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悲願花



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【この小説が収録されている参考書籍】
悲願花
悲願花 (小学館文庫 し 23-1)

悲願花の評価: 3.33/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

「闇にかおる嘘」並みの筆致ではなかった。

ジャンルは違うけれど「闇にかおる~」でこの著者を知り、小さなどんでん返しのあとに、本当にアッと驚く大どんでん返しにヤラレタのが気に入り、今回も下村さんの読んだ。
確かに序盤、楽しいはずの遊園地を素直に楽しめない、何か裏があるのではという不穏さ、切なさは読んでいて本当に苦しくなるシーンでした。
が、一家心中の生き残りの主人公がその後「心中を行った側」に接触してからの展開はあまり印象に残らなかった。主人公の苦悩や恨みつらみも伝わっては来るが、「で、だからどうしたいの」「一般論に置き換えてばかりで」自分の主張や行動があまりはっきりしなかったのが原因かな、と思った。
今後下村さんの作品をいろいろ読んでみようと思うが、本作品はあまり印象には残らなかったかも。
悲願花Amazon書評・レビュー:悲願花より
4093865302
No.1:
(2pt)

期待外れ

下村敦史さんの書き方が好きなのですが、今回は「被害者」と「加害者」のお話。

今回の主人公に一切感情移入が出来なかった。
下村さんはちょっと思い込みの激しい主人公が割と多いと思う。それでも苦悩や葛藤を描いていくから先の展開を楽しみに読んでいました。

でも今回の主人公は、「私は不幸」を前面に押し出し、相手のことを何一つ考えていないように思え、自己憐憫に浸った押し付けが強かったです。
好きな作家さんだけに残念でした。
悲願花Amazon書評・レビュー:悲願花より
4093865302

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