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昭和少女探偵團



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【この小説が収録されている参考書籍】
昭和少女探偵團 (新潮文庫)

昭和少女探偵團の評価: 4.25/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

話の広げ方は巧いが読みづらい部分も多い

一人の女学生が持て余していた春の退屈が,小さな謎をきっかけににわかに騒ぎ出し,
女学校から町,さらに外へと,少しずつ広がっていく様子は巧い話運びに感じられます.
また,金融恐慌や世界大戦など史実をはじめ,過渡期だった服飾文化にも触れられており,
明るいものばかりではありませんが,遠い昭和初期の雰囲気が自然と伝わってくるようです.

その一方で視点変更が唐突で戸惑ったり,誰の台詞なのかがわかりづらかったのも確か.
また,三人に少女探偵たちも中心がハッキリせず,探偵団の結成を持ち掛けた少女なのか,
頭脳の中心を担う少女なのか,わかりやすいキャラ付けはされていますが抜けた印象はなく,
エピローグも「え,彼女?」と,その意図も含めてピンとは来なかったのが正直なところです.

あと,新入りさんを含め,彼女たちに覗く一つの『法則』は果たして偶然なのでしょうか?
昭和少女探偵團 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:昭和少女探偵團 (新潮文庫)より
4101801428

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