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そして、バトンは渡された
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そして、バトンは渡されたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全330件 201~220 11/17ページ
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本屋大賞受賞作品。人に勧められて読みました。 重たそうな設定ですが、内容は基本的に明るいです。 ところどころにグッと来る言葉がありました。 親の立場で読むか、子の立場で読むかでも作品の印象、感想が変わりそうな作品です。 | ||||
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主人公には、5人の父と母がいる。 ① 実の父 ② 3歳で亡くなった実母 ③ 小2で父が再婚した養母。小5の頃に両親が離婚し、血の繋がらない養母に引き取られる。 ④ 中学生の時、養母が再婚した相手の養父。養母はすぐ別居し、そのまま養父に育てられる。 ⑤ 高校生になる頃には養母が再々婚、そして離婚。今は森宮さんという、血のつながらない養父と一緒に暮らしている。 もし大人の男女の恋愛や結婚ならば、付き合ったり別れたりする事は、当人達の裁量で決められる。しかし子供は、そうはいかない。大人なしには生きられない。親が離婚したって再婚したって、誰かに頼って生きていくしかない。 本書では、森宮さんと暮らす現在の高校生活と、以前の親と過ごした時間とを、行ったり来たりしながら、家族の適度な距離感を描く。成長するにつれて変わる、適度な距離。血の繋がらない他人だけど親子という、適度な距離。 ラストは涙ぼろぼろ。カフェで晩御飯を食べながら読んでいたら涙が止まらなくて、周りの人に見られてしまった。 | ||||
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お金でも手紙の数でもなく、森宮さんにしかない父親としての存在が心を掴みました。 | ||||
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期待通りの内容で面白かったです! | ||||
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母親が二人、父親が三人というとすごい家庭環境ですが、暗さは感じさせず面白く読めました。今のお父さんのキャラがいい感じたからでしょう。高校時代を中心に幼い頃から大人になるまでの青春物語そして人間ていいな物語です。 | ||||
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五人の父と母というフレーズを見たときは、 主人公の女子高生がグレてどう公正するかといったよくある展開と想像しておりましたが違いました。 冷静に変わりゆく両親のいいところを見つけて前向きに生きていく話しの展開、読んでて前向きになれます。 波乱万丈のストーリーはこんな書き方があったのかと勉強になりました。 | ||||
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面白くは愛読しました。 | ||||
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私は話の内容があまり重すぎると、心まで暗くなって読むのが辛くなるので、ライトノベルと評されていますが、個人的にはちょうど良い重さ(軽さ?)でした。 ブラジルにいる(らしい)実の父親から、手紙が来ないことに少し違和感がありましたが、終盤で伏線は回収され、私は涙が止まりませんでした。とても心が震えて、読んで良かったです。 最後のバトンは、私がこうなるといいなと願っていた相手に渡って、大満足でした。 登場人物が増えると混乱してくる容量の足りない私には、主な登場人物が帯に書かれていたのも分かりやすくて助かりました。 | ||||
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これからの家族の繋がり方を考えさせられるいい一冊です。 自分が主人公なら?主人公の親なら?と感情移入してしまい、こころがギュッとなることが多く久々に読み終えたときに力が抜けました。 | ||||
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自分の人生と似た所もあり、 とてもいいストーリーでした。 | ||||
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血の繋がらない親と暮らす主人公とその親"たち"は普通の家族はどうだろうかと考える。その姿ははたからみれば、実はどの家庭よりも家族らしいと思える。家族でいるのは日常を過ごせばいいだけという簡単なことであるも、何かのきっかけでとたんに離れてしまう。一見深刻なテーマであるけど、話は淡々と流れて森宮さんというキャラクターが滑稽で愛おしい。優しい喜劇の物語。 | ||||
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この本の読了後の印象は、とにかく優しさにあふれる本です。読み始めは主人公の家族構成の複雑さから重たい内容を覚悟したのですが、読み進めるとあまりにも淡々と話が良い方向に良い方向にに進んでいくので拍子抜けしてしまいました。 ざっくりとした内容は、登場人物のほとんどすべてが主人公に対し優しく、愛情深く、常識を持って接してくれたおかげで、主人公もその愛情を受け入れ常識的な親思いの素直な子に育っていき、最後に皆に祝福され幸せに結婚しましたというものです。この内容なら、そんな複雑な家族構成にする必要ないと思います。家族の距離感に焦点を当てたかったのなら、父親の個性をそれぞれもう少し変えたほうが良かったと思います。 自分みたいにひねくれたものには、小学生の時に読んだ道徳教本のようなうさん臭さを感じますが、もしかすると自分が知らないだけで、現代の日本にはこのような桃源郷のような世界が存在するのかもしれません。 まあ、ネガティブに振られる場面がほとんどないので、いやな読後感が残ることはありません。例えるなら(悪いことがほとんど起こらない)おとぎ話のようなものなので、大抵の人は抵抗感なく読め、最後に主人公を祝福してあげることができると思います。 (ただ、子を持つ親の感情からすると、あんなに愛情深い実の父親があっさり子供を手放すということに関しては、強い違和感を感じました。これが実の母親という設定ならば、ほとんどの人が拒絶反応を示すのではないでしょうか。) | ||||
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主人公は著者なのか?気になるところです。 | ||||
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本の概要(実の母に死なれ次々に代わる親)と本屋大賞があいまって、普段は"物語''を読まない、自分の生い立ちだの生きづらさだの「苦しい」を重ねる層が読んでしまい辛口評価になってるんでしょうが、これはおとぎ話というか物語なので、現実的にどうのだの云々を言う人は本を"物語"を読まないほうがいいのでは?と思います。 パラパラ見るつもりが、文章がこなれていて上手いせいもあり、つい真剣に続きか気になり読了。 平和で淡々とした文体なのにどこか油断させない。平和の下にある本当の家族ではないという不安定さが話のベースだからだ。現代のおとぎ話。 人と人の関係は家族、恋人、友達という名前の元で存在しているのが分かる。 繋がるには理由が必要。 何でもない2人(優子と森宮さん)が繋がる為に必死に親子という名前にしがみついていたように見えた。 終わる恋愛や夫婦の形ではなく永遠に終わらぬ家族(親子)を選んだ永遠の愛のように。個人的にはある種の森宮さんの究極の愛という読後感。 | ||||
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薄っぺらいとか、現実味が無いとか、イジメはもっと酷いのに とか、、、リアリティを求めているなら、ドキュメンタリーとか ノンフィクションを読めばいいのに・笑 これは あくまでも小説、お話なのだから。 多少「ん?」と感じる設定があるにせよ、私自身は十分楽しんで読めました。 実の子供を虐待したおして殺してしまう親が 現実に居る日本で、こんな風に 「血は繋がらないけれど家族になれる」お話があったっていいじゃない? そして、私自身 もう成人した息子が居るけれど、実子だけれど、ここまで深く愛せていたかな、と思い返してもみたり。 良い本でしたよ。 | ||||
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この物語を一言でいうとすると、できすぎ君である。 主人公・親になる人たちや隣人ができすぎであり、心底うらやましいかぎりである。 ただ、このできすぎ君たちがつぎつぎに現れるのは、主人公優子の性格ゆえの事で あるならば、この主人公がすばらしい性格の持ち主であるということ。。。 実際、主人公がちょっとしたきっかけで友達に無視される場面が出てくるが、その 場面のかわし方には、この主人公の裁量が一番生かされていた場面ではなかろうか。 とても共感できた。 常に愛されてるとはいえ、月末には近所のひとからパンの耳をもらう生活だった時も あるのに、この冷静さ・・・ 施設に入るおばあさんに20万円もらったのにそれを使わないでいられる精神がわからない。 仙人である・・・ 良い人のまわりには良い人は集まるという言いたとえ。 良い人のバトンは良い人に渡されるのだと思った。 親??そんなものはどうでもいい 性格がいいか悪いかである。 | ||||
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瀬尾まいこさんか描く、食卓を囲む(はさむ)家族の会話がとても好きです。とても現代的でリアリティがあって、食べてるものも美味しそうで、さらに愛があって! クライマックスを通勤ラッシュの車内で読んだのですが、落涙を止めることができず、かといって読む手も止められず笑 一気に駆け読んでしまいました。最後に渡された「バトン」がとにかく感動的で、いつか自分も親の立場であの「バトン」を渡す日が来るのかと想像し、また涙がこぼれてしまいました。 | ||||
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ラストに向けて一気に読み終えてしまった。そして、読み終えたあとは、とても幸せな父親気分です。 | ||||
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よかった | ||||
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あらすじ 主人公は森宮優子という17歳の女子高生。 父親が3人、母親が2人いる。 17年の間に、家族の形態が7回も変わってゆく物語。 とても読みやすく、すらすらと読めました。 1番心にきた森宮さん(最後の父)の言葉。 「自分じゃない誰かのために毎日費やすのって、こんなに意味をもたらしてくれるものなんだって知った。」 どの親からも愛されたそんな主人公。どうしてそんなに愛されるのか、考えさせられました。 読んでいて、主人公はこんな特徴があると思いました。 ・周りに流されない ・批判しない ・人の行動を受け入れる ・結果の受け止めがしっかりできる 挙げてみると、素敵な性格の持ち主ですね。自分も話したら好きになりそう笑 自分も主人公みたいに、今より多くの人に愛される人間になりたいと思えた、そんな素敵な本でした^^ | ||||
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