな人達を描いた作品です。 登場人物のキャラ設定やセリフまわしが非常に浅薄で、中学生が書いた文章かな?と思うレベルです。前半部分で読むのが苦痛になりましたが、我慢して最後まで読みました。 とても不快な読後感に襲われました。 なぜ本作がベストセラーなのか?私には理解出来ませんでした。 もしかして…、 世の中にはマウント好きな人が多く、そんな彼等彼女等が本作に激しく共感するのかな? | ||||
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